SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2020:チャンピオンズC、ステイヤーズS、チャレンジC

広告

今週はダートの頂上決戦チャンピオンズC。さらにステイヤー最強馬決定戦のステイヤーズSに芝の2000m戦のチャレンジCと多彩な重賞三鞍。
今週から中山と中京が開催し引き続きの阪神開催に加えて三場開催となります。

平場では、日曜中山3Rの未勝利戦にPOG馬レーヴドモンドが鞍上丸山JKで出走予定。
前走が9月の中山芝1200m戦と今回と同条件なことから、前走の大敗もあって人気にはならなさそうですが頑張って欲しい一頭です。

チャンピオンズC

海外レース以外では負けなしのクリソベリルが圧倒的な一番人気必至のレース。中京ダート1800m戦ということを考えても去年ゴールドドリームとの接戦を制したその実力はやはり一番のように思えます。

去年一番人気に推されるもクビ差でクリソベリルに惜敗したゴールドドリームは年齢もあってか前哨戦のマイルチャンピオンシップ南部杯で六着と掲示板を外しています。叩き二走目とはいえ年齢的に上積みも難しいところで他の実力馬よろちょっと落ちる印象が否めない所ではあります。

そうなると一歳下の世代のサンライズノヴァのほうがいいのかなぁと思うところも。
近走はある程度前で競馬出来ることもあってレース振りに安定感が増しています。ただ、マイルチャンピオンシップ南部杯は四着、ここはちょっと気に掛かるところ。ん?なんかゴールドアリュール産駒の話を三頭続けてしまいました。

ゴールドドリームやサンライズノヴァ相手に今年のマイルチャンピオンシップ南部杯勝利のアルクトス、去年サンライズノヴァの二着でGIに手が届かなかったリベンジを今年果たしています。それまでのステップはそれほどではなかったにしろ、海外遠征が出来なかった今年は国内戦に集中する実力馬が多く、強豪揃いと言えそうな南部杯制覇は評価できそうな気がします。

そして前走みやこSでダート重賞初勝利を飾ったクリンチャーも順調なように思えます。ダート転戦後のレースでは大崩れしておらず、芝レースで発揮していたスピードを遺憾なく発揮して活躍しています。
芝からの転戦組ってこのクリンチャーや去年八着のタイムフライヤー以外にもまだ底が見えない印象のあるエアアルマスとか、エアスピネルとか、今年いきなりダートGI制覇のモズアスコットとか、去年のチャンピオンズC以降に転戦してきた実力馬が何頭も今年出走しているので、なんとなく気になっています。一頭くらい入着ありそうな気がして。引退レースとなるモズアスコットが最後の最後に、なんて。

あとはジャパンカップから連闘で出走のヨシオ。ジャパンカップ出走は話題になりましたが、果敢に連闘でチャンピオンズC出走という古豪。ゴールドドリームと同い年。思えばエアスピネルも同い年。入着は厳しいかもしれないけど頑張る姿は注目しておきたいと思います。

おっと、忘れていました。
三歳馬カフェファラオ。ジャパンダートダービーこそ七着大敗ですが力の要る大井の馬場が合わなかった印象、実際中京シリウスSでは古馬と初対戦でも圧勝と言える内容でした。
中京1900m戦のシリウスSを勝利した内容はよく、ここはクリソベリルの対抗一番手に期待されそうです。

ステイヤーズS

個人的には毎年楽しんで観戦しているレースの一つ。スピード全盛の時代と逆行している平地最長距離となる重賞で見応えのあるマラソンランナー達の争いです。

去年と違って三歳馬の参戦がないのはちょっと寂しいですが、今年もアルバートが出走してきます。
もう九歳ながらこれまでのステイヤーズS三連覇の偉業を持つアルバート。ミスターステイヤーズSといえそうな存在です。去年はモンドインテロに負けてしまいました。
今年初戦は二頭とも京都大賞典で、その二頭が同じ5枠での復帰戦でした。結果は残念ながら二頭で最下位争いという結果に終わってしまいましたが、このステイヤーズSでならアルバートはもう一回輝けるかもしれない、なんて思ってしまいます。

しかし、人気はといえばやはりもっと若い勢いのありそうな馬たちのよう。
札幌の2600m戦で二戦一勝二着一回と結果を残してきたボスジラ、そのボスジラに札幌日経オープンを0.7秒差で勝利しているポンデザールとか、阪神大賞典で八着に敗れたボスジラに対して、三着と0.2秒差で先着しているメイショウテンゲンなど、なかなかアルバートが同一重賞四勝を飾るには手強いメンバーが揃っています。
しかも中距離馬のイメージだったダンビュライトが新しい面を期待されて出走してきていますし、重賞では壁に跳ね返されているもののタガノディアマンテも侮れない実力馬と見ています。今年は結構楽しめそうです。

チャレンジC

阪神芝2000m戦なのに、ちょっと裏開催っぽくなってしまう中距離重賞です。
今年は少頭数になりそうで、なかなか手堅くいくかどうかを迷うメンツになりそうです。

今年は四戦四勝無敗の三歳牝馬レイパパレの出走で人気は大きく偏りそうです。
レイパパレは秋華賞に登録していましたが抽選で除外、やむなく自己条件の準オープンクラス大原S出走で二馬身の圧勝と強い勝ち方。
出走していれば秋華賞でデアリングタクトと好勝負できていた
なんて評する専門家もいて、今後が期待される一頭です。つまりデアリングタクト以外にも無敗の三歳牝馬が今年はいたということになります。先週デアリングタクトは土が付きましたがこのまま無敗でいけるかレイパパレ。期待が高まります。

とはいえ、古馬勢はそんなに甘くないかもしれません。新潟記念を勝利してオープンクラスに昇級してから重賞で三走とも好走しているブラヴァスがいます。
阪神芝2000mは内回りコースでマイル戦ほどの瞬発力勝負にならず、新潟記念の時のような長くいい脚を使えるブラヴァス向きの展開になることも十分考えられます。本命候補。

あとは今回は単騎逃げ必至のジェネラーレウーノ。
セントライト記念勝利以来勝ちはありませんが、AJCCも四着に踏ん張っていますし流れさえ向けば。
ペースは落ち着きそうなので、ここは逃げ切りを期待してもいいのかも、なんて考えています。