いよいよ、今年の締めとなるGI有馬記念。どの馬もチャンスありで目移りして困ります。
予想:
◎13番:フィエールマン
○9番:クロノジェネシス
▲5番:ワールドプレミア
△6番:キセキ
×11番:モズベッロ(複勝一点)
馬券は:
単勝:13番:フィエールマン
複勝:11番:モズベッロ
馬連:9-13、5-13、5-9
枠連:3-5、3-7
馬単:13-9
ワイド:6-13、6-9、5-6
三連複:ボックス
5、6、9、13
三連単:13-9-5、13-9-6
考えたこと:
去年は惜しくも二着三着。
去年の予想:予想2019:中山11R-有馬記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果:振返2019:中山11R-有馬記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
サートゥルナーリアの光ったレースでした。今年は体調が合わず出走見合わせ。
去年より中山の芝はタフな馬場となっているようで時計の掛かる馬場コンディション。阪神とは違って外を回った差し馬が有利、加えて時計が掛かるためパワー優先、ん?じゃあクロノジェネシスにぴったりの馬場じゃないですか。
でも、本命はフィエールマンにしました。
休養明け初戦の天皇賞(秋)でアーモンドアイに0.1秒差に迫る二着、クロノジェネシスも同タイムでクビ差の接戦を制しての二着でした。
去年は海外帰りで四着、臨戦ステップが違えばさらに上も狙えたように思える走りでした。GI勝ち鞍こそ3000mの菊花賞に3200mの天皇賞(春)連覇と長距離に寄っていますが、本質は中距離馬で今年のジャパンカップに出走していても三冠馬三頭と互角にやり合っていたと思います。
実績を踏まえて、クロノジェネシスより評価を上げました。
対抗はクロノジェネシス
馬場を考えると、宝塚記念圧勝のクロノジェネシス、この人気はうなずける実力馬です。
牡馬相手に大阪杯をラッキーライラックと一緒にワンツーフィニッシュの後、宝塚記念を去年のリスグラシューのような圧勝で勝ち切りました。
天皇賞(秋)は本来クロノジェネシスにとっては疑問符の付く軽い馬場で瞬発力勝負の東京コース、しかし二着フィエールマンとクビ差の接戦ということもあって馬場が向く今回の有馬記念は逆転しそう、とたぶん世間でも思われているんじゃないかと。
ただ、個人的に初距離となる中山2500m戦というのはどうなんだろうという点が疑問でフィエールマンより評価を落として対抗にしました。オークス三着という実績はあるのですが。半姉ノームコアというのもそのイメージを強くしています。父がハービンジャーからバゴに変わり距離に融通が利くシーンもありますけど、うーん、どうなんだろう。
あと、今年は牝馬時代、思えば中距離レースはラッキーライラックとクロノジェネシスの二頭が盛り上げましたし、アーモンドアイも変わらない強さを発揮してなんだかのだでGI三勝をおさめました。さらに短距離界ではグランアレグリアがアーモンドアイを退けて安田記念を勝利すると、そこから秋の短距離GI連勝と牝馬の強いところが力を発揮した年。
クロノジェネシスとラッキーライラックの二頭がまたワンツーフィニッシュなんてシーンも十分ありそうな感じはします。(ラッキーライラックは切ってしまいましたが)
三番手評価にはワールドプレミアを。
人気の盲点になっている(はずの)ワールドプレミア。武豊JKで一発というシーンもありそうな実力馬です。
ジャパンカップは六着に敗退していますが、これは戦前より調子が上がらない、追い切りが足りない、といった仕上がってない状況での六着。それでいてあれだけ走っているのはやはり地力あってのものじゃないかと。
鉄砲のジャパンカップを一叩きして上積みは見込めそうですし、去年も三着と好走している有馬記念という舞台、牝馬がやたらと強そうに見えるメンバーですが、菊花賞馬の意地が見たいです。
穴のおさえにはキセキを狙いました。
三度目の不調の波が来ているキセキですが有馬記念は二年連続五着、二年前は前哨戦から天皇賞(秋)とジャパンカップを激走して四戦目でのもので、ごちゃくに踏ん張ったのは立派、翌年はフィエールマン同様に凱旋門賞帰りで出遅れるも末脚勝負へと切り替えて以前のようなお終いの脚を繰り出しての五着。
今年はスタートが鬼門となり成績に結びつかないレースが続きましたが、それでも宝塚記念二着はクロノジェネシスに次ぐ成績ですし、京都大賞典でも海外GI馬グローリーヴェイズ相手に0.1秒差と僅差の競馬。成績から考えてタフな馬場は歓迎出来そうで、連下から三着あたりは十分狙えそうな実績馬といえそうです。
あ、あと、モズベッロ。
最初は複勝狙いはキセキを考えていたのですが、モズベッロに変更しました。複勝で一点だけ。
ワイドで狙えるほど強調できる材料はないのですが、格上挑戦で挑んだ日経新春杯を勝利しているあたりこの寒い時期と距離は合いそうに思えます。ただ中山コースで12月に準オープンクラスを四着敗退(ただし上がり三ハロンメンバー中最速の脚を使って勝ち馬から0.1秒差)というあたりはあまり自身が持てる内容ではありませんが。
日経新春杯勝利から次走日経賞でミッキースワロー相手に二着した点も気になった要因です。日経賞は同コース同距離でもあまり有馬記念と繋がらないような印象はありますけど。
そして、タフな馬場といえば今年の宝塚記念、ぶっちぎったクロノジェネシスから遅れること1.8秒、しかしそれでも三着に入線しているあたり、今回の有馬記念でも何か一つ噛み合えば上位進出で穴をあけるシーンもあるかと思いました。そこで複勝で一点だけ。
人気サイドで固まるので気になったけど切った馬たちは盛りだくさん。
人気の一角ラッキーライラック、勝ち切るシーンもあるように思えますが、気になるのは宝塚記念は馬場が敗因とされている点と、洋芝の札幌記念でノームコア相手に0.4秒差の三着に敗退という点、中山コースは中山記念を二年連続二着と力は見せているのですが、採った四頭に比べると…、という感じで諦めました。
穴目では複勝で狙おうと思ったブラストワンピース、去年の札幌記念ではフィエールマンに勝利していますし、一昨年の有馬記念の勝ち馬という実績。そして今年は中山コースは一戦AJCCのみですがそこでは見事に勝利しています。中山は合うしタフな馬場も歓迎というタイプじゃないかと。
でも、人気二頭を中心にしている割りにちょっと手を広げ過ぎちゃったんですよね…。なので泣く泣く諦めました。
あと、ブラストワンピースより温度感は低いけどサラキアです。サラキアも穴としては魅力だったのですが、やっぱ軽い馬場での瞬発力勝負に適性がある馬なんじゃないかと。府中牝馬Sの重馬場をこなしているあたりは、ココでも走っておかしくないのですが、これだけのメンバーが揃っているのと今年かなり使っているローテーションに加えて7枠14番という外目の枠を考えると、穴としては魅力なんですが、泣いて切ることになりました。
この辺の三頭が来たら、苦笑い必至。