SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2021:京成杯、日経新春杯、愛知杯

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今週は京成杯三歳の中山2000m戦ということで注目されるレースです。
古馬は中距離戦の日経新春杯と牝馬限定の中距離戦の愛知杯と見どころある三鞍です。

平場では、土曜小倉12R2勝クラスの響灘特別にマイエンフェルトが鞍上団野JKで出走の予定です。ただ、現級二着を三走連続で続けているアドマイヤビーナスやら現級三着二回の実績を持つモズレジーナなど相手は揃ってなかなか苦戦模様。
休養明けでリフレッシュした効果を楽しみに観たいと思います。

京成杯

人気はやはり鞍上人気も手伝って良血馬グラティアスが集めそうな感じがします。
ただ新馬戦は完勝と言ってよさそうなレース振りでしたが、レースレベルという点では今ひとつという評価もありそうです。1000m通過は66.1秒…遅い…、超が付くスローペースとなった道中をハナを切ってレースを引っ張ったのがグラティアス。
時計は掛かる馬場だったとしても遅い前半で、後続の馬も直線に入るまでは全く動く様子もなく楽な逃げ切りに見えました。
それが直線で一旦差されて、そこからまた差し返すという内容に、やっぱ強い?いやいやスローペースで余裕あったからじゃ?と、判断に困るレースでした。
レシステンシアの下ということもあって、レース振りは見事だったのですが…、うーん。

それなら阪神2000mの新馬戦を二着に三馬身差の圧勝だったタイソウにもチャンスがありそうです。
グラティアス同様に一戦一勝馬ですが新馬戦は九頭立てと少頭数とはいえ大外枠からスタートしスッと二番手に付けるレース運び、直線に入ってからも簡単に先頭に立つと二着に0.5秒差の圧勝でした。
中山の坂も大丈夫なんじゃないかと。先週シンザン記念でモーリス産駒がワンツーフィニッシュだったのもあって、この馬にも注目が集まりそうです。

一勝馬のみの争いとなる今年の京成杯、となると、未勝利戦直後に東スポ杯2歳Sを四着好走したプラチナトレジャーとか、1勝クラスで勝ち馬に0.1秒差三着と好走したタケルジャックにもチャンスはありそうな気がします。
特にプラチナトレジャー、東スポ杯2歳Sを勝利したダノンザキッドがその後ホープフルSも勝利して世代のトップに立っていることから考えても、東スポ杯2歳Sをダノンザキッドに0.4秒差の四着というのは、このメンバーに入ると上位に見えてきます。

あと個人的にはヴァイスメテオール。一戦一勝馬ですがなかなかの走りで新馬戦を勝利しました。
正直パドックは太く映り体も緩いと、あまり評価は良くなかったような記憶があります。
それでもレースになるとスタートも良く、道中は二番手に付けると、上がり三ハロン33秒台の脚を使って勝利、二着の一番人気馬とヴァイスメテオールだけ上がり33秒台の脚が使えたという点に注目すると、余裕残しの仕上げで新馬戦をあれだけ走ってきたことから、さらに上積みがあるとなるとアッサリ重賞勝利もあるんじゃないかと。人気もそれほど集めないだろうし気になる一頭です。

日経新春杯

中京での日経新春杯、距離は2200m戦に距離変更。今年は武豊JKのお手馬が注目を集めています。その馬はアドマイヤビルゴ。

四歳ながらまだ五戦四勝という戦歴で底が見えていないような状況、勝ちっぷりはあまり派手でなく二着を突き放すような勝ち方はないのですが、逆に言えば競り合って抜かせない勝負根性と考えることもできそうです。
前走アンドロメダSでは外から上がり三ハロンメンバー中最速の脚を使って、重賞馬クラージュゲリエをクビ差差し切って勝利、相手関係も悪くなくGⅡのここは人気しそうです。
そのレース二着馬クラージュゲリエも出走してきます。前走の再現はあるんでしょうか。

相手候補にはヴェロックス
前走復帰初戦の中日新聞杯は三着に終わりましたが、休養前に小倉大賞典で大敗したことを考えると上々の休養明け初戦だったように思えます。
五歳世代の中心だった一頭ということもあって、もっと活躍を期待してしまいます。
うーん、でも他によさそうな馬もチラホラ。

例えば去年の毎日王冠三着のサンレイポケット。
オープンクラスに昇級初戦の新潟記念でいきなり勝ち馬と差の無い三着に好走、続く毎日王冠もサリオス以下強敵を相手に三着と好走しました。アルゼンチン共和国杯は六着と着外になりましたが、これだけ左回りを中心で使っているだけに、中京コースも相性がよさそうで気になります。

そのサンレイポケットに毎日王冠で先着したのが東京巧者のダイワキャグニー。
ダイワキャグニーはエプソムCで重賞初制覇のあとに毎日王冠で二着と好走のあと、あのハイレベルの天皇賞(秋)では六着とあと一歩で掲示板の好走、これだけの成績を残しているのでこのメンバーに入るとなんか人気しそうに思えてきます。アドマイヤビルゴじゃなくてダイワキャグニーという可能性も。
ただ距離が2200mはどうなのかという点で嫌われそうな感じはしますが、一昨年ハイレベルのジャパンカップであわやというシーンもあった記憶が残っていて、それほど人気しないのであれば、かなり魅力的に見えてきます。

愛知杯

荒れる牝馬のハンデ重賞として名物のレース。去年も荒れましたし、一昨年も一番人気のノームコアを差し置いて穴馬ワンブレスアウェイの一発があるように、なかなか人気通りには決まらないレース。

今年は実績最上位と言えそうなセンテリュオが出走してきますが、うーん迷うところです。
ルメールJK騎乗で鞍上含めて人気を集めそうなセンテリュオです。牡馬相手のオールカマーを鮮やかに外から差し切ってカレンブーケドールと一緒に牝馬のワンツーフィニッシュ。マーメイドS二着がフロックでないことを証明しました。
続くエリザベス女王杯も後方からよく伸びて五着と掲示板に。去年の愛知杯(小倉開催だったけど)五着と実績もあるし、重賞では掲示板を外した大崩れがないのも魅力です。意外と初の中京コース。

ただ個人的にはマジックキャッスルのほうに食指が動きます。
四歳馬で去年の秋華賞二着馬、クラシックやその前哨戦で穴で狙うも結果が付いてこなかったマジックキャッスル。このメンバーなら。
秋華賞二着の他にも重賞二戦連続二着もあるし、距離的にも2000mは合いそうな感じがします。姉ソーグリッタリングのようにソラを使わないで欲しい。

あとはてっきり1400mベストと思っていたシゲルピンクダイヤですが、前走の中日新聞杯ではヴェロックスに先着する二着と好走しました。中京2000m戦で牡馬と一緒に走って勝ち馬にクビ差二着と結果を残したのは素直に評価していいかなぁと思いました。ただ、ダイワメジャー産駒ということもあって、2000mの重賞を勝ち切るシーンはちょっと想像出来ないまでも、連下なら。

うーん、でもこのレースって荒れるんですよね。こんな順当に決まる愛知杯はちょっと考えにくいものがあります。

去年勝利のデンコウアンジュを含め、走りそうな穴馬をもっと探してみるようにしよう、と思いました。

まだちょっと決めかねている感じです。