同じハンデ戦なのにいつもの京都2400mから中京2200mにかわるだけでこんなに変わるモノかと思った今年の日経新春杯。来年の自分の教訓にしておこうと思いました。
予想の結果:
4着:▲4番:サンレイポケット
…
10着:○10番:アドマイヤビルゴ
11着:△2番:ロザグラウカ
12着:◎1番:ダイワキャグニー
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:1番:ダイワキャグニー=ハズレ
複勝:2番:ロザグラウカ=ハズレ
馬連:1-10、1-4、4-10=ハズレ
枠連:1-5、1-2、1-1=ハズレ
馬単:1-10=ハズレ
ワイド:1-2、2-10、2-4=ハズレ
三連複:ボックス
1、2、4、10=ハズレ
三連単:1-10-4、1-10-2=ハズレ
振り返って
クラージュゲリエ蹄鉄の打ち替えのため発走が遅れるアナウンス。なかなかゲートインが始まりません。
こうしてレースはスタート、好スタートから本命にしたダイワキャグニーが先頭に立ちますが、外からミスディレクションが併せてきました。程なくミスディレクションが先頭に立ちます。
ロサグラウカも先行集団にいますが思ったほど行かない。
ミスディレクションがハナを切りました。二番手ダイワキャグニー、ショウリュウイクゾ、アドマイヤビルゴが続き、ヴェロックスがその間を追走して三頭横並び。
その直後にクラージュゲリエ、レクセランス、サンレイポケットの並びの内にロサグラウカが追走していました。
うーん。ロサグラウカ、思ったより前に行ってないな…、ちょっとこれは見込み違いだった、なんて後悔していました。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はミスディレクションですがダイワキャグニーが並び掛けます。
ここは期待を持って良いんでしょうか。信じたい、ダイワキャグニー。
最後の直線へ
ダイワキャグニーが先頭に立つ、ミスディレクションも食い下がっています。
ショウリュウイクゾが外から来る、さらにクラージュゲリエがそれに続く。
先頭はショウリュウイクゾ、クラージュゲリエが続く、その直後からはサンレイポケットも来ています。しかしそんな三頭に迫ってきたのがミスマンマミーア、大外からミスマンマミーアが一気に追い込んで来ます。しかし先頭はショウリュウイクゾ、先頭でゴールイン、鞍上の団野大成JKが重賞初勝利。
二着にはミスマンマミーアが一気に二番手浮上で二着、これは荒れました。
ミスディレクションが逃げてダイワキャグニーが二番手、アドマイヤビルゴも絶好の位置だったのが、直線に入ってから全然伸びず。
ミスマンマミーアは最後方追走から大外一気を最初から狙っていたような清々しいまでに割り切った走り、見事に松若JKの作戦がハマったと言えそうです。
馬場は内を走っても伸びる馬は伸びるので、アドマイヤビルゴに合わない馬場なんじゃないか?という見立ても見掛けたのですが、うーん、判断に苦しむところです。
あと五着のサトノソルタス、直線で前が詰まっていて二回も減速を余儀なくされた不利、内側がゴチャついていた進路を採ってしまったのが運の尽きといえそうな内容でした。もっとやれそうだっただけに、次走以降期待できるかもしれません。
このレース、予想の時点では大穴狙ってみようというなんとなくで14番人気ロサグラウカを狙ったのですが、狙うべきはその一つ上の13番人気ミスマンマミーアだったようです。新潟牝馬S四着からの出走で52キロの軽ハンデを活かして一気にゴール前強襲して二着。
これまでは四歳馬の人気サイドで決着していた日経新春杯でしたが、中京2200mに舞台が移っただけでいきなりハンデ戦らしい決着になったという。
中京2200mに適性を見せていたショウリュウイクゾが斤量53キロの軽ハンデを活かして格上挑戦で見事な勝利を収めたかと思えば、二着に飛び込んで来たのはこりゃまた斤量52キロの軽ハンデ馬ミスマンマミーア、三着こそ人気サイドのクラージュゲリエに四着も人気サイドのサンレイポケットという二頭ですが、そもそも人気は五頭が10倍を切るという人気が割れたレース。
ショウリュウイクゾもミスマンマミーアも中京2200mのレースで勝ち負けしていた、という点もちょっと思わせるものはありました。でもそれを言っちゃあ二走前にアドマイヤビルゴは2200m戦の準オープンクラスを勝ち切っているわけで、そこから斤量+2キロのアドマイヤビルゴに対して、ショウリュウイクゾはそのレースから斤量-3キロ、ミスマンマミーアも2勝クラスの中京2200m勝利時から斤量-3キロで出走した今回に好走の要因を求めるのか?という自問自答を繰り返していました。
何はともあれ、中京2200mの日経新春杯は京都2400mで開催の日経新春杯とは全く違った顔を見せるレースということを実感しました。結果的に中京巧者を狙うべきところが京都2400mの日経新春杯を予想するときのように展開と実力勝負の比較をしてしまっており、狙いは悪かったといえそうです。
来年も中京なら、これは覚えておこうと思います。「ハンデ戦の定石で狙うべし」と。