4月になりました。最近日曜だけ雨が強い＝馬場が渋るような感じがする今日この頃。
この時期に恒例としている1月から3月までの成績を集計して振り返ります。
成績：的中率
まずは的中率を。
降級制度廃止に伴い、予想対象となるオープンクラスのレースが増えて、予想数も去年水準。
レース別の的中率は38.2%、去年のこの時期は54.7%だったので的中率自体は数字を落としています。
レース数は去年と同じくらいの76レースを予想し、29レースの的中、去年は41レース的中していたので、的中数自体は残念な感じ。
式別の的中率では昨年の同時期と同様に単勝と複勝の的中率が二桁になっています。単勝の的中率が17%ほどで何とか狙った本命は勝ち切っているように思えます。
複勝はある程度人気薄で狙っているものの、うーん去年より悪い。
単 勝 17.1%
複 勝 10.9%
馬 連 7.5%
枠 連 3.4%
馬 単 9.2%
ワイド 3.0%
三連複 2.0%
三連単 0.6%
しかし、去年と違って何とか三連単も第一四半期で一つ的中できました。それがGI高松宮記念、これは格別。
成績：回収率
続いては回収率、1点100円という前提で計算すると、総合回収率は90.6%になりました。去年の85.3%より向上、的中率が去年より下回っている＝的中数が去年より少ない、にも関わらず、回収率はちょっと去年より高い、穴狙いが項を奏していると考えることもできて素直に嬉しい数字です。
式別では、
単 勝 71.1%
複 勝 103.9%
馬 連 72.4%
枠 連 15.7%
馬 単 118.4%
ワイド 120.1%
三連複 105.5%
三連単 63.4%
去年の秋くらいから割と人気サイドを中心視してヒモ穴で穴狙いをしている予想が多い印象があって、単勝の回収率は今ひとつ。去年108.5%あったのが今年は71.1%と数字を落としています。複勝も同様に去年は116.5%あった数字がわずかに落ちています。
馬連も枠連もワイドも昨年比では数字を落としているのですが、馬単と三連複は100％超え、去年は両方とも8割程度の回収率だったことから全体の回収率を押し上げている要因となっています。
加えて三連単、去年は一点も的中できておらず0％が続いていましたが、今年は初的中を第一四半期内で挙げることができたので、63.4％の回収率。これは大きい。
この良い流れを4月から始まるGI戦線にも持って行きたいですね。
重賞とそれ以外との成績を見比べてみる
なんとなく、重賞が鬼門になっているような印象が残った第一四半期。
重賞の的中率や回収率を抜き出して計算してみることにしました。すると…
的中率（レース別）では、重賞が33.3％に対してオープン特別や条件戦では42.5％とまあまあの数字。やっぱり重賞、的中率悪いのね。
回収率も重賞では60.7％と10割を大幅に切っているのに対してオープン特別や条件戦では119.1％と100％超え、うーん、現状では重賞の予想はやはり数字が良くないようです。
式別で並べてみると、
--------------------------------------------------------------
的中率 重賞だけ ： 条件・OP特別
単 勝 19.4％ ： 15.0％
複 勝 4.0％ ： 19.0％
馬 連 6.4％ ： 8.5％
枠 連 0.0％ ： 10.0％
馬 単 9.5％ ： 8.9％
ワイド 3.4％ ： 4.3％
三連複 2.1％ ： 1.9％
三連単 1.4％ ： 0.0％
--------------------------------------------------------------
回収率 重賞だけ 条件・OP特別
単 勝 95.3％ ： 49.3％
複 勝 13.6％ ： 211.4％
馬 連 73.1％ ： 71.8％
枠 連 0.0％ ： 45.5％
馬 単 139.8％ ： 98.4％
ワイド 25.3％ ： 216.6％
三連複 35.5％ ： 167.1％
三連単 132.0％ ： 0.0％
--------------------------------------------------------------
一部の回収率（それでも馬単と三連単だけ）こそ重賞が勝っているものの、その他は重賞ではない特別戦の方が数字が良いことに気づきます。重賞で負けている分を重賞以外で取り返しているような格好。
重賞ってなんかいつもと違うのかなぁ…、と考えると予想時点で前日オッズが見えるかどうか、という点は大きいのかなというのは思いました。4月からのGIシーズンはあまりオッズに惑わされずに平常心で予想していこうと思いました。
