SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2021:阪神11R-大阪杯

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勝ったのは遅れてきた大物と評されるレイパパレ。条件戦の時から大物感は醸し出していたのですが、まさか初GI挑戦でGI初勝利を挙げてデビューから無敗の六連勝達成とは恐れ入りました。

予想の結果:

3着:○7番:コントレイル
4着:◎12番:グランアレグリア
5着:▲2番:サリオス
 …
11着:△9番:クレッシェンドラヴ

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:12番:グランアレグリア=ハズレ
複勝:9番:クレッシェンドラヴ=ハズレ
馬連:7-12、2-12、2-7=ハズレ
馬単:12-7=ハズレ
ワイド:9-12、7-9、2-9=ハズレ
三連複:ボックス
    2、7、9、12=ハズレ
三連単:12-7-2、12-7-9=ハズレ

振り返って

雨で重馬場の阪神競馬場。2000mGI大阪杯がこの馬場でどう影響するかが気になる天候に見えてきます。ファンファーレに続いて各馬順調なゲートイン。さすがにアクシデントもなさそうな枠入りです。

こうしてレースがスタート。
揃ったスタート、サリオスが前に、レイパパレがハナを奪います。直後三頭が横並び、コントレイル中団待機、

先頭はレイパパレ、ハッピーグリンが続いて、サリオスとワグネリアンの併走、グランアレグリアが続いて行きます。
ちょっと間が空いてクレッシェンドラヴと他二頭、その直後にコントレイルが追走しています。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

三コーナー手前から徐々にコントレイルがスピードアップ、前に取り付いて行きます。グランアレグリアも連れてコントレイルと馬体を併せるように前に誘われていきます。
残り600mのハロン棒の付近では既にコントレイルとグランアレグリアは二番手追走の三番手ワグネリアンに並び掛け、二番手を行くサリオスに迫っていきます。
忘れちゃいけないクレッシェンドラヴも内ラチ沿いをワグネリアンの直後というよさげな位置取りに付けています。

レイパパレはまだ先頭、いよいよ四コーナーの勝負所。
先頭でレースを引っ張るレイパパレに内からサリオス、グランアレグリア、コントレイルという三頭が横並びでレイパパレに迫ってきています。なんだかワクワクしてきました。

最後の直線へ

先頭はレイパパレ、内から外に持ち出して馬場の良いところに進路を採ります。対照的に内を突く格好のサリオス、グランアレグリアはコントレイルと共に外に進路を採ります。レイパパレに迫る?と思ったのですが、意外と二頭とも伸びない。ん?

レイパパレが先頭、直線を行きます。グランアレグリアもコントレイルも失速、内を行くサリオスにも伸びがない。そしてレイパパレの脚が止まらない、レイパパレ先頭、無敗のまま大阪杯を勝ち切ってしまうのか?
と思った瞬間レイパパレが先頭でゴールイン、今年の大阪杯はレイパパレの勝利、そして二着には最後の最後で一気に人気馬三頭を差し切ったモズベッロが二着入線。うーん、重馬場だからこそのモズベッロ、AJCCと京都記念は狙ったけど結果が出なくて切っちゃった。

コントレイルがモズベッロに続く三着、正直直線向いてからの手応えはグランアレグリアのほうが上だったように見えましたが、最後の最後にモズベッロに引っ張られたか、はたまた三冠馬の意地か、グランアレグリアを差し切って三着を確保しました。

重馬場でタフな馬場だったのが影響したのかなと思えるような中波乱、さすがはデアリングタクトの三冠を阻む存在と評された実力馬レイパパレ、いきなりのGI初挑戦を見事に勝ち切りました。
レイパパレはディープインパクト産駒ですが、母父がクロフネということもあり、タフな馬場となった今年の大阪杯ではクロフネの後押しがあったのかなぁという感じ(と勝手に思う)もしました。
そしてペースを握ったレイパパレが重馬場の1000mを59.8秒で前半走ったのも後続が脚を使わされたような格好になったのかなぁという感じもしました。それでいて上がり三ハロン最速の脚となる36.8秒でレースを締められちゃ…。捲り気味に三コーナー付近で中団から順位を上げてきたモズベッロやコントレイルが複勝圏内にはいっており、前を行ったサリオスやグランアレグリアに勝っているところからも、馬場と展開が影響したように個人的には見えました。

上がりのタイムが速かったというのにもう一点、川田JKの好騎乗も光ったレースだったように見えました。
タフな馬場で内が荒れていた状況で、先頭を行くレイパパレの川田JKは冷静に直線に入ると外に持ち出して馬場の荒れていない部分を上手く通して持たせるという騎乗、グランアレグリアやコントレイルが馬場や消耗戦で苦しんでいるところを逃げ切った勝利はお見事でした。