SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:熊沢JK久々の平地勝利をお祝い

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

先週土曜日にベテラン熊沢JKが久々の平地特別戦を勝利したので嬉しくて。一ファンとして久々に熊沢JKの準メインレース勝利を記録しておきたいと思います。

穴熊健在

土曜中山10R下総S、予想はしていなかったのですがレースを観ていたらタイガーインディが勝利しました。

序盤は好スタートから内枠を利してハナを切ったタイガーインディ、直後メイショウソテツなど追ってくる馬はいたものの競り掛けてくる様子はなく、タイガーインディが先手を取ってレースを引っ張ります。
向正面くらいの道中では半馬身ほどまで二番手メイショウソテツが迫ってきたのですが、三番手と間隔が開いたのを見てか抑えたような感じがするメイショウソテツ、結果タイガーインディが三コーナー付近までで再び突き放して二馬身・三馬身くらいの差を付けて三コーナーに入っていきました。
逆に二番手追走だったメイショウソテツは三番手集団に追いつかれ三コーナーから四コーナーに掛けて早くもムチが入ります。
ラチ沿いを行くタイガーインディ、十分に溜めて直線へ向かいます。

最後の直線に入ってもタイガーインディの差は開いて二番手以下を五馬身くらい突き放した走り、二番手争いで各馬が追い比べとなりますが、先頭のタイガーインディは余力十分、直線半ばでムチが入るとさらに粘り腰、後続から二頭が迫ってきますが、タイガーインディが押し切って先頭でゴールイン。

単勝11番人気30.8倍の低評価タイガーインディがまんまと逃げ切ったダート1800m戦でした。
鞍上は熊沢重文JK。

最近はジャンプのみ

勝った熊沢重文JK。ここ数年はジャンプのレースのみの騎乗が中心で、たまにローカルの条件戦に騎乗馬があるものの勝負に絡めることはありませんでした。そもそも二桁人気の騎乗馬がほとんどで勝負にならないことがほとんど。
そもそも平地での騎乗数も年間通して両手で数えることができる位の騎乗数しかないため、馬質云々以前の問題ではあるのですが。

しかし、そんななか二桁人気の穴馬で下総Sタイガーインディに騎乗、見事勝利を収めました。これはファンとしては嬉しい。

調べて見ると、平地での勝利は2016年6月18日阪神4R未勝利戦ヒダロマン以来1,764日振りの勝利。年数にすると4年10ヶ月ぶりの勝利。レース名のある特別戦に限ると2015年1月24日中京12R金山特別以来2,275日(6年3ヶ月)振りの勝利となります。

探していてふと目に付いたのですが、金山特別の前に平地特別戦を勝利したのは2014年12月28日カウントダウンS(準オープンクラス)で13番人気のゼンノルジェロ、単勝51.2倍という穴馬を見事に勝利に導いています。穴ジョッキーとしての面目躍如。

穴の熊沢JKの活躍を祈ります

穴馬に乗せたときの存在感は90年代から変わらない熊沢JKですが、既に同期の松永(幹)調教師は引退して数々のGI馬をターフに送り出しています。
生涯現役を掲げる熊沢JK、いまだ現役で活躍しているのはファンとして嬉しい限り。

下総Sの次のメインレース、中山グランドジャンプでもケンホファヴァルトを二着と好走に導いています。まだまだ活躍をみたいベテランジョッキーです。