SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2021:東京11R-日本ダービー

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ちょっと穴を狙いすぎました。今年のダービーは残念ながらハズレてしまいました。来年に向けて学んだことがいくつかあったダービー。

予想の結果:

2着:○1番:エフフォーリア
 …
10着:▲12番:ワンダフルタウン
11着:△4番:レッドジェネシス
 …
14着:◎2番:ヴィクティファルス

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:2番:ヴィクティファルス=ハズレ
複勝:2番:ヴィクティファルス=ハズレ
複勝:4番:レッドジェネシス=ハズレ
馬連:1-2、2-12、1-12=ハズレ
馬単:2-1=ハズレ
ワイド:2-4、1-4、4-12、1-2、2-12=ハズレ
三連複:ボックス
    1、2、4、12=ハズレ
三連単:2-1-12、2-1-4=ハズレ

振り返って

順調なゲートイン。ここ二年は無観客や入場制限によってさすがに順調なゲートインでした。こうしてレースがスタート。

揃ったスタート、内からエフフォーリアとヴィクティファルス、外からバスラットレオンとタイトルホルダーが出てきます。ほどなくバスラットレオンとタイトルホルダーの二頭で前に、続く三番手がエフフォーリア。

先頭はバスラットレオンが飛び出してハナに立ちました。続くのがタイトルホルダー。しかしタイトルホルダーをおさえてグラティアスが二番手に浮上してきます。さらにサトノレイナスも早目に前に出てきています。
さらに外からアドマイヤハダルが外から追い上げて行きます。向正面で早目に前に取り付いてくる各馬が目立つような気がしてきました。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

先頭はバスラットレオンも徐々に前に馬が密集してきました。
エフフォーリアはかなり包まれているように見えます。ここからどう持ち出すかが見物です。
気がつけばバスラットレオンを取り巻くのはグラティアスやタイトルホルダーの他にもサトノレイナスといったいつもなら後ろから行くタイプの馬たちも。

最後の直線へ

先頭はバスラットレオン、その外からエフフォーリアが出てきます。馬場の真ん中から空いた所を伸びたエフフォーリア、堂々先頭に抜けてきました。
エフフォーリアが先頭、その空いた道を一気にシャフリヤールが飛んで来ます。シャフリヤールがエフフォーリアと馬体を併せる位置に一気に迫ってきます。
エフフォーリアが先頭、シャフリヤールが鞍上福永JKのムチの連打に呼応し並び掛ける、馬体を併せた二頭がゴールに向けての叩き合い。
これまでゴール前には後続を突き放してきたエフフォーリアが勝るか、風車ムチかというぐらいのムチの連打の福永JKシャフリヤールが勝るか、クビの上げ下げで全く分らないまま二頭が並んでゴールイン。

シャフリヤールとエフフォーリアの二頭が並んでどっちが勝ったか全く分らないままでゴールを迎えました。今年の日本ダービー。

写真判定の結果、勝利はシャフリヤール、福永JKのダービー連覇で今年は幕を閉じました。エフフォーリアは二着。横山(武)JKは惜しかったですが、やはり目標にされる圧倒的な一番人気を背負って、道中もマークがきつい中で、しっかりとエフフォーリアの力を引き出して堂々受けて立つ競馬をやり切った点において、デビューから数年という若手の横山(武)JKの末恐ろしさを感じるレース振りだったような気がします。ハナ差はあくまでマークされた分の差じゃないかと個人的には思います。

シャフリヤールは△で狙ったレッドジェネシス同様に前走川田JK騎乗からの乗り替わり福永JK、前走からの乗り替わりでダービー勝利は無しという傾向と、前走レコード走でレコード馬の次走は消しを考えて切っちゃったのですが、どっちもちゃんと考えなきゃいけなかったのかなと思いました。
乗り替わり福永JKとはいえ、デビューから二戦目の共同通信杯は福永JKの騎乗、手が戻っただけと言えますし、前走レコード走というのも、今回のように持久力が要求されないスローからの瞬発力勝負ならシャフリヤールに分があったという展開になったのがプラス要素になったように思えます。

そのペースはドスローといえそうな60.3秒の前半1000m、同日2勝クラス青嵐賞で1000m59.3秒のミドルペースという馬場を考えると、今年のダービーはオークスと違ってヨーイドンの競馬といえそうな完全な瞬発力勝負となりました。最初にエフフォーリアが抜け出す時にサトノレイナスが一瞬切れる脚を使った(サトノレイナスを切っていたからおおっと思いました)のですが、牡馬と牝馬の違いか最後の伸びが違ったレースでした。
そこに父ディープインパクト譲りの切れ味を発揮したシャフリヤール、お見事な勝利。共同通信杯で三着に敗退したシャフリヤールが、このときの勝ち馬エフフォーリアにリベンジを果たした日本ダービーでした。

そして皐月賞に続き二戦連続三着となったステラヴェローチェ、この馬も共同通信杯(五着)からの皐月賞三着で挑んだダービーでまたしても三着。
前走テン乗りだった吉田(隼)JKが意外にも初のダービー騎乗でやり切ってくれました。距離がどうかと思っていたのですが、見事な走り。

ちょっとした小話ですが、皐月賞とダービー連続三着といえば90年代はオートマチックとかメイショウジェニエが個人的に思い出す一頭。(※メイショウジェニエは皐月賞三着から青葉賞五着を挟んでダービー三着でしたが)
この二頭が95年と96年連続で三着を一頭の馬が独占するということがあったのですが、もしかすると今年のステラヴェローチェの二走連続三着がフラグとなって、来年の皐月賞三着馬がダービー三着を取る、なんてことがあるのかも。

いろいろと来年に向けて覚えておきたいことがあった今年のダービーでした。特に、乗り替わりNGの点はテン乗りじゃなければ割り引きくらいに留めておくとか、これまで以上にペースと展開の予想が(瞬発力勝負になるか消耗戦になるかの判断が)重要になっているなぁという印象が残りました。

エフフォーリアは父エピファネイア二着と同じくダービー二着に終わりました。偶然だと思いますが、エピファネイアが入った5枠がシャフリヤールの枠(5枠10番)なんですね。父エピファネイアのダービーと同じ枠連1-5での決着でした。