SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2021:CBC賞、ラジオNIKKEI賞

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今週は福島/小倉/札幌の三場が一斉に開幕戦を迎える週。
復旧した福島競馬場でラジオNIKKEI賞、例年と違い小倉でCBC賞、函館ではオープン特別の巴賞もあるし、気になるレースがちらほら。

平場で注目している馬の出走はないようです。
ちょっとさみしいですが、その分だけ重賞に注力。

CBC賞

今年は小倉で開催となるサマースプリントシリーズ二戦目のCBC賞。函館SSに続きスプリンターの争いが気になるところです。

春のクラシック戦線を沸かせて地元九州に凱旋のような格好になるヨカヨカやシンザン記念の勝利がある重賞馬ピクシーナイトといった三歳馬が人気を集めそうな顔ぶれになった登録馬なのですが、ここまでの古馬との初対戦となった三歳馬の成績を考えるとここも苦戦しそうな印象を受けます。やはり勝ち負けとなると古馬を中心に考えていくことになるんじゃないかなぁと。
三歳馬ってダッシャーゴーゴーとかエイシンタイガーの二着があるのですが、2009年とか2010年という結構前の話、最近は古馬のレースなんだよなぁ、と思いつつもヨカヨカの二歳時の小倉でオープン特別二連勝はなんかちょっと気になってしまったりして、まだ迷いがあります。

しかし、実績最上位とくればアウィルアウェイ、五歳牝馬というのも去年の勝ち馬に引き続き夏の牝馬の出番ということでしっくりきますし、小倉コースは去年の北九州記念に出走し10番人気の低評価ながら三着に好走した実績もあります。勢いそのままにスプリンターズSでもグランアレグリアから0.4秒差の三着と好走、去年の阪神開催のCBC賞や例年の中京開催のCBC賞ではある程度人気して飛んだ記憶しかありませんが、今年は小倉ということで近走二桁着順を繰り返して不振でも、ちょっと冷静に見直してみたい一頭です。

夏は牝馬という格言もあれば、「夏は格より調子」という格言もあり侮れないのが上がり馬、ということでビオグラフィーも狙ってみたい一頭かなと。
2勝クラスと3勝クラスを二連勝しオープンクラスに昇格、昇級初戦となった前走はいきなり重賞初挑戦となった京王杯SC、ここで13番人気のノーマークながら果敢にハナを切ってレースを引っ張って五着に粘り込みました。
二走前には荒れた馬場の淀屋橋Sを後方から差し切っての勝利もあるので、逃げ馬ピクシーナイトが出走するここで前走ほどハナにこだわってレースを進めるかは疑問がありますが、いま充実して勢いの感じる一頭ということで「格より調子」なら軽視は禁物かなと思うところはあります。
二連勝の二走が共に不良馬場や稍重馬場だったことを考えると馬場が渋ってプラスという考え方もできそうな。天候も気になります。

あとは57キロで前走京王杯SC大敗で人気が落ちるようならタイセイビジョンも検討中、格上挑戦が多くて夏らしいレース結果になるかもと考えながら、何か気になった馬たちは実績馬。

ラジオNIKKEI賞

去年はバビットに逃げ切り、三年前にはフィエールマンの末脚を凌ぎきったメイショウテッコンが前目押し切って粘り勝ちと、開幕週ということもあってやはり前に行く馬は気にしておきたいレースという印象がある重賞。

福島1800mということを考えるとやはりある程度前に付ける先行力は欲しいかなぁと思います。フィエールマンのレベルでもお終いの勝負では二着に負けてしまうようなレース。そういう意味では中山1800m重賞スプリングSの上位二頭が出走してきているのは結構な有力候補といえるのかも。

スプリングS二着のアサマノイタズラよりはデビューから三走で複勝率100%維持のボーデンのほうが魅力的に映ります。未知数なところも多いように感じます。

しかしそんな二頭に遜色ない実績を引っさげて出走してきたのがNHKマイルCで四着、アーリントンCでは二着に勝ち負けしているリッケンバッカー、1800mという距離は未勝利戦で逸走して六着と大きく負けているのは多少気になりますが、近走相手にしてきた相手関係から考えるとこのメンバーだとかなり上位に見えてきます。あとは一ハロンの距離延長がどうかという点だけ。

当日の天気予報は雨予報っぽいので道悪得意でいえば、ロードトゥフェイムとかヴァイスメテオールあたりが気になるところです。
特に気になっているのはヴァイスメテオール。前走プリンシパルS四着で京成杯に続きオープンクラスで上位に割って入る走り、稍重の新馬戦勝利と不良馬場の1勝クラス勝利があって重適性ありそうだし、1勝クラスを勝利したのは中山コースということで小回りコースも合っていそう。
ただ、脚質が近二走とも後ろから行くタイプで、このレースでイメージしている前で残る競馬でない点がちょっと気に掛かります。

そうなると、道悪で良積を残すエピファネイア産駒で近二走こそパッとしないものの、今回もハナに行きそうなワールドリバイバル、三走前の1勝クラスあすなろ賞が小倉2000mコースで逃げ切り勝利もあるし、前々走も割と走れているように見えました。穴ならここをマークしてみようかなと思っています。