宝塚記念も終わり、夏競馬が始まっています。
恒例の上半期の成績を振り返って見ると、なかなかに厳しい数字が並んでいました。
成績:的中率
当てなきゃどうしょうもない、まずは的中率から。
6月終了現在の状況は151レースを予想し、的中は60レース、総合的中率(レース別)は39.7%と前回の38.2%から1.5%上向き、わずかに向上しています。
しかし去年は46.6%の的中率だったので今年の水準が低いのは変わらずですが、的中が増えていることは素直に喜んでおこうかなと。
式別の的中率では単勝と複勝の的中率がなんとか1割超えの二桁%になっています。とはいえ全体的に数字は停滞傾向、成績が向上しているのが枠連とワイドのみという点はちょっと残念です。枠連だけは3.4%⇒4.6%となっていますが、うーん、これでも微増なんですよね…。
式別 前回的中率 今回的中率
+--------+------------+------------+
単 勝 17.1% 16.8%
複 勝 10.9% 10.7%
馬 連 7.5% 7.4%
枠 連 3.4% 4.6%
馬 単 9.2% 6.7%
ワイド 3.0% 3.4%
三連複 2.0% 1.7%
三連単 0.6% 0.7%
去年の上半期と比べても<https://specialweek.hateblo.jp/entry/2020/07/02/003000>それほど良い数字とはいえないのですが、去年全く三連単が的中できていなかった点を考えると、少ないながらも三連単を複数回的中できているのは悪くない傾向かもしれません。
重賞だけでも67レース予想して28レースの的中ということで、去年(33回的中)より的中数自体は少ないようです。重賞の的中率42%。
成績:回収率
続いては回収率、なかなかに厳しい数字が並びます。
総合した回収率は前回の90.6%から78.5%(※前回比-12.1%)と低下、厳しい数字。
式別 前回回収率 今回回収率
+--------+-------------+------------+
単 勝 71.1% 64.6%
複 勝 103.9% 79.6%
馬 連 72.4% 75.4%
枠 連 15.7% 21.4%
馬 単 118.4% 86.8%
ワイド 120.1% 91.8%
三連複 105.5% 97.7%
三連単 63.4% 42.8%
数字順に見ると、三連複が97.7%と前回100%超えからは落ちたものの踏ん張っています。三連複が好調だと延長線上にあるワイドも91.8%と90%台に踏ん張っていることが分ります。なんとかここは踏ん張れています。
馬単は86.8%に低下しましたが、ちょっと6月に馬単は一点から▲を連下におさえる二点目を入れ始めているのが要因の一つかもしれません。結局引っ掛かることもなくハズレてしまい、いたずらに数字の低下を招いているような印象があります。
単勝
馬連&複勝の二つは同じような数字が並んでいますが、前回複勝が100%超えだったところからの低下に対して馬連はやや微増、馬連が的中できて回収率の数字が良化しているのは全体的に数字が低下していることを考えると良い傾向かもしれません。
枠連が馬連の代替となっている予想もあるので、枠連の回収率向上は馬連回収率向上と共に喜んでおきます。
単勝は71.1%⇒64.6%と低下、人気の単勝が多いのが原因かも。
三連単は、低下してはいますが、的中できているという事実だけで喜んでおきます。
5月が良く、6月に低迷
月別で見ると、5月の成績がよかったのですが、6月は試練の月でした。
よくよく5月の成績を見てみると、的中率40.6%に回収率117.3%と100%超え。複勝&馬連&ワイドの三項目が100%超えで三連複は209.4%と大当たり、重賞だけ切り出して見ても的中率62%で回収率114%となかなかに悪くない数字でした。
ちなみに4月は5月より的中率は高い55%ながら回収率46%と可もなく不可もなし(?)な数字でした。
これが6月になるとガラッと数字が悪化し、的中率が28.6%、回収率は17.1%と数字が一気に悪化しています。大きいところの的中もなく散々でした。よく見ると最後の宝塚記念とマーメイドSを的中できただけで後の重賞は全部ハズレ、何とかオープン特別とか準オープンクラスで的中を出していたので踏ん張ったような格好になっていました。
この6月の低迷を引きずらないように、夏競馬を気持ちを入れ替えて的中をできるといいなぁ、と。