今週は福島二週目で古馬の中距離戦七夕賞。サマー2000シリーズ開幕戦です。
裏の小倉はダート中距離戦プロキオンS。今年は小倉というコースを考えると例年と違う傾向が出てくるのかも。
平場では、土曜小倉8R1勝クラスにワイドアウェイクが鞍上和田JKで出走予定、日曜函館3R未勝利戦ではベルンハルトが鞍上水口JKで出走予定。
そろそろ未勝利戦はなくなってくる時期が近づいており、ベルンハルトには初勝利を期待したくなってきます。相手関係もそれほど悪くなく、新馬戦で二着があるように期待していたのですが二走目が案外。
休養明けですがここは勝利で飾りたいところです。
七夕賞
去年同様、福島得意な馬に注目してみようと思います。
と、なるとやはりクレッシェンドラヴ抜きでは語れない七夕賞。
福島ならのクレッシェンドラヴ、連覇の期待が掛かる今回ですが一昨年も二着があり三年連続で勝ち負けは十分ありそうです。
福島コースでは一昨年の七夕賞前に福島民報杯二着もあれば、一昨年の秋に福島記念で一番人気での快勝があり、福島コースとの相性の良さが際立っています。ここは不動の本命と言えそうです。
福島得意といえばヴァンケドミンゴも
去年三着馬、ここでもリピータ好走を期待したくなる福島巧者です。
初勝利も福島なら二勝目三勝目も一昨年の夏の福島で二連勝、準オープンクラスでしばらく足踏みしたものの、去年の春の福島開催で準オープンクラス勝利しオープンクラスへ。よく見てみると福島コースでしか勝利していないんじゃ…、と思いましたが、今回は福島2000mの七夕賞ということで心強い傾向に思えます。
重賞でも福島なら去年の七夕賞以外にも秋に福島記念で二着があり、福島コースはよく走ります。前走は福島民報杯13着大敗も新潟コースでしたので、今回一変に期待。
去年の七夕賞は二着馬ブラヴァスをとらえきれませんでしたが福島は合うので適性を武器に好走はありそうです。
穴ならマウントゴールドなんかどうかなと思いました。なんとなくの感じですが、週中でこのなんとなくは意外といい線いっていることもあるのでインスピレーションも大事にしていこうと思います。
前走都大路Sを押し切って勝利、2020年は一走のみに終わりましたが一昨年は福島コースで二戦しており二着一回の成績。その前に小回り小倉コースの小倉記念三着や2000m重賞チャレンジC二着の実績がある実力馬。ステイゴールド産駒というのも合いそうで前走の勢いに乗ってここも好走に期待したくなります。
プロキオンS
小倉ダート1700mで開催となるプロキオンSです。
格より調子ならサンライズホープ、現在二連勝中です。
展開の助けが必要なところはありそうですが、昇級初戦の前走は抜け出してミヤジコクオウの追撃を二馬身半差振り切っての勝利、二連勝だと勢いを感じます。夏競馬ならここで三連勝での重賞初制覇もありそうな感じがします。
実績だとウェスタールンドが人気を集めそうです。
小倉コースで追込み一辺倒の脚質が合うかなと思ったのですが、メンバーから行っても十分互角に戦えそうな実力馬、力は抜けてそう感じも。
重賞初勝利を挙げた去年は総決算として暮れの東京大賞典でオメガパフュームと0.1秒差の好勝負で三着に入った実績からもうかがえます。
去年の札幌でエルムSを上がり三ハロン最速の脚で勝ったタイムフライヤーを追撃した二着の走りも記憶に新しく、小回り小倉コースだからで片付けるのもどうかなと迷うところが。展開次第かなぁ。
ワイドファラオも侮れない実績馬。
かしわ記念で強豪ケイティブレイブを抑えて勝利したGI馬もその後が今ひとつ。今年のかしわ記念は四着でしたし、前走のさきたま杯三着は力なりに走っているようには思えますが、右回り小倉の別定戦で斤量58キロを背負ってどうかなと思うところはあります。
穴目だとペプチドバンブーとかメイショウカズサあたりはどうかなと思っています。
ペプチドバンブーは結構前ですが初勝利が小倉のダート1700m、続けざまに条件戦で二連連続二着を挙げたのも小倉ダート1700mとコースは合っていそうです。それ以来小倉ダート戦は走っていませんが、オープン特別の勝利もあるしお終いが活きる展開なら連下くらいには狙えても。
メイショウカズサは一戦一勝という小倉成績。
2勝クラスで先頭切って押し切り、二着に四馬身差という完勝でした。オープンクラスに昇級してから壁を感じる成績に終わっていますが、小倉で一変があっても。これも連下候補。
