SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:パフォーマプロミスが旅立つ

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先週に引き続き悲しいニュースを目にしました。

ケガで引退し療養中のパフォーマプロミスの訃報。ちょっと寂しい。

引退し乗馬、次なるステージへ

今年の三月に引退し乗馬になることが発表されていたパフォーマプロミス。
その前月のダイヤモンドSに出走し15着後に再び骨折が判明して引退となっていました。
乗馬となり次なるステージへ向けて療養していた矢先に残念なニュースが舞い込んできました。

どうやら馬房内の事故で同じ箇所の骨折し治療の甲斐もなく旅立ってしまいました。

2019年激走三着の天皇賞(春)でもレース後骨折が判明して一年の休養を余儀なくされていたように、脚元との戦いだったここ数年。よく頑張っていました。

パフォーマプロミス、予想の振り返り

長距離適性の高いステイヤーが評価されなくなってかなりの月日が経ちます。
そんな時代でパフォーマプロミスは長距離戦だけで無く中距離でも力を発揮しました。思えば予想には悩ましいタイプだったと言えます。しかし、何度か的中を運んでくれた存在。パフォーマプロミスにはありがとうを伝えたい。

最初に本命にしたのは2018年日経新春杯でした。

振り返り2018:京都11R-日経新春杯 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

ここで昇級初戦にもかかわらず見事勝利を収めます。重賞初制覇でした。ヒモは来なかったけど。
次走の目黒記念でも本命に、重賞連勝はあると思っていましたが、残念ながら三着。

振り返り2018:東京12R-目黒記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

秋初戦はアルゼンチン共和国杯でした。対抗にしましたが見事勝利、結果的には本命でよかった。

振り返り2018:東京11R-アルゼンチン共和国杯 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

その後有馬記念で△でおさえるも14着、翌年の始動戦は京都記念でした。
京都記念は迷ったけど切って、結果は四着、最近は迷って切った馬が来るパターンも多いのですが、2019年くらいはまだ狙いが悪くない。

振返2019:京都11R-京都記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

そしてパフォーマプロミスの好レース、天皇賞(春)へ。
予想では

予想2019:京都11R-天皇賞春 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

おさえの△評価、結果は

振返2019:京都11R-天皇賞春 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

二着馬こそ予想からハズレていたものの、勝ったフィエールマンに三着パフォーマプロミス、ワイドで的中を運んでくれました。しかしこのレース後に骨折が判明してしまいます。おもえば、このレースで骨折していたのに最後のあの伸びでエタリオウをクビ差競り落として複勝をもぎ取ったその力には恐れ入ります。

その後は、このケガで一年を休養に充てたパフォーマプロミス、復帰戦は翌年2020年の鳴尾記念でした。

ここで

予想2020:阪神11R-鳴尾記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

予想からは切ってしまったのですが、まさか一年のブランクを経て、オークス馬ラヴズオンリーユー単勝1.8倍という断然の一番人気をハナ差破っての勝利。

振返2020:阪神11R-鳴尾記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

パフォーマプロミス一世一代の大駆けと言えそうな快勝でした。

その後京都大賞典で

予想2020:京都11R-京都大賞典 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

本命にするも、

振返2020:京都11R-京都大賞典 - SpecialなWeekを目指す競馬日記

六着敗退。
次走はジャパンカップ、勝ったアーモンドアイから1.8秒差となる11着に敗退しました。

そして翌年2021年はダイヤモンドS、

予想2021:東京11R-ダイヤモンドS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

▲に期待したのですが、結果は

振返2021:東京11R-ダイヤモンドS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

残念15着。

そしてこのダイヤモンドSがパフォーマプロミスにとって現役ラストランとなってしまいました。

存在感のあったステイゴールド産駒

パフォーマプロミスは父ステイゴールド、母アイルビーバウンドという血統。
母の半姉にはオークス馬シルクプリマドンナがいる血統で、シルクプリマドンナの父がブライアンズタイム、アイルビーバウンドの父がタニノギムレット。
そのアイルビーバウンドの初仔がパフォーマプロミスでした。このあたりオークス馬ラヴズオンリーユーを鳴尾記念で破るあたりなんか運命めいたものもちょっと感じたものです。

アイルビーバウンドの仔は(今年のデビューとなる)2018年産駒はいないものの、来年にはオルフェーヴル産駒がスタンバイしています。その次はキタサンブラック産駒、若くして天に召されたパフォーマプロミスの分も、弟達には頑張って欲しいと思いました。中長距離走ってくれそうな。