菊花賞トライアルですが中山コースの中距離戦の専門家のためのレース、というイメージがあるセントライト記念。中山コースの重賞実績はやはり気になります。
予想:
◎7番:タイトルホルダー
○11番:ルペルカーリア
▲10番:オーソクレース
△3番:ヴィクティファルス
馬券は:
単勝:7番:タイトルホルダー
馬連:7-11、7-10、10-11
馬単:7-11、7-10
ワイド:3-7、3-11、3-10
三連複:ボックス
3、7、10、11
三連単:7-11-10、7-11-3、7-10-11
考えたこと:
去年は本命バビットの逃げ切りで嬉しい的中。
去年の予想:予想2020:中山11R-セントライト記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果:振返2020:中山11R-セントライト記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
勝ったバビットが二着に弥生賞馬、三着にスプリングS勝ち馬を引き連れて、三連勝中の勢いそのままに四連勝で勝ちを決めたレース。今年の出走メンバーに当てはめると、さしずめ逃げ馬がタイトルホルダーとヴィクティファルスを引き連れて勝ち切るといったところでしょうか。
でも今年の逃げ馬って重賞未勝利のノースブリッジ、前走ラジオNIKKEI賞こそ三着好走しているものの勝ち切るにはどうなんだろう?という気はしてきます。逃げる(かもしれない)ルペルカーリアも前走京都新聞杯二着好走はあるものの重賞未勝利の1勝馬、なんだか勝ち切るにはちょっとピンとこない感じはあります。
そう考えるとタイトルホルダー、安定の先行馬、弥生賞勝利に皐月賞二着の中山コース実績、逃げてもいいけどノースブリッジがハナにこだわるタイプに見えるから控えて二番手追走くらいでレースを進めそう(控えて良いタイプかどうかはさておき)な感じがします。
ただ、タイトルホルダーが好走した中山二走はいずれも一番人気のダノンザキッドにマークが集中していたこともあり、割とノーマークで楽に走れた感はあり、目標にされそうな今回のレースでタイトルホルダーの真価が問われるレースになるんじゃないかなぁと思っています。
タイトルホルダーの他だと、オーソクレース、ルペルカーリア、二連勝中のソーヴァリアントに、京成杯勝ち馬グラティアス、スプリングS勝ち馬ヴィクティファルス、勝負になるとしたらこの辺かなぁと考えていますが、ヴィクティファルス以外にはどれも人気馬ばっかり。もっと絞り込まないと予想の時点でトリガミが確定してしまいます。これは困った…。
ただ、中心視はタイトルホルダーのような感じはします。セントライト記念は例年そんなに荒れないレースですし、中山2200m戦は極端な内枠/外枠はよくないものの、5枠7番と中程の枠を得たタイトルホルダーは枠にも恵まれているような感が。
実績上位で展開も向きそうなタイトルホルダー、ここを本命にしました。
続く対抗も迷うところ、割とどの馬もどっこいどっこいでパッと選びにくいところがあります。
なんとなくですが、ルペルカーリアかオーソクレース、この二頭をタイトルホルダーの連下に考えてみることにしました。
ルペルカーリアは中山コースの実績がないのですが、良血馬でハイレベルの毎日杯を四着、京都新聞杯を二着と勝ちきれなかったものの重賞で走っています。ノースブリッジに新馬戦で0.3秒差四着と負けてしまいましたけど、いまでは逆転していそう。
オーソクレースはホープフルS二着とタイトルホルダーに0.3秒差先着がある実績、二歳時には明らかにタイトルホルダーより格上のような扱いだったけど、春のクラシックに出走できなかった分だけ人気はホドホドになっている感があります。「久々が過ぎて本来の走りが戻っていない」なんてことがなければタイトルホルダーすら圧倒できそうな良血馬です。
迷った結果、ルペルカーリアに贔屓目込みで対抗、三番手評価をオーソクレースとしました。
なんか、でも、前日で贔屓目にしていた馬が三着敗退、ルペルカーリアがここ勝利で「贔屓目はここだったのか」なんてこともありそうですが。
去年と同様人気サイドで手堅く三連複/三連単までを狙っておく、という予想で、△は多少人気がないところからいってもいいかなぁと考えました。
ここは何故か人気がないヴィクティファルスをおさえにしようと思います。
スプリングSの勝ち馬で、その前走はエフフォーリアに次ぐ二着だった共同通信杯、これだけの実績を持ちながら単勝19.9倍の七番人気(前日オッズ時点で)は軽視されすぎのような感じがします。確かに皐月賞稍重馬場で大敗、ダービーは好位で進めたものの直線で一杯になり馬群に飲まれました。
中山1800mの重賞勝利があるように力はあるはず、でもなぜか評価されていない、上位人気馬を手堅く、という予想で、ヴィクティファルスは非常に魅力的に映りました。ワイドで。