SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2021:アルゼンチン共和国杯、みやこS、京王杯2歳S、ファンタジーS

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今週は重賞が四鞍と豪華な週。
日曜には東京でアルゼンチン共和国杯、GI谷間の週の恒例長距離戦です。同日関西ではダート戦みやこS。
土曜には阪神JFの前哨戦ファンタジーSが阪神で開催、その裏となる東京では京王杯2歳S、朝日杯に向けた前哨戦です。

平場では、土曜阪神5R新馬戦にPOG馬ルールザウイングスがいよいよデビューを迎えます。
母ウイングレットと渋い血統で初戦から人気を集めるようなタイプではないのですが、好走へ期待は高まっています。芝1800mの新馬戦なのでここで好走できれば先々楽しみになってきます。そして鞍上は鮫島良太JK、最近弟の鮫島克駿JKの好が目立っていますのでお兄ちゃんにもがんばって欲しい。
翌日日曜には阪神7R1勝クラスにワイドアウェイクが鞍上角田JKで出走予定。こちらも期待。

アルゼンチン共和国杯

去年の勝ち馬オーソリティが出走してきます。
去年は三歳で青葉賞以来の休養明け、秋初戦となった一戦を快勝しました。変わって今年は受けて立つ立場となります。
去年は青葉賞勝利で重賞馬だったとはいえ三歳馬ということもありハンデ戦のここは斤量54キロでの出走でした。一番人気のユーキャンスマイルが斤量58キロで二番人気のサンレイポケットが55キロだったことを考えると恵量だった感はあります。
今年はトップハンデを背負うのはほぼ確実な状況で、どんなレース振りを見せてくれるのか楽しみです。
勝ち鞍が青葉賞とアルゼンチン共和国杯、今年のクビ差二着だったダイヤモンドSと重賞で結果を残したのはいずれも東京コース、2400mから2500mの中距離戦がベスト条件と言えそうな舞台。オーソリティがもう一段階上に行けるかどうか試されそうなレース。
鞍上は去年アルゼンチン共和国杯を勝利したルメールJKに手が戻る今回、確勝級と言えそうな一頭です。

アンティシペイトも侮れない存在。ある程度人気は集めそうです。
アンティシペイトは前走札幌2000m戦を勝利したのですが、今年の万葉Sで勝ったナムラドノヴァンに0.4秒差の四着と好走、ナムラドノヴァンはその後ダイヤモンドS四着(とはいえ勝ち馬から1.0秒放されてしまいましたが)に好走、その後に阪神大賞典で前年の勝ち馬ユーキャンスマイルと二着を争い0.1秒差という好走(勝ったディープボンドからは五馬身離されていますが、この際それは気にするまい)があり、距離が延びてもこなせそうな実績を残しています。
二走前の準オープンクラス東京2400m戦でクビ差の二着もあって、コースも相性は良さそうです。

ボスジラやゴーストなど長いところで実績を残しているタイプも出走していますが、それよりは札幌記念四着で力を見せたマイネルウィルトスにちょっと注目しています。
前走札幌記念は三歳牝馬ソダシの快勝で0.4秒差四着敗退ではありますが、前走の函館記念八着から巻き返してきました。
三走前の道悪の福島民報杯(今年は新潟2000mだった)が圧巻の競馬でした。馬場が渋るようならもちろん注目の一頭です。

あとは京都大賞典四着ディアマンミノルと五着のロードマイウェイ、あと着外に敗退した重賞青葉賞以外は全て一番人気でレースに出走しているフライライクバードあたりが気になっています。

みやこS

帝王賞三着のクリンチャーに久々鞍上の武豊JKが戻ってきて去年勝ったみやこS連覇を目指します。
今年に入ってから交流重賞二連勝の勢いで帝王賞でも三着と好走しました。暮れのチャンピオンズCに向けてここは連覇でGIに駒を進めたいところに見えます。意外でしたがダートに転戦してからは武豊JKが手綱を取るのは初めてなんですね。期待できそう。

ここに夏の北海道で三戦して二勝二着一回、うち一勝は重賞エルムSと復調気配が見えるスワーヴアラミスや、帝王賞は着外でしたが好メンバーだった東海Sや平安Sと今年重賞二勝を挙げているオーヴェルニュが挑みます。
これにレパードS勝利以来久々の三歳馬メイショウムラクモが挑む格好、上位四頭が抜けていそうで、穴狙いはできるかな…。
例年の京都開催ならヴェンジェンスという狙い目もありなのですが、去年と同様阪神コースでの開催となるみやこS、去年の勝ち馬クリンチャーは信用してよさそうな気がします。

京王杯2歳S

カンナS上位三頭に別路線のオープン特別の勝ち馬という構図の今年の京王杯2歳S。
カンナS勝ち馬のコラリンを筆頭に、二着シゲルファンノユメ、三着ジャスパークローネと人気しそうな三頭に挑むのが、いずれも二戦二勝と無敗の二頭、ラブリイユアアイズとヴィアドロローサ、なかなか選びづらい上位人気馬たちです。

ラブリイユアアイズはロゴタイプ産駒で今週条件戦に出走のワイドアウェイクの弟(父はローエングリンからロゴタイプに替わった半弟だけど)です。がんばって欲しい。
ヴィアドロローサやコラリン、シゲルファンノユメは1200m戦しか使っていませんが、ラブリイユアアイズは前走クローバ賞で1500m経験済、ジャスパークローネは前走もみじSで(三着敗退ですが)1400m戦は経験済です。この辺がどう出るか気にしておこうと思います。

ファンタジーS

今年は結構レベル高そうなファンタジーS。
未勝利の身ながら果敢にオープンクラスのフェニックス賞に挑んで勝利を収め、そのまま小倉2歳Sを勝利して重賞馬となったナムラクレアが中心となりそうです。
ただ小倉2歳S二着だった良血馬(シンハライト半妹)スリーパーダもこのままでは終わらないような感じ。上位人気二頭迷いそう。
加えて前走小倉2歳S三着好走のアネゴハダ、1勝クラスのサフラン賞を快勝で二戦二勝無敗のシルバーステート産駒のウォーターナビレラ、一戦一勝もアドマイヤハダルの半妹というドレフォン産駒の良血オルコスなど、なかなかこれから活躍が見込めそうな牝馬揃い、今年はアルテミスSよりファンタジーSかもしれません。