SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2021:エリザベス女王杯、デイリー杯2歳S、福島記念、武蔵野S

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今週は重賞が五鞍、オープン特別も多く、オープンクラスのレースが目白押しの週。
GIエリザベス女王杯を含め、気になるレースは多いです。

平場では、土曜東京10Rの準オープンクラス奥多摩Sにオールザゴーが鞍上亀田JKで出走予定。
日曜には福島8R1勝クラスにカトゥルスフェリスが鞍上北村(宏)JKで出走、阪神5R新馬戦にPOG馬スタニングスターが鞍上ルメールJKでデビュー戦を迎えます。
良血馬スタニングスターが万全のルメールJKのヤネでデビュー、ここは注目しています。

エリザベス女王杯

秋華賞馬アカイトリノムスメ、大阪杯勝利のレイパパレとGI馬の激突、さらにウインマリリンやウインキートス、テルツェットなどの四歳勢が大挙出走と、好メンバー同士の古馬牝馬の頂上決戦の様相。
なかなか迷いそうですね。まずは三歳馬二頭から。

桜花賞四着、オークス二着からとうとう秋華賞勝利でクラシック制覇を果たしたアカイトリノムスメ、クラシック血統ともいえる三冠馬ディープインパクトと同じく牝馬クラシック三冠馬アパパネという偉大な両親を持つ箱入り娘です。
鞍上も前走に引き続き戸崎JKが騎乗で期待できそう。
ここ三年はラヴズオンリーユーが三着したくらいで、三歳馬の目立った活躍はないものの、2017年には三歳馬モズカッチャンが古馬勢を退けて勝利しているように、斤量54キロで出走する三歳馬は秋華賞を勝ち負けする位の実力がある馬なら十分に勝負になるレースといえそうです。前走の勢いそのままにここでも好走はあるかも。

もう一頭の三歳馬ステラリアも一発あってもおかしくない存在。
抽選で挑んだ秋華賞は六着でしたが、オークス13着からのぶっつけ本番、直線ではよく伸びていました。忘れな草賞を勝利しているように阪神コースは合っていると言えそうな舞台なのも好材料。
上がりの勝負になった時に三歳馬の54キロの斤量が活きてくるかも。

ただ、古馬勢は強いのも事実。筆頭がレイパパレ。
大阪杯でコントレイルやグランアレグリアといった現役最強クラスを退けて勝利を手にしたレイパパレ。馬場も味方したような格好でしたが、それでのあのメンバーで勝ち取った戴冠はここなら実績一番といってもよさそうです。
しかし、その大阪杯の次走宝塚記念三着からオールカマー四着と今回と同じ2200m戦で敗退しているのはやや気に掛かる点ではあります。一ハロン長いのかな?という感じもするし、一叩きしたここは一ハロンならいける?という感じも。
そう考えると、ロザムールが鍵を握っていそうな気もしてきます。ハナに行くのか番手で進めるかがポイントになりそうな今回のレース。

オールカマーでワンツーフィニッシュだったウイン二頭、勝ったウインマリリンと二着のウインキートスも前走と同じ2200mを牡馬相手に勝ち負けしているあたり、要警戒に思えてきます。
ウインマリリンは今年重賞二勝がいずれも中山コースで牡馬相手の重賞勝利、ただ中山専用というわけでもなく去年三歳で挑んだエリザベス女王杯でも勝ち馬ラッキーライラックから0.4秒差の四着と健闘していることからオッズ次第では魅力的な存在といえるのかも。
ウインキートスの方は阪神初コースという点がなんとも気になるところです。前走もウインマリリンと同じ上がり三ハロン最速の脚を繰り出しており、位置取りの差だけという二着。二頭とも三着のグローリーヴェイズや四着のレイパパレ相手に先着しているところがなんとも気になる点です。

クイーンSから直行のテルツェット、ここも有力どころになりそうです。
母の半妹が先週のブリーダーズカップで歴史的勝利を手にしたラヴズオンリーユーという良血のディープインパクト産駒。いかにも人気しそうな血統です。
デビューから複勝圏を外したのは二走前のヴィクトリアマイルだけ、四連勝で重賞制覇の実力は侮りがたいものがあります。前走のクイーンSでも上がり三ハロン最速の脚で絶望的な位置から前をまとめて差し切って勝利しているように上がり勝負になったら怖い存在。
とはいえ、実力は認めますが、1800m超える距離で勝ち鞍がないのはちと気になります。

さらに他の古馬有力どころでも重賞三走連続で勝ち負けしているクラヴェルや今年のヴィクトリアマイル二着のランブリングアレー、前哨戦の新潟牝馬S二着馬ソフトフルートに三着ムジカとどれも2200mよりは1800m-2000mのイメージが強いタイプが多いのも、レイパパレやウイン二頭の後押しになっているように思えてきます。新潟牝馬Sを勝った三歳馬マリアエレーナは回避して放牧に出ているというのもちょっとややこしい。
あ、でもソフトフルートは2200m矢車賞を勝っているから距離的には2200mむいているのかもと思い始めてきました。

デイリー杯2歳S

二連勝で重賞制覇、新潟2歳Sを勝利したセリフォスが暮れの朝日杯に向けて出走してきます。

ここは堅そうですが、ルメールJK騎乗のソネットフレーズが立ち塞がります。

新馬戦でいきなり同日古馬準オープンクラス並みの時計を叩きだして二着に三馬身半差の圧勝を見せたソネットフレーズ、これは強そうです。

新潟2歳Sで五着敗退のスタニングローズが次走のサウジアラビアロイヤルCで三着と好走、同レース四着のウナギノボリに二連勝中のプルパレイなど、少頭数ということで、よく検討しようと思います。

福島記念

夏のサマー2000シリーズで勝利を収めたマイネルファンロンやモズナガレボシが出走してきます。マイネルファンロンは前走毎日王冠で12着大敗も巻き返しがあっても良さそうな舞台、気になります。

他にも全四勝の内三勝を福島コースで挙げているココロノトウダイも人気しそうですが有力候補、今年の金杯ではヒシイグアスとタイム差なしの二着好走もあって、このメンバーでこのコースこの距離ならかなり気になる存在。

とはいえ、人気の一角になりそうなコントラチェックの出方がどうなるかを考えるのがこのレースにおける予想で最初の検討事項となりそうな気がします。前走京成杯AH(二着)のようにハナを切るか、はたまたパンサラッサやディアンドルにハナを譲って番手で競馬するか。久々の重賞勝利となったオーシャンSでは控えていましたから、どちらもありそう。

武蔵野S

東京ダートならタガノビューティー、コース巧者のタガノビューティーが中心になりそうです。
ただ8歳でまだまだ強さを発揮する今年のフェブラリーS二着馬エアスピネルも侮りがたい有力一頭で、前走マイルCS南部杯ではそのエアスピネルに先着となる二着馬ヒロシゲゴールドや三着好走のソリストサンダーも侮りがたい。

8歳馬で思い出しましたが、ワンダーリーデルも東京ダートはよく走る舞台です。一昨年の武蔵野Sの勝ち馬ですし。お終いの勝負なら上位に割って入るシーンもあるかもと思いました。

他にもオメガレインボーやテイエムサウスダン、ブルベアイリーデのように前走重賞好走から挑む面々に加えて、サトノアーサーやバスラットレオンと言った芝からの転戦組も入り交じって、なかなか予想を悩ませてくれそうです。ん?バスラットレオン?ダートに?