今年も有馬記念が終わりました。勝ったのはエフフォーリア、今年を象徴するような快勝だったように思えます。これは年度代表馬はもう決まったといえるかも。
予想の結果:
1着:○10番:エフフォーリア
…
3着:◎7番:クロノジェネシス
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11着:△6番:ウインキートス
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16着:△14番:アサマノイタズラ
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:7番:クロノジェネシス=ハズレ
複勝:6番:ウインキートス=ハズレ
複勝:14番:アサマノイタズラ=ハズレ
馬連:7-10=ハズレ
馬単:7-10=ハズレ
ワイド:6-7、6-10、6-14、7-14、10-14=ハズレ
三連複:ボックス
6、7、10、14=ハズレ
三連単:7-10-6、7-10-14=ハズレ
振り返って
晴天の中山競馬場で今年の有馬記念のスタートが迫っています。昨日の稍重から回復して馬場は良馬場、順調にゲートインが進みます。
レースがスタート、揃ったスタート、パンサラッサがハナに行きます
続くタイトルホルダー、三番手はウインキートスが続きます。最後方はアサマノイタズラ。うーん、これは。
一周目のスタンド前、パンサラッサが突き放した逃げ、間隔が開いてきていますが二番手に続くタイトルホルダー、さらにウインキートス、シャドウディーヴァと続いて行きます。クロノジェネシスは中団待機、直後にはエフフォーリアの姿も見えます。
パンサラッサが引っ張る1100mは65.7秒。概ね有馬記念っぽい平均的なペース。ここから11秒台のラップが続いていたのが12秒台に落ちていきます。
パンサラッサがまだ軽快に逃げて二番手のタイトルホルダーを突き放した逃げ、さらにタイトルホルダーも三番手ウインキートスを離しています。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
パンサラッサに徐々に接近してくるタイトルホルダー、さらにタイトルホルダーの後続も徐々に接近。
四コーナー付近で先頭二頭が並ぶ。
そしてエフフォーリアは道中クロノジェネシスを前にみながら進めていたのが、いつの間にか外目に持ち出すとクロノジェネシスに先んじて先頭をとらえに行っています。
最後の直線へ
先頭はタイトルホルダー、直後からディープボンドが早目に並び掛けてきていますが、その外からはエフフォーリアがやってくる、一瞬でエフフォーリア先頭に。
その後ろからクロノジェネシスが差を詰めてきます。ステラヴェローチェと併せるような格好でクロノジェネシスがエフフォーリアを追撃。
しかしエフフォーリアの内にはディープボンド、外からはクロノジェネシスとステラヴェローチェ、四頭を従えて行くエフフォーリアの直線、これだけの実力馬が追撃します。しかしエフフォーリアが先頭を譲らない、頂点に立ったのは三歳馬の大将格エフフォーリアでした。先頭でゴールイン。
予想はハズレてしまいましたが、スペシャルウィークのファンにとっては孫世代でようやくスペシャルウィークの末裔がグランプリを制覇できた、ということでなんだか不思議と嬉しい勝利に見えました。
思えばグラスワンダーにハナ差惜敗した有馬記念が99年、そこから2009年と2010年の二年連続でスペシャルウィーク産駒のブエナビスタが二着、特に2010年の有馬記念では父スペシャルウィークと同じハナ差の惜敗に悔しい思いをしたことをこの時に思い出していました。
そして時は流れて今年2021年の有馬記念、シーザリオからエピファネイアと受継いだスペシャルウィークの血脈を持つエフフォーリアがグランプリ有馬記念を三歳で勝利してくれました。よく見ると、エピファネイアの父は有馬記念二連覇のシンボリクリスエス、母父にはディープインパクトを破って有馬記念を制したハーツクライというグランプリ血統でしたね。対抗評価に落とした自分にガックリきてしまいました。
有馬記念はドラマがある、って良く言われますが、今年はスペシャルウィークのファンにとってもドラマがあった、そんな有馬記念に思えました。ハズレたけど良いレースだったと思います。