SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:ワグネリアンが旅立つ

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は現役を続けていたワグネリアンの急死の報に触れて思い出などを。

2022年1月5日ワグネリアンの訃報

年明けてすぐの2022年1月5日、ワグネリアンが急死したとの報がニュースとなっていました。
胆石による多臓器不全が要因とのこと。近年確かに思ったようにレースに使えてなかったなぁと思いつつ、病気と闘っていたのかなぁと思いました。ワグネリアン安らかに。

ワグネリアンの思い出

ワグネリアンといえば、東スポ杯2歳S<振り返り2017:東京11R-東京スポーツ杯2歳S - SpecialなWeekを目指す競馬日記>で本命にして的中を運んでくれた記憶が残っています。
このときはPOG馬カフジバンガードの重賞挑戦だったのですが、単勝1倍台と人気を集めたワグネリアンが抜けていました。
前走野路菊S圧勝の実績もあったのですが、野路菊Sの二着以下がそれほどでもなかったんじゃ?と考えていたのもあって、勝ち切ったワグネリアンがそれほど世代でも上位とは思っていませんでした。

ただ年末のGIには出走してこず、翌年の弥生賞から始動、しかしその弥生賞では二着敗退、朝日杯勝ち馬ダノンプレミアムに敗れてしまいます。

本番皐月賞ではダノンプレミアムがケガで脱落したこともあって、ワグネリアンが皐月賞では一番人気に推されたものの着外と大敗してしまいます。
予想<予想2018:中山11R-皐月賞 - SpecialなWeekを目指す競馬日記>でも書いていたのですが、皐月賞は純粋な瞬発力勝負じゃない、東京競馬場でこその馬がワグネリアン、そんなイメージを勝手に作っていた当時はあまり重い印を打つことができず、▲評価くらい。ただ勝ったのが△のおさえだったエポカドーロだったのはなんとも。<振り返り2018:中山11R-皐月賞 - SpecialなWeekを目指す競馬日記>

ダービーでは一転ダノンプレミアムが出走してきたので本命に、さらに毎日杯からの別ローテで出走してきたブラストワンピースと皐月賞馬エポカドーロを狙ってワグネリアンを切ってしまいました。
切ったら来る、競馬あるある、この年のダービー<振り返り2018:東京10R-日本ダービー - SpecialなWeekを目指す競馬日記>はワグネリアンが直線でよく伸び、皐月賞馬をとらえると二着に下してダービー馬の栄冠を手にしました。

結果としてここが絶頂だった感のあるワグネリアン、その後は神戸新聞杯を勝利するも思ったようにレースは使えず、勝利を挙げられないままで2021年を終えてしまいました。

ワグネリアンの誤解していたこと

最初は瞬発力勝負しか出番のない馬だと思っていました。これが大きくワグネリアンを誤解していたこととなります。それゆえ東京コースの中距離戦以外は不要だろう、なんて短絡的に予想から切っていたことが何回かあります。

結果的には古馬になってから馬券になったのは2019年大阪杯とジャパンカップの二戦に留まっているので、予想にそれほど影響はしなかったのですが、馬場が悪かったので予想から切った2019年のジャパンカップ<振返2019:東京11R-ジャパンカップ - SpecialなWeekを目指す競馬日記>を三着したのは意外でした。特に勝ち馬スワーヴリチャードと二着馬カレンブーケドールは予想に入れていたので、ワグネリアン切って後悔したものです。

一歳年下のワールドプレミアと同様に出走間隔が必要とされるローテから、この馬も体調の管理が難しいタイプなのかなと思っていたものです。

結果的にこの見立ては大きく外してはいなかったように思いますが、予想の際にはいつも取捨に難しい馬だった記憶が残っています。いつかダービー馬の意地を見せつけられるんじゃないかと。

ダービー馬としてレースを盛り上げた一頭

ラストランとなった2021年ジャパンカップでは四世代のダービー馬が集結して府中2400mで競い合うという顔ぶれのレースとなりました。その一角としてワグネリアンや一年先輩のマカヒキなどが後輩のコントレイルやシャフリヤールを相手に奮闘しました。

同期にはアーモンドアイやフィエールマン、ラッキーライラックなど短距離/中距離/長距離でGI馬を多数輩出した2015年生まれのダービー馬。子孫は残せませんでしたがファンの思い出に残る一頭です。