SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2022:函館記念、函館2歳S

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今週はサマー2000シリーズ二戦目の函館記念に、土曜は二歳馬最初の重賞函館2歳Sと函館で重賞二戦となる週。

平場では、土曜小倉7R未勝利戦にスタニングスターが鞍上福永JKで出走予定、同日小倉9R都井岬特別にワイドアウェイクが鞍上和田JKで出走、翌日日曜小倉11R博多Sにはルペルカーリアが鞍上福永JKで出走します。
ルペルカーリアは二走前に三着しそろそろ現級も…とメドが立ったと思った前走は11着大敗、前崩れの人気馬総崩れで荒れた前走、初コースの小倉で本来の走りが観たいものです。

函館記念

GIで好走したサンレイポケット参戦、実績一番で人気もしそうですが、ハンデ戦でトップハンデ57.5キロの斤量に、初コースとなる平坦小回り函館コースが合うかというとどうも合う印象がわかないというサンレイポケット。
もっとコースに合うタイプのほうが良いんじゃないかなぁと思いつつ、目移りしています。
例えばギベオン。サンレイポケット同様函館は初コース、洋芝も経験がないというのはサンレイポケットと同じ、ですがメンバーにハナにこだわるタイプがジェネラーレウーノしかいないことから、枠順次第ではギベオンが先手を奪う展開や二番手から粘り込みということも考えられそうです。
鞍上は乗り替わり池添JK、テン乗りとなりますが代打池添JKといえば実績がありますし、ここであっと言わせるシーンも。

ここまでは函館や洋芝の実績がない有力馬でしたが、やはりコース実績のあるタイプのほうが気になります。
函館の芝といえばアラタ、洋芝は合っていそう。
去年四連勝でオープン特別を勝利、その次走は一番人気で迎えた重賞で三着好走と、近二走は今一つですが舞台が替わって一変もありそうです。
去年四連勝のうち二戦は函館コース、うち一戦が函館芝2000mでしたし、芝2000mはオープン特別の勝利もあるように距離も合っていそうです。
前走五着は七頭立てで人気を裏切る格好になってしまいましたが、いつもと違ってハナを叩いて目標にされるレースとなってしまいました。ここで挽回はあっても良さそうです。

去年の函館記念は八着でしたが走っても不思議じゃないのはマイネルウィルトス、函館記念敗退後の札幌記念は11番人気で四着と好走しました。
条件戦も含めて函館も札幌も勝ったことはないのですが、札幌コースでは三戦して二着・三着・四着と一回づつあることを考えると、同じ洋芝のここでも走っていいんじゃないかなぁと。引き続き鞍上デムーロJKというのも心強い、鉄砲だった前走目黒記念二着で人気は集めてしまうかもしれませんが気になっています。

函館記念というレースの実績から考えると、一昨年の勝ち馬アドマイヤジャスタは去年殿負けと極端な成績で、去年の函館記念二着の実績があるアイスバブルなんかが穴で面白いかなぁと。
どっちかというと、アイスバブルのほうが、札幌のオープン特別でもある程度走っている実績があるし、平坦小回りでの実績があることもあり、狙って面白い穴はアイスバブルかなと思っています。

函館2歳S

二歳戦最初の重賞ということもあり、昔は仕上がりの早いスピード馬が競い合う舞台だったのに対し、最近はビアンフェのようなスプリンターも輩出されるレースになりました。
1200mを一気に走れるスピード能力は要求されるレースなので、少ない実績の中でイメージに合うタイプを見つけ出したいレースです。

それほど人気しなさそうですしロッソランパンテが気になっています。
新馬戦は東京1400m戦でここが合うかどうかは微妙ですが、その新馬戦はスタートまずまずで始まり、ジワリとポジションを上げて好位へ取り付けます。折り合いも付いていて直線に入ってから空いたインを突いて抜け出しをはかり、先に前にいた三着馬との叩き合いを制した後で二着馬が速い上がりの脚で迫りクビ差凌ぎきったようなレース振りでした。

勝ちっぷりが派手でなかったのもあり人気はしなさそうだなぁという印象。パドックでうるさいところを見せたり直線でフラつくようなところがあったりと幼さはありますが、一叩きしたことで緩さがなくなってくれば初重賞でも面白い存在じゃないかと。ヒモとかでもいいかな。

函館デビュー組が多く出走しているなかで、気になるのはクリダームとそのクリダームが勝った新馬戦で二着だったミシェラドラータの二頭です。
クリダームは新馬戦を好位追走から四コーナーで早くも逃げ馬に並び掛け、そこから押し切って二着に半馬身差の勝利、なかなかレベルの高い新馬戦だったと言えそうです。

二着だったミシェラドラータはその次走の未勝利戦を完勝、メンバーの上位をクリダーム勝利の新馬戦メンバーが占めるというレースで順当に二着だったミシェラドラータが勝利しています。べべ、トラネスハープ、タリエシンなどクリダームが勝った新馬戦の再戦メンバーが上位を占めました。
この未勝利戦で着外だった一番人気のマニバドラはその次走未勝利戦でもハナ差二着(ダート戦だけど三着以下を七馬身ちぎった)と好走していますし、三着だったトラネスハープはイコサンの勝った未勝利戦で二着と走っています。相手関係からはクリダームとミシェラドラータは函館芝1200mという舞台でちょっと抜けた存在かなと。

ダートからの転戦ですが、ニシノシークレットもちょっと気になる存在。ダートからだとそれほど人気しないかなぁと思いますが、二着だったワタシダケドナニカが次走の未勝利戦で前述のマニバドラと好勝負して勝利しました。天気予報では雨予報という話もあるので、力の要求される馬場になったらダートからの転戦となる馬に分がある可能性もちょっと感じます。