SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2022:毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRC

広告

今週は三日間開催で三日連続重賞開催、東京と阪神の開幕週で10月の名物重賞毎日王冠と京都大賞典が開催です。土曜日には2歳重賞サウジアラビアロイヤルCも。

平場では、土曜東京7R1勝クラスにワイドアウェイクが鞍上荻野(琢)JKで出走予定。そして翌日日曜東京5R新馬戦にPOG馬フリームファクシが鞍上川田JKを迎えてデビュー戦に出走予定となっています。
いよいよフリームファクシのデビュー戦を迎えます。初戦からかなり期待できそうで楽しみなレースです。

毎日王冠

今年は少頭数になりそうな登録馬の数ではありますが、東京コースの1800mで面白いメンバーになりそうです。人気しそうな馬が結構多くてどの馬が人気を集めるかを読むのは難しそう。
注目されそうなのはやはり東京コースで近四走し三勝を挙げているノースブリッジじゃないかと。前走エプソムCの勝利で重賞初制覇しました。
モーリス産駒のノースブリッジは瞬発力勝負の東京コースが得意な印象はなかったものの、2勝クラスを勝ち上がって、その後の昇級初戦こそ出遅れ12着大敗したものの、その次走は順当に勝ち上がりオープンクラスへ昇級しました。その昇級初戦がエプソムC、最後はクビ差で二着馬ガロアクリークを始めとした四頭が並ぶ接戦で、さらに五着のタイムトゥヘヴンはアタマ差、去年のエプソムCの勝ち馬ザダルがクビ差で続いたという大接戦をモノにしました
前目で押し切るようなレース展開になるならノースブリッジの出番になりそうな予感、東京コースの開幕週ですし、前走大逃げを打ったレッドベルオーブの出方次第ではハナを切ってもよさそうな感じがします。個人的な注目はノースブリッジのレース振りに関心が集まっています。

とはいえ、例年実績馬も多く出走してくるレース、安田記念三着で復活の兆しが見えたサリオスにも二年ぶりの勝利が見えてくるレースといえそう。
一昨年の毎日王冠の勝ち馬でコース実績もある一頭、その後低迷して勝ちを挙げることは出来ていませんが、去年の香港マイル三着だったり前走安田記念三着だったりと徐々に「ハーツクライの二度成長する」ポイントに入っているような印象を抱いています。前走安田記念は勝ったソングラインとタイム差なしでクビ差二着だったシュネルマイスターとはアタマ差の接戦でした。去年不出走だった毎日王冠には二年ぶりの出走、一昨年の勝ち馬だけに復調気配のみえるここはなかなか侮れない一鞍に思えます。

GI馬レイパパレとポタジェも侮れない実績馬、このレースに限っていえば去年シュネルマイスターの勝った毎日王冠は三着だったポタジェがやや気になっています。とはいえ上位二頭がアタマ差接戦だったのに対して三着だったポタジェは一馬身半ハナされた三着でしたので、うーん。でも大阪杯の勝利という一発屋で終わるかここで真価が試されそうな気がします。

一発ありそうなダノンザキッドや前述のノースブリッジとエプソムCでは差の無い四着だったジャスティンカフェも怖い存在、頭数は少なくても実力拮抗で白熱したレースが期待できそう。

京都大賞典

祝日となる月曜日の開催となる京都大賞典、阪神2400mという舞台で京都2400m戦だった一昨年までとは違った傾向になりそうな感じがするレースです。穴なら前残りという印象がありますがこれは京都開催だった一昨年までのことで、去年は前目押し切りを狙うアリストテレスとキセキの叩き合いを外から一気に穴馬マカヒキが差し切って勝利を収めました。
ただ、純粋に瞬発力勝負かというとそうとも言い切れないところがあって難しいところです。

そういう意味では去年の勝ち馬マカヒキが出ないこともあって二着だったアリストテレスはかなり期待できるんじゃないかと思えるレース。目黒記念はちょっと負けすぎの感がありますが、コントレイルに次ぐ世代No.2と目されていた時期もあった実力馬、去年の実績も込みで前走の大敗は度外視して狙う手もありそうな気がします。

もう一頭人気しそうなのがボッケリーニ、前走目黒記念を勝利して重賞二勝目を挙げました。
オープンクラスに昇級してからも安定の好成績で悪くても掲示板という成績は予想には心強い、今年に入ってから重賞三戦して全て複勝圏内、ここも有力どころです。

そうなると宝塚記念でも五着とエフフォーリアにハナ差競り勝って掲示板だったマイネルファンロンも気になってきます。今年に入ってからかなり良さそう。京都大賞典といえば春のGIからの休養明け初戦の馬がいい印象もありますし、一発あっても。

牝馬なら復調気配のあるウインマイティー、前走マーメイドSは10番人気の低評価を覆す勝利、オークス三着の前走忘れな草賞以来の勝利でした。阪神実績なら阪神大賞典二着のアイアンバローズより京都記念を逃げ切って勝利したアフリカンゴールドの方が気になっています。

穴なら阪神コースのオープン特別で追込み一気の勝利があるディアマンミノルか大阪城Sで差し切り勝ちのあるヒンドゥタイムズ辺り、うーんこう考えるとこのレースもなかなか混戦模様に見えてきました。ただ逃げ馬がキングオブドラゴンを始めとしてディアスティマ、ユニコーンライオンにアフリカンゴールドと結構多いような気がするので展開も含めてじっくり考えていこうと思います。

サウジアラビアロイヤルC

近年は暮れの2歳王者決定戦で好成績を収める馬が多数ステップにしていてレース内容を含めて注目しておきたいレースの一つとなっています。
今年もかなりの素質馬が出走してきますが、その筆頭と言えそうなのがノッキングポイント、新馬戦の内容は絶賛する評を数多く見掛けました。
やっぱり新馬戦で上がり三ハロンが33秒台というちょっと見掛けない末脚勝負になったばかりか、そのレースで後続を三馬身差突き放す完勝、逃げて粘り込んだ二着馬は三着馬を二馬身差突き放しており並みの新馬戦なら勝ち切っている内容でした。その二着馬は次走の未勝利戦をあっさり勝利していますし、三着馬もその次走は新潟2歳Sを勝利したキタウイングとハナ差の接戦で二着だったことを考えると、新馬戦はかなり実力馬が揃ったレースだったといえそうです。ただ新馬戦の後は膝の腫れがあったようで母チェッキーノ同様にケガには気をつけて欲しい血統です。

ノッキングポイントが抜けていそうなレースですがPOG馬のレッドソリッドが出走することもあってかなり気になっています。前走の札幌2歳Sは文字通り大敗と言えそうな一戦で人気も落ちるだろうというのも狙い目に思えるところ。
小倉の新馬戦は押し切って勝利でしたが札幌2歳Sはハナを譲って二番手追走から四角先頭、おおっと思いましたが直線では後続に飲み込まれてしまいました。
とはいえトビの大きい馬で小回りコースから広い東京コースにコース替わりするのはプラスに思えます。前でしぶとさを活かすレースになれば入着くらいはあってもよさそうに思えます。

あとはシルヴァーデューク、余裕残しだった新馬戦を一叩きして二戦目の未勝利戦を二馬身半差で快勝、二着馬が9月に未勝利戦を勝利していることからもシルヴァーデュークの力はありそうです。
もう一頭はマイネルケレリウス、東京マイル戦だった新馬戦を上がり34.0秒の好タイムでアタマ差差し切って勝利しました。この新馬戦も三着だったグラニットがその次走を逃げ切って勝利していることからレベルが高かったことが窺えます。切れ味勝負ならレッドソリッドよりマイネルケレリウスかなぁという感じがしています。