SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2022:アルゼンチン共和国杯、みやこS、ファンタジーS、京王杯2歳S

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今週はGI開催の谷間となり名物重賞が開催の週になります。
先週のアルテミスSのレースに続いて阪神JFに繋がるファンタジーSが土曜阪神で、翌日には古馬のダート重賞みやこS、そして東京開催は京王杯2歳Sとアルゼンチン共和国杯と重賞四鞍。

平場では、日曜阪神3R未勝利戦にフリームファクシが鞍上川田JKで出走予定。
デビュー戦だった前走は先手を奪って勝ち切るかと思ったのですが、勝ち馬の決め手にクビ差及ばず二着。少頭数になる今回はかなり期待しています。デビュー戦でオープンファイアに0.2秒差だったアンタッチャブルが強敵になりそうですが、何とか勝ちをもぎ取って貰いたい。

アルゼンチン共和国杯

やはりここはテーオーロイヤルが主役とみて良さそうなメンバーに思えます。
昇級初戦で重賞ダイヤモンドSを完勝した実力、そのまま次走天皇賞でもタイトルホルダー圧勝のなかで二着ディープボンドから一馬身差の三着と力を見せました。オールカマーも通ったところが伸びない馬場だったというだけでよく走っていそうですし、広いコースの東京コースにコース替わりするのはプラスに思えます。斤量57.5キロのトップハンデはやむを得ないのですが、斤量で逆転できそうな馬も見つからないのが現状です。

となると、テーオーロイヤルの相手探しになりそうな今年のアルゼンチン共和国杯、その筆頭にいるのは個人的には天皇賞(春)四着のヒートオンビート。
天皇賞(春)は三着テーオーロイヤルから遅れること三馬身半差の四着と次点、その後に続くのがマイネルファンロン(六着)です。力はテーオーロイヤルに継ぐものはありそう。とはいえ斤量57キロで0.5キロ差では三馬身半差をひっくり返すのは難しいかも。ということでヒモなら。
最近中山や福島のような小回りコースのほうが良積を出している印象があるのですが、以前には同コースの目黒記念を二着している実績馬。瞬発力勝負になってもこのメンバーなら戦えそう。

穴狙いなら、天皇賞(春)六着と次点にあるマイネルファンロンはありかなと思っています。前走京都大賞典でも同じ理由で狙ったのですが、春のGI二戦はいずれも掲示板争いでよく走っています。前走は大敗ですが七歳にしてまだまだ力を見せている現状で、連下くらいなら走っても不思議じゃないように見えます。

穴狙いその二はアフリカンゴールド。
内枠を引いて逃げ・先行⇒楽なペースというレース運びができそうならという注文は付きますが、意外と東京2500mは向いてそうなアフリカンゴールド。
三年前のアルゼンチン共和国杯三着の実績がありますし、近年は2000m前後の好走が多いのでイメージが薄れていますが元々は中長距離を中心に走っていた馬。展開一つで好走はありそうな気がします。

ホントに狙うかは微妙だけど、ディアマンミノルが気になっている最後の一頭。
瞬発力勝負ならいままで見せた末脚でこのメンバーで東京コースなら直線勝負まとめて差し切るというシーンがあっても。去年のアルゼンチン共和国杯も上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出してほぼ最後方から一気に五着まで飛んで来ました。展開の助けが必要ですが、ハマればディアマンミノルの末脚は脅威。
毎年じゃないけど、上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して後方から一気に飛んでくるヒモ穴、ディアマンミノルがそのイメージに合っている気がします。

あとは毎年好成績の三歳馬ということでキラーアビリティとか、前走新潟記念を二着復活走があるユーキャンスマイル、あと忘れたころのラストドラフトは怖い気がします。ただ、東京2500mのハンデ戦の割りに近年は大きく荒れるレースが少ないというアルゼンチン共和国杯なので、慎重に検討をしていこうと思います。

みやこS

引退から一転して撤回し現役を続けるオメガパフュームの今年三戦目。帝王賞三着はまだまだ現役でやれるところを見せてくれました。大目標はやはり世界初の同一GI五連覇が掛かる東京大賞典と思いますが、前哨戦でもここは走ってきそう。
今年阪神ダート1800mのアンタレスSを快勝していますし、コース・距離も実績があるここでちょっと軽視はできないかなぁという感じがします。

古豪オメガパフュームに勝てるとしたら、やはり三歳馬なのかなぁという感じがします。まだ未知の部分が多くて別定戦のここで斤量が優遇される三歳馬、ハピとタイセイドレフォンの二頭が出走してきますが、どちらも好勝負してくれそうです。
ハピはジャパンダートダービーで四着敗退後、レパードSを三着、ただ三頭がクビ差で並ぶ入線だったレパードSは四着以下を五馬身引き離しており上位三頭が抜けた実力だったように見えました。実際古馬と初対戦となったシリウスSでも勝ち宇亜に3/4馬身差の二着と差を詰めており、中京ダート巧者のオーヴェルニュ(三着)を一馬身以上ハナしての二着でした。

タイセイドレフォンは逆に古馬と走る重賞は初出走、ただ2勝クラスで古馬との初対戦は経験済で、2勝クラスは二着以下を八馬身差で置き去りに、タイム差が1.3秒差という圧勝でした。
鳳雛Sでは0.3秒差でハピに負けてしまいましたが、レパードSではハピにクビ差先着しています。二頭は互角。どっちを選ぶかはなかなかに悩ましい選択肢です。

あとは前走から斤量1キロ減で出走となるウィリアムバローズ、去年の東京大賞典二着から今年の名古屋大賞典勝利で二連覇となるクリンチャーなども気になる存在、一昨年のみやこSを勝利したのがクリンチャーということもあり、隔年で好走があっても。

ファンタジーS

阪神JFに向けた前哨戦の中でも、アルテミスSと同じくらい重要なステップレース。アルテミスSよりもスピードで押し切るタイプが強い勝ち方をしている印象が強いレースがこのファンタジーSです。

やっぱり一番注目を集めそうなのはアロマデローサ、母のローズウィスパーは当ブログで未勝利戦を追い掛けていた一頭で、なかなか勝ち味に遅いタイプだったのが産駒のアロマデローサは新馬戦からききょうSとあっさり二連勝、さらにききょうSがレコード勝利だったことも人気に拍車をかけそうです。

ただ、二戦二勝の無敗の重賞馬ブゼンドールがアロマデローサに立ちはだかります。
函館1200m戦をデビューから二連勝、重賞函館2歳Sの勝ち馬ということで実績はメンバー中最上位。ただ1200mしか走っていない点はちょっと気掛かりです。
ただ函館2歳Sの大外一気の差し脚は強烈に印象に残っています。よくある函館2歳S勝ち馬はスプリンターということもありそうで、この取捨は慎重にやっておきたいところです。

あとはクインズエルサ、たぶんそんなに人気しないだろうと踏んで。
デビュー戦と前走ききょうSはどちらもアロマデローサの二着、初勝利の未勝利戦もデビュー戦三着馬フェリキタスとワンツーフィニッシュでした。アロマデローサ以外には負けていない戦歴にちょっと気になるところがあります。

京王杯2歳S

去年ここ三着だったラブリイユアアイズが暮れの阪神JFでも八番人気ながら二着に好走し穴をあけました。

今年はロンドンプランが二戦二勝の無敗で挑みます。ここを勝てば朝日杯一番人気が見えてくるレース。
なんといっても父グレーターロンドンというPOG馬だった馬が種牡馬になって送り出した初年度産駒で二戦とも上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して快勝、デビュー戦の二着馬はその後未勝利戦二着を挟んで勝ち上がっていますし、デビュー戦三着馬はその後オープン特別フェニックス賞でいきなり初勝利を挙げるミカッテヨンデイイだったというレベルの高そうな新馬戦でした。小倉2歳Sも最後方から一気の末脚で他馬とは1秒以上速い上がりの脚を使っての快勝でしたし、ここでも主役を張ってくれそうです。

こうなると相手探しになりそうなレース、まだこれと決めていませんが穴目でブーケファロスは気になっています。
前走は初重賞で六着と厳しい結果に終わりましたがそれまでは負けても0.1秒差以内とそれほど悪くない内容、前走から一ハロン距離短縮は良さそうな気がします。

あとヤクシマあたりもどうかなと気になっています。
新馬戦勝利直後にききょうS出走、アロマデローサの完成度に差は付きましたが二着馬クインズエルサとはクビ差の接戦でした。流れ一つで。