SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2022:中山11R-有馬記念

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結果的に見れば展開を見誤ったハズレ。今年の有馬記念は例年のハズレより厳しいハズレでした。

予想の結果:

1着:○9番:イクイノックス
 …
8着:▲16番:ディープボンド
9着:◎13番:タイトルホルダー
 …
16着:△15番:ブレークアップ

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
----------------------------------
単勝:13番:タイトルホルダー=ハズレ
複勝:15番:ブレークアップ=ハズレ
馬連:9-13、13-16、9-16=ハズレ
枠連:7-8、5-8=ハズレ
馬単:13-9=ハズレ
ワイド:13-15、9-15、15-16=ハズレ
三連複:ボックス
    9、13、15、16=ハズレ
三連単:13-9-16、13-9-15=ハズレ

振り返って

晴天の中山競馬場、芝も良馬場で暮れの大一番となる有馬記念のスタートが迫ってきています。
やっぱり有馬記念の盛り上がりは格別、オッズも思っていたより割れていて単勝10倍を切る上位人気も五頭(レース直前のオッズで、最終的には三頭)で競り合っている状況、好レースが期待できそうです。
順調にゲートインが進んでいきます。レースがスタート。

ジェラルディーナが出遅れ、好スタートからハナに行くタイトルホルダー、外からはディープボンドやブレークアップといった8枠二頭が続きます。アカイイトが最後方待機。

スタンド前を通過していく一団、タイトルホルダーがハナを切ってレースを引っ張って行きました。続くのはブレークアップ、内から  外にディープボンドで進みます。

タイトルホルダーが予定通り逃げを打ってくれました。ブレークアップが二番手、内にジャスティンパレス、外にディープボンド、前に行っている三頭が予想馬です。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

タイトルホルダーが先頭も徐々に二番手との差は詰まってきています、しかしここでタイトルホルダーがもう一段階スピードを上げたように見えました。続くのはディープボンド、外からエフフォーリア、さらにイクイノックスも来ています。

最後の直線へ

先頭はタイトルホルダー、しかし外からイクイノックスが敢然と先頭に立つ、さらに直後からはボルドグフーシュ、さらに一気にジェラルディーナがボルドグフーシュに迫ってきますが、先頭は…

イクイノックス、やっぱり天皇賞(秋)で見せた実力は本物でした。イクイノックスが四コーナーから持ったままでスーッと上がって行くと圧巻の直線の脚、先頭を奪うとあっという間にゴールに駆け込んで有馬記念の勝利を掴みました。

続く二着にはボルドグフーシュ、そして三着に続くのはジェラルディーナ、さらにイズジョーノキセキと牝馬が続きます。そして最後の五着掲示板がエフフォーリア、うーん。

予想馬は、イクイノックス以外は全部着外に沈みましたね。これは意外だった。二年連続で一着・三着と惜しい予想が続いていたのと、毎年予想馬から二頭は来ていたのもあってイクイノックス以外全部着外というのはまったく予定外。
敗因は展開の読みが完全に誤っていたってことなのかなと。前崩れの展開で前行く馬で固めた予想じゃ大ハズレも仕方ない。

タイトルホルダーがハナを切って初めて負けたレースとなったのがこの有馬記念となりました。海外からの帰国初戦の難しさなのか、はたまたこれだけのメンバーが揃って楽な逃げとはいかなかったのが要因なのか、レースは難しいものです。

あと、展開の読み違いと同様に、有馬記念で外枠で予想を固めることになってしまったのも大きな失策だったと思いました。予想馬三頭がタイトルホルダーの7枠にディープボンドとブレークアップの8枠で固めているのはどうなの?と。鞍上があれだけ抽選会で「内枠が欲しい」と声を揃えて主張していたわけで、来年からはちゃんと外目の枠に対する評価を割り引くように覚えておこうと思います。タイトルホルダーの負けは枠順も関係あるのかなぁ。

そして個人的には意外な二着に入ったのが菊花賞二着からの出走だった三歳馬ボルドグフーシュでした。
勝ったイクイノックスと共に強い三歳勢を証明した格好のボルドグフーシュ、菊花賞二着は上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して三コーナー付近から動き出したものの、今回は前回よりさらにギリギリまで脚を溜めてイクイノックスを上回る上がりの脚を使っての二着でした。長距離路線にイクイノックスが出走しないことを考えると、来年の長距離路線での活躍が期待されるのはボルドグフーシュと言うことになりそうです。来年楽しみな逸材が頭角を現してきたものです。

おっと、勝ったイクイノックスの話がまだでした。春に見せていたあと一歩届かないところが秋の天皇賞(秋)と有馬記念ではガラッと変わって強さを見せつけた完勝でした。
皐月賞で道中から動いて行ったのもあって中山コースどうかと思ったのもまったく心配なし、道中はじっくり溜めて(とはいえルメールJKのコメントだと折り合いは欠いていたらしいですけど)四コーナーから持ったままで先頭集団に取り付いて理想的な抜け出し方であっという間に先頭を奪っていました。これで強い三歳勢と呼ばれた世代を代表する存在になったと思います。クラシックは二戦連続二着で獲得できなかったイクイノックスが秋に大きく飛躍して、古馬を相手にGI二連勝、有馬記念を勝利する最高の形で一年を締めくくった、そんな有馬記念でした。