SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2022:中山金杯、京都金杯

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一年の計は金杯にあり。今年も金杯から競馬が始まります。
週末には明け三歳の重賞シンザン記念とフェアリーSもありますが、ひとまず金杯を考えて見ようと思います。

平場では、金杯の日の中京6R1勝クラスにフリームファクシが鞍上川田JKで出走予定。その後の中京10R万葉Sにはサトノラディウスが鞍上川島JKで出走予定。
フリームファクシは前走二馬身半差での快勝に加えて、新馬戦では年末に快走を見せたミッキーカプチーノとクビ差好勝負で評価を上げています。三着に下したグリューネグリーンはそのあと京都2歳Sを勝利して重賞馬になっていますし、平場の1勝クラスなら確勝級とみています。

あとは、まだ特別登録の段階なので分からないですけど、POG馬の期待の星アルタビスタが1月9日の中京芝1600mでデビュー戦を迎えるようです。
これもかなり期待していますが、登録馬多数で出走出来るといいなぁと思いながら登録馬の確定を待ちたいと思います。

中山金杯

明け四歳の四頭はいずれも気になるところ。

筆頭になりそうなのは古馬相手の重賞で既に勝ち負けしている二頭フェーングロッテンとマテンロウレオ、特にマテンロウレオは前走中日新聞杯で同世代のキラーアビリティと競り合って二頭で古馬を一蹴、二走前でもディープモンスターやソフトフルートと言った人気馬を退けて勝利しています。ここは重賞二勝目のチャンス。
ただ小回り福島の重賞勝ちがあるフェーングロッテンも中山は初コースですが坂を含めてコースは合っていそうでマテンロウレオと甲乙付けがたい存在。

準オープンクラス勝利からの昇級初戦となるラーグルフとレッドランメルトも中山コースは相性が良さそうで、コース実績でいえば重賞実績のある二頭よりも良さそうに見えます。二歳時に芙蓉S勝利にホープフルS三着という実績があるラーグルフは皐月賞でもマテンロウレオに先着していますし、レッドランメルトは中山1800mコースを二連勝でコース相性を見せています。

でも四頭を比べて見るとマテンロウレオが頭一つ抜けているかなぁという感じがします。中心はマテンロウレオで相手をどうするかがポイントになりそう。

京都金杯

中京1600mの京都金杯も今回まで。裏の中山金杯と違って穴馬の台頭が気になるレースという印象です。

東京と中京を同一視するとやはり東京マイル戦の実績が目立つイルーシヴパンサーは気になる存在です。
東京マイル戦は四連勝で重賞初制覇を達成した去年の東京新聞杯までのステップが物語っているように左回りのマイル戦では一目置く存在、ただ東京と中京での微妙な違いはどう影響するかは判断しておきたいところです。新潟マイル戦の前走関屋記念は二桁着順に大敗したことですし。

そうなると、明け四歳のマテンロウオリオンやプレサージュリフトあたりが有力に見えてきてしまうのはやはりこの明け四歳世代が席巻した昨年の古馬戦線を引きずっている見え方をしているかもしれないと思いつつ、どうも気になってきます。
マテンロウオリオンは秋にはスワンSで古馬と初対戦するも七着に敗退、続くマイルCSも二桁着順に終わりました。ただスワンSは勝ち馬から0.5秒差、マイルCSは0.7秒差とまずまず。中京マイル戦はシンザン記念の勝利があるように実績がある舞台なのでここはチャンスに見えます。
一方でプレサージュリフトは中京初コースなのですがデビューから二連勝で重賞クイーンCを制覇した舞台は東京マイル戦、そこからクラシック三冠を三戦して結果は出ていませんが、ここなら。

ただ明け四歳馬が盤石かというと必ずしもそうとは思えないところもあって、気になる古馬の筆頭がピースワンパラディ、一昨年の京都金杯二着馬です。
一年七ヶ月と久々だった二走前は五着掲示板、一叩きして期待された前走も掲示板争いに終わりましたが中京コースは好相性で前走以上の期待を持っています。長期休養から復帰後に三戦目となる今回、前走以上に期待ができるような気がしています。

穴だと二頭気になっています。まずはダイワキャグニーから。
去年の京都金杯は11番人気の低評価ながら勝ち馬ザダルに差し切られて一馬身差二着でも後続のカイザーミノルやダイアトニックはアタマ差凌いで二着を確保し波乱の中心となりました。実際カイザーミノルとダイアトニックを狙っていた身としては複雑な心境。
その後三戦は二桁着順に終わっていますが、去年と同じ舞台でまったくノーマークだとなんかこうもう一回ありそうな気になってきます。今年で中京開催の京都金杯は最後だと思うし。

もう一頭の穴狙いで気になるのはエントシャイデンです。
この馬もピースワンパラディと同じ一昨年の京都金杯で14番人気三着好走の実績がある一頭。去年は不出走です。
二年連続海外遠征しフォレ賞三着という実績だけが目立つのですが、その合間に安土城S勝利があるように中京コース実績はあります。ただ1400mベストの馬でしょ?という見方もありますが、一昨年の京都金杯三着の実績がどうも気になってきます。

現状はどうしようかなぁ、と迷う一戦。中山金杯と違ってハンデ戦らしい波乱の決着もあるのが京都金杯なのでここは思い切った狙いでもいいかなと。