SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2023:根岸S、シルクロードS

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今週はダート重賞根岸Sと芝のスプリント重賞シルクロードSの重賞二鞍。
どちらもGIの前哨戦となりますがGI前に豪華メンバーで魅力的なレースになりそうです。

平場では、土曜東京6R新馬戦にテンペストが鞍上横山(武)JKで出走予定、同日中京12R1勝クラスではレッドベルアームが鞍上岩田(望)JKで出走予定となっています。
今週はなんと言ってもテンペスト、12月の中山でデビュー予定だったのですが出走取消、今回が仕切り直しの一戦となります。母シーザリオのラストクロップでサートゥルナーリアの全妹というPOG馬でも期待の一頭でデビュー戦から期待したい一頭です。

根岸S

去年ここを勝利してGIフェブラリーS二着と好走を見せたテイエムサウスダンが連覇を狙って帰ってくるも、新たな有力馬レモンポップがステップアップしてきています。連覇か新顔か、本番前にいきなり対決で迷うところです。

でも、有力馬はこの二頭だけじゃなく、去年夏にダート転向から三戦し二勝二着一回と完璧な成績を残しているギルデッドミラーに加えて、昇級初戦から勝ち負けし二戦目のすばるSで勝利を収めた明け四歳馬バトルクライなど、本番に向けての豪華メンバーとなった今年の根岸Sです。

でも、やっぱり注目を集めるのはレモンポップ、頭一つ抜けた存在といえそう。
デビューから連対率100%を維持していて負けるシーンが考えにくい実力馬、しかも条件戦からオープン特別二戦を四連勝した舞台は東京ダート1400mと今回と同じコースというのも人気に拍車を掛けそうです。
前走は二着に惜敗してしまいましたが、敗戦といってもハナ差の僅差ですし単勝1倍台で勝ちに行くレースをした分だけ勝ったギルデッドミラーに目標にされて最後に差されたような印象もあります。負けなしの東京ダート1400m戦で本番に向けた一叩きでも負けられないところ。

個人的にはもう一回本命にしたいのがギルデッドミラーです。
初ダートだったNST賞を勝ち切って、そこから二着を挟んで武蔵野Sで重賞初制覇、いずれも予想の中心にしていましたが、本命にしたときだけ二着…、今度こそ自信を持って本命にして的中といきたいところです。前走でレモンポップに勝利している展開もここは堂々狙いたいところ。

去年の勝ち馬テイエムサウスダンも検討が必要な有力馬の一頭。
前走JBCスプリントこそ着外敗退ですが、去年勝利した根岸Sでリピータの可能性も高い一頭です。続くフェブラリーSも二着好走と東京ダート実績は申し分ない一頭に思えます。

しかし、これだけ本命馬に迷いそうな有力馬の層が厚い今年の根岸S、その中で明け四歳のバトルクライもなかなか侮れない成績で個々に挑みます。
東京ダートは1400mの出走こそないものの、1600m戦は条件戦二連勝に加えて青竜SとユニコーンSをいずれも三着と好走していてコースは合っている様子が窺えます。
穴を狙うには有力馬四頭のうちどれかを削らないと行けないという難しいよそうになりそうです。

穴でこの辺かなと思うのが近二走GIで勝ち負け、去年の二着馬ヘリオスや思い切って距離短縮で挑むケンシンコウあたり。
特にヘリオスは有力馬四頭の陰で人気の盲点になってくれそうで、狙って面白い一頭と言えそうです。
去年はほとんど交流重賞の出走だったのですが、そこでも勝ちこそないものの六戦二着四回三着一回、去年の根岸S二着を始めとしてオープン特別二連勝がある東京ダート1400mの舞台は実績がありますし、人気次第ではかなり狙い目のような感じがしています。

あとケンシンコウはまず人気しないだろうという状況に加えて、別定戦の今回は斤量が久々に57キロでの出走となります。意外性という意味でも去年のマーチSは12番人気ながら斤量57キロで二着好走、差し向きの展開が欲しいところですが前に行くタイプは多いように見えるので意外性の馬券圏内はあるんじゃないかと思っています。検討候補。

シルクロードS

高松宮記念に向けた前哨戦ということで、ぱっと見で中心になりそうなのは去年のスプリンターズS二着のウインマーベルと二連勝で重賞初勝利を挙げたトウシンマカオ、初勝利から四連勝で一気にオープンクラスに駆け上がってきた上がり馬マッドクールの三頭が目を引きます。

ただスプリンターズSこそ五着に敗退したものの、内容自体はかなり実があったナムラクレアも休養明け初戦でいきなり勝ち切っても不思議じゃないですし、2020年のシルクロードSで勝ち馬とタイム差なしの二着があるエイティーンガールも贔屓目込みなら検討の余地ありという状況です。こっちも気になる馬が多いレースになりそうです。

ただ、穴馬として一番気になるのはキルロード。
去年の高松宮記念をブービー人気で三着と波乱を呼んだ後、去年の京阪杯で10番人気の低評価ながら再び二着好走、再び波乱の立役者となりました。
実力ほど人気にならないのはほぼ間違いなく、他のレースのようにあっさりと着外に沈むレースもあるのですが、人気しないだけで成績はかなり安定していて今回再び人気してしまうなら妙味は薄いのですが、人気しないようなら鞍上福永JKということもあって積極的に狙ってみるのも面白いかも。かなり穴候補として魅力です。

ただ勝ち切るとしたらウインマーベルとかトウシンマカオかなぁという感じはしています。ウインマーベルはハンデ戦で斤量59キロがどうか、トウシンマカオは中京のスプリント戦というのがどうか、この辺り週末までに考えておきたいと思います。