いよいよ日本ダービー、三歳馬の頂点が決定する日。
力勝負でねじ伏せるレースもあれば、あれよあれよという間の展開で世間の予想外のダービーもある、お祭りレースの行く末を予想してみました。
予想：
◎4番：トップナイフ
○5番：ソールオリエンス
▲2番：スキルヴィング
△7番：フリームファクシ
馬券は：
単勝：4番：トップナイフ
複勝：4番：トップナイフ
複勝：7番：フリームファクシ
馬連：4－5、2－4、2－5
馬単：4－5、4－2
ワイド：4－7、5－7、2－7
三連複：ボックス
2、4、5、7
三連単：4－5－2、4－5－7
考えたこと：
去年は人気サイドでしたが本命対抗で的中できたダービーでした。
去年の予想：予想2022:東京11R－日本ダービー - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果：振返2022:東京11R－日本ダービー - SpecialなWeekを目指す競馬日記
ダービーを的中できるのは格別なものがあります。去年のイクイノックスもそうですが大外枠というのも勝ち切らないまでも連下はあるし、青葉賞からの出走も勝ち切れないまでも連下はある、でもダービーを勝ち切るのって普段の東京コースで要求されるスピードと瞬発力だけじゃなく展開利も運も必要になってきます。それだけに人気馬がすんなりというケースもあれば意外な伏兵が勝ち切る年もあって面白いレースになります。
今年は皐月賞馬ソールオリエンスが一番人気、次いで二番人気には青葉賞を快勝したスキルヴィングが推されています。皐月賞三着で出世レースである共同通信杯を勝ち切ったファントムシーフが三番人気、うーん、なんだかどの馬も後方からの瞬発力勝負じゃないかと思いました。
今年のダービーはなんだか気になったのが、鞍上横山（典）JKで挑むトップナイフ、京都2歳SからホープフルSに弥生賞と三戦連続重賞二着を続けてきましたが、皐月賞は七着と着外に終わりました。
しかし、前走着外ですがそれまでは世代でもトップクラスの力を見せていた一頭、鞍上も名手、そしてオッズも前日オッズで単勝55.5倍の10番人気と全くのノーマークで狙って面白い条件が整っているように見えました。2枠4番と内枠ですし。
ロジャーバローズが単勝12番人気で二番手から直線早目先頭に立って押し切ったダービーも人気薄の単穴一発でした。前に行く馬が軽視される展開利で意外性の一発がもしかしたらあるんじゃないかと、思い切ってトップナイフを今年のダービーの本命にしてみようと思います。
対抗はソールオリエンスにしました。
無敗の皐月賞馬、三戦三勝で圧倒的な末脚を見せてクラシック初戦を戴冠しました。末脚勝負では同世代で敵う馬はいなさそうに思えます。また右回りなら外にモタれるところも見受けられたのですが、前走は1枠1番の最内枠から四コーナーで大外に持ち出して、直線一気の豪快な末脚、左回りの東京コースに替わった今回は完勝もありそうなレースです。
正直言って真っ向勝負の力比べで負けるシーンは想像できないのですが、負ける要素があるとしたら展開で前残り、脚を余して…、ということじゃないかと。
三番手評価にはスキルヴィングを。
青葉賞の勝ち馬で、東京2400mは既に1勝クラスのゆりかもめ賞の勝利に続いて二勝目とコース実績が出走馬中最高と言えそうです。
新馬戦ではヒシタイカンにクビ差惜敗した二着なのですが、二馬身差を付けて三着に下したエエヤンはその後三連勝で重賞制覇と新馬戦からレベルが高かったレース。未勝利戦からは三連勝と負けなし、青葉賞の勝ち馬はダービーを勝てないまでも二着・三着は十分にあり、まだ底が見えてないスキルヴィングも連下は十分ありそうな戦歴に見えます。青葉賞は二着だったハーツコンチェルトも含めて結構レベルは高かったと思いますし、2017年アドミラブルが好タイムで青葉賞を勝利し本番のダービーでも馬券になったことを考えると、今年の青葉賞もタイムが優秀だったことからスキルヴィングの本番好走もあるんじゃないかと考えました。連下だけど。
穴のおさえにはフリームファクシを選びました。
ここは最初ドゥラエレーデにするつもりでした。ホープフルSの勝ち馬で前走は海外（UAEダービー）遠征し二着からの帰国後初戦がダービーという異例のローテ。しかしホープフルSの勝利が全ての不安要素を帳消しにして単勝37.6倍のオッズと相まって穴の魅力を引き立てています。鞍上の坂井（瑠）JKも初ダービーでいきなり四着好走だったし、今年も入着くらいはあっても不思議じゃないなと思っています。
とはいえ、POG馬のフリームファクシ、贔屓目もあってもし三着以内に来てしまったら悔やんでも悔やみきれないですし、ドゥラエレーデが8枠じゃなく内寄りの枠だったらフリームファクシじゃなかったかもしれないけど、フリームファクシが内寄りの4枠7番、ドゥラエレーデが8枠17番とどうもフリームファクシの方が後押しされていそうな感じがしました。
あと、トップナイフが展開利で前残り（というもしかしたらの想像を）予想で穴狙いをしたこともあって、フリームファクシにも展開利があるかもしれない、しかしこれはドゥラエレーデにも言えること、それじゃあ贔屓目があるフリームファクシを複勝にするか、という迷った末でなんとなくの選択になってしまいました。
やっぱダービーはお祭り、好きな馬からいくほうが悔いが残らないよな、と思ったのもあります。
