ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は競馬予想につきものな的中率と回収率について前回の延長戦、数字向上のために普段何気なく心掛けていることを記録に残してみました。
回収率上昇のための心掛け
競馬はある種「多数決」でオッズを決めていると考えることができます。(軍資金の差があるので正確には多数決だけではないですが)
でも、多くの人が考える強いと思われる馬が必ず勝つわけじゃないのが競馬の面白いところです。世間を出し抜いた気持ちを味わうことができる、これが穴狙いの醍醐味です。
世間が必ずしも正しくない(正しいこともある)というのは競馬に限らずよくあること、自分を信じて「ここならやれる」と思える要素を一つか二つ穴馬で発見できたなら、穴狙いをやってみるのはアリだと思います。
競馬で回収率を上げるためには中穴でもいいので穴狙いを的中させる必要があると思います。実際やっている印象からすると、穴で取れたレースが多ければプラスに迫る数字を残せているので、手法の一つではあると思います。
馬券の式別を人気馬と穴馬で選択
本ブログの予想で穴予想を狙うときは大抵は複勝とワイドを使います。
複勝とワイドは1着~3着までのどこかに入線する馬を的中する、他の券種に比べて比較的的中させやすい式別です。オッズは落ちますが3着までが対象になるのはかなり穴馬に取っては大きい狙い方です。
たまに思い切って馬連や単穴で狙うこともありますが、基本的には「人気サイド⇒穴馬」というヒモ狙いをベースにしています。
的中率や回収率を向上させるための穴狙いは、式別は少しでも的中しやすい式別を選択しておくという狙い方です。
的中率上昇のためのレース選択
個人的に的中率が高いレースというのは少頭数のレースを予想したときの的中率が高い傾向にあります。オッズ面ではあまり期待できないものの、的中できている手応えはフルゲートのレースより少頭数のレースの方に分があります。
理由はすぐに分かると思いますが、少頭数の方が予想対象となる出走馬が少ないため、絞り込みやすいというのはあります。取捨選択しやすいのは予想の上で大事なことです。
成績上昇のための騎手選択
レースを選択したあとは、レース予想で考えておくことです。
鞍上で検討するのも一つの手、競馬は騎手リーディングというランキングで年度毎の成績が公開されています。
リーディング上位の騎手は馬質が良く、上位人気馬が回ってくることが多いので馬券妙味は薄いことが多いのですが、その分腕前が保証されているということです。
やはり(本記事の2024年上半期現在の成績では)上位の川田JKやルメールJKといったトップジョッキーは勝ち鞍が多く、勝利する可能性がそれだけ高いということになります。それでも100%勝利するわけじゃないから取捨をする必要はあるのですが、毎レース検討するに超したことはないと思います。
ここまでが的中率に関係する考え方です。
個人的に穴で狙いたい鞍上というのもあって、そちらは回収率に影響します。
穴で狙いたい鞍上は「思い切りの良さ」あるいは「隠れた実力者」といった面があります。
思い切りの良い鞍上
※注:ここから先は思い切り個人の嗜好が含まれています。参考までにしておいてください。
個人的に団野JKや菅原(明)JK、斎藤(新)JKは結構狙っています。思い切りのいい騎乗で目の覚めるようなレース振りを見せてくれることがある伸び盛りの鞍上です。
思い切りの良い騎乗というのは、どちらかというと人気サイドの馬よりも穴馬に騎乗した時の方が手が合うことが多いです。
他にもダートで原JK、ローカルの逃げ馬騎乗で西村(淳)JKとか、条件によって狙える鞍上があるので穴馬でこそ狙うことがあります。
隠れた実力者
前述した川田JKやルメールJK、他にも戸崎JKとかリーディング上位の常連騎手は基本的に腕前が競馬ファンに評価されて長いので、人気馬に騎乗することも多いのですが騎手で人気を背負い騎乗馬の人気以上に人気を背負うこともあります。鞍上人気といいいます。
その一方で鞍上人気しない騎手もいます。オッズは比較的美味しいです。
90年代から長く穴ジョッキーとして親しまれている江田照JKとか、ローカルで丹内JKとか、ダートで幸JKとか、最近(2024年ヴィクトリアマイルで)GI初制覇した津村JKなんかはその代表格じゃないかと思います。
誰もが知る有名なヤネではないのですが、普段目立たない鞍上でも、隠れた実力者として時折渋い活躍を見せてくれます。
自分なりの穴パターン探し
馬の得意条件ならとりあえず狙ってみる、とか鞍上で気になったら鞍上買いするとか、初ダートor初芝レースで条件が変わった時にはとりあえず狙ってみるとか、みんなが狙わなくても「何か変わり身があるかもしれない」可能性を感じたら、穴狙いをしてみるのは良いかもしれません。
それが自分の穴パターンになるかもしれません。