いよいよ春のGI最終戦、夏競馬の訪れを感じる宝塚記念。今年も13頭立てながらメンバーは予想のしがいがあるメンツになりました。
予想:
◎12番:ブローザホーン
○7番:プラダリア
▲2番:ジャスティンパレス
△4番:ドウデュース
馬券は:
単勝:12番:ブローザホーン
馬連:ボックス:2、4、7、12
馬単:12-7、12-2、12-4
三連複:ボックス:2、4、7、12
三連単:12-7-2、12-7-4、12-2-7、12-2-4
考えたこと:
去年は相手候補が軒並み沈んで残念な結果。
去年の予想:予想2023:阪神11R-宝塚記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果:振返2023:阪神11R-宝塚記念 - SpecialなWeekを目指す競馬日記
牝馬の活躍が目立つ近年、夏競馬が近い季節ということもあり、「夏は格より調子」「夏の牝馬」といった夏競馬に絡む格言が当てはまるレースのような印象が残った去年の結果でした。
週中で気になっていたのは内枠からジャスティンパレス、ドウデュース、プラダリア、ローシャムパーク、ブローザホーン、ルージュエヴァイユ、なかなか絞りきれない感じです。
絞り込むためには何かもう一つ前提条件が必要、ここで馬場を考えて見ることにします。
日曜京都競馬場の天気予報は雨、しかも土曜の夜から降雨予報で一日雨模様の天気になっています。渋った馬場はほぼ確実と言えそうな感じ。そうなると、ローシャムパークやドウデュースにルージュエヴァイユあたりは割り引きが必要かなという気がしてきます。
そうなるとジャスティンパレス、プラダリア、ブローザホーンと三頭が残るので中心はこの三頭でいきましょうかと。
本命はブローザホーンにしました。
不安要素は年明け三戦してここが四戦目という点だけ、前走の天皇賞(春)二着でステイヤーのイメージがついているものの本質は2000m超の中距離馬という認識でいます。
気になった三頭の中で本命に選んだ理由は「勝利が観たいから」というなんの根拠もない希望的な本命です。鞍上の菅原(明)JKともにGI初制覇がみたい、恵みの雨で馬場が悪化する予想ですし、渋った馬場が得意なブローザホーンにチャンスが回ってきたとみています。
対抗はプラダリアにしました。
ジャスティンパレスと迷うけど、京都コースで開催となる宝塚記念という特殊な舞台に加えて、雨で渋った馬場になるならプラダリアのほうに軍配、と考えました。
京都コースは重賞二勝、京都大賞典と京都記念の勝利があります。京都記念は今回と同じ2200mですし、京都大賞典は重馬場での開催を勝ち切った実績になり、この二鞍を併せて今回の宝塚記念の舞台設定に合致する感じ。去年の宝塚記念では単勝16番人気とブービー評価ながらイクイノックスに0.4秒差の六着と健闘しています。今年はプラダリア向きの舞台となって勝ち負け。
三番手評価にはジャスティンパレスを。
実力はドウデュースと並んでトップと目される一頭です。渋った馬場という意味では去年の天皇賞(春)が稍重馬場、二着ディープボンドに二馬身半差とかなりの勝ちっぷりでその次走宝塚記念でもイクイノックスに0.2秒差三着なら現役トップクラスと考えていい実力馬です。有馬記念四着は出遅れからの最後方が一因だろうと考えていますし、ドバイシーマクラシックから宝塚記念出走というのもイクイノックスにクロノジェネシスと勝利していてドゥラメンテやスワーヴリチャードが連下に好走のあるステップ、ジャスティンパレスも好走に期待して良さそう。
おさえにはドウデュースを。
穴馬を考えたのですが、下位人気ヒートオンビート、ヤマニンサンパは渋った馬場が特別いいという感じもないし、不良馬場で好成績が目立つカラテはちょっと微妙、とはいえ前走鳴尾記念はやや上昇の目があるから多少気になるけど、積極的に狙うかというと。
そうなるとルージュエヴァイユ、ということになるのですが、ここで再考したのがドウデュースはホントに切っていいのかという点。
普通に考えればドウデュース断然といえそうな宝塚記念ですし、故障の影響があったのか昨秋こそ不振だったものの有馬記念では見事に復活走を見せました。渋った馬場はどちらかというと未知な部分が多くて、切るのはどうかなぁと考えた結果、いつもの予想の形を崩してドウデュースをおさえにすることにしました。
今回は複勝とワイドなしにして、馬連ボックスにして勝負とします。