予想馬は人気サイドも穴馬も勝負に絡めませんでした。穴狙いだったメディーヴァルが最後にちょっと前に迫ったのが唯一の救いかも。
予想の結果:
5着:△18番:メディーヴァル
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9着:◎13番:チェイスザドリーム
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11着:▲5番:マウンテンムスメ
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16着:○10番:ファイアダンサー
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:13番:チェイスザドリーム=ハズレ
複勝:18番:メディーヴァル=ハズレ
馬連:10-13、5-13、5-10=ハズレ
馬単:13-10、13-5=ハズレ
ワイド:13-18、10-18、5-18=ハズレ
三連複:ボックス:5、10、13、18=ハズレ
三連単:13-10-5、13-10-18=ハズレ
振り返って
前日断続的に短時間の強い雨を繰り返していた新潟競馬場でしたが、馬場の悪化までには至らなかったようです。芝もダートも良馬場での開催と発表されてはいますが、とはいえこの日も馬場に影響しない程度に通り雨があったようで、パンパンの良馬場というわけでもないのかもしれません。いよいよ夏の名物千直重賞アイビスSDのスタートが迫ってきていました。
ゲートインは順調に進んでいき、レースがスタート。
内と外に分かられるかと思ったところ各馬が外に寄ってきています。マウンテンムスメが外ラチ沿いにあっという間に寄せて先頭に、内を選んだのはハギノメーテルとリプレーザ、ただラチ沿いに寄せたハギノメーテルに対してリプレーザは外に出したいのをハギノメーテルにブロックされていた模様、うちラチ沿いを進んだハギノメーテルに対してリプレーザはやや中途半端な位置取りになっていました。
先頭はマウンテンムスメ、続くテイエムスパーダ。さすがのテンの速さでスタートから一気に外に持って行ったマウンテンムスメがテイエムスパーダと並んでレースを引っ張っています。
あっという間に残り200mのハロン棒を通過、各馬最後のスパート。
マウンテンムスメが馬群に飲み込まれていきます。馬場の中程から抜けてきた先頭はウイングレイテスト、内からモズメイメイ、そのウイングレイテストの外からピンクの帽子が見える、一瞬メディーヴァルか?と思ったのですがどうやら見間違い、これはディヴィナシオンで、メディーヴァルはその直後の外にいました。
各馬ラストスパート、先頭を奪ったウイングレイテストとモズメイメイの叩き合いになったところで、最後の最後わずかに抜けたうちモズメイメイ、先に抜け出したウイングレイテストを差し切ってモズメイメイが先頭でゴールイン。
勝ったのはモズメイメイでした。続く二着がウイングレイテスト、三着にはクビ差でディヴィナシオンの内にいたテイエムスパーダが粘り込み、さらに半馬身遅れて同枠ディヴィナシオンとディヴィナシオンの外にいたメディーヴァルがハナ差五着と入線して掲示板はここまで。
四歳牝馬のモズメイメイの勝利で2020年から続く牝馬の勝利が五年連続となりました。中にオールアットワンスが隔年で二勝あるけど毎年牝馬が勝ち切って夏の牝馬を感じさせるレースになりつつあります。ただ二着に入ったウイングレイテストは斤量59キロを背負っていったん先頭を奪う力走を見せて、斤量差を考えると流石の重賞実績を感じさせる走りだったと思います。
さらにモズメイメイは控える形であっさり沈んでいた従来から一変し、前走北九州記念は控える競馬で揉まれても内枠を活かしてお終い伸びを見せていたレース振りを今回も発揮できたことが大きかったかもしれません。逃げ一辺倒だった走りに幅が出てきたような格好で、千直自体がどうという印象は残らなかったけど従来のテンの速さやスピードに加えて控える競馬で結果が出せるようになったのはかなり大きいように思えました。