SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:初心者から中級者までの券種式別選び方の事例-ステップ別

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日は初心者向けの馬券式別の選択から、初心者を脱した中級者となった際のステップアップを考えてみました。

どれもあくまで個人の意見です。こういう考え方もあるという一例にどうぞ。

どれを選んだらいいの?

馬券の種類は多い、単勝/複勝という一頭の馬を選ぶ馬券に加え、二頭の馬を的中させる馬連/馬単/ワイドに加えて枠二つを選択する枠連、さらに発展して三頭の馬を狙って的中させる三連複/三連単と実に八種類の馬券があります。

各馬券の式別には"こうなったら的中"というルールがあるため、こっちで的中でもこっちだと的中していない、というパターンがあります。そのため、できるだけ的中を稼ぐためには式別の選択は重要な要素の一つになります。

今回、初心者向けにまずこの式別を、と思えるものを考えてみました。

基本は単勝と複勝

競馬の基本は「どの馬が勝つのか」を考えて的中させるというレース観戦が基本です。予想の時から二着かも、三着かも、という見通しで的中を望めるものではないという考え方をしています。

ただし、この馬が勝つ、という前提において、「一緒にこの馬が競ってきそう」とか「穴馬だが連れて二着三着がありそう」という考え方は良いと思います。それが展開です。

まずは「この馬が勝つ」という一頭を選べるようになるとレースが楽しめるようになります。その一頭は「この馬が一番強い」でもいいですし、「この馬がなんとなく勝ちそう」でもいいです。「この馬が好き」でも「この騎手が好き」といった個人的な感情でも立派な予想です。馬券を楽しむ分には予想に根拠は必要ありません。

この勝つだろう馬を単勝という式別で狙います。単勝は一着になる馬を予想して馬券にする式別です。

その中で、注目されておらず(オッズが高くて)穴だけどなんとなく狙いたい、というレースも出てきます。その場合には勝つだろう一番の馬を単勝で狙いつつ、オッズの高い穴馬を同時に複勝で狙ってみることにします。

複勝は一着から三着までに入る馬を予想して馬券にする式別です。ただし七頭以下のレースでは二着までの複勝が的中となるので注意が必要です。

単勝と複勝に+ワイドしてみる

単勝と複勝でしばらく予想をしていると、単勝と同時に複勝が的中できることがあります。当然ですが両方的中できると、単勝の払い戻し+複勝の払い戻しの合計額が払い戻しとなるので、片方的中よりもリターンが大きくなります。

この的中ができるということは「ワイド」でも的中可能な予想ができるようになっている、ということです。つまり、単勝+複勝に加えて単勝と複勝で狙う馬の組み合わせを「ワイド」という式別で狙えばさらにリターンを得ることができる状態です。

ワイドは、三着までに入る馬二頭の組み合わせを的中させる式別です。

本命党はもちろんですが、穴党を目指すにしても穴馬を複勝とワイドで的中させるというのは良い訓練になります。ある程度的中することで心が折れることも少ないですし。

ワイドの傾向で次を選択

ここからが自分の予想で向き不向きを判断していく段階となります。

花形となる馬連や馬単、配当が最も高額になる三連単などを狙って的中させるために、自分にどの式別が合っているかを識別していく段階です。

判断基準としてここまでのワイドで的中しているパターンがどういう傾向か確認してみると見えてくる傾向がありそうです。

判断が簡単なのは、一着と二着が的中できているケース。この場合にはワイドをそのまま馬連や馬単の買い目にして狙っていけばワイドより高配当の式別で的中できることになります。これは分かりやすい。

分かりにくいパターンというのは、例えば三着が多い場合。
ワイド的中は一着&三着、二着&三着で的中となることが多いことになります。この的中が多い場合馬連や馬単にするとハズレになってしまいます。
このケースでは、ワイドから三連複へ派生させていくといいかも。

三連複は着順関係なく、選んだ予想馬三頭が上位三頭で決着すれば的中となる式別です。このためワイドから次のステップとするには悪くない選択肢です。ワイドからもう一頭上位に来る馬を選択できれば的中となるため。

さらに三連複で的中できていたり、一着・三着でハズしていても予想馬が勝てていたりするなら三連単を狙ってみるのはいいかもしれません。
三連単はほとんどのレースで配当は一番高くなりますが、着順通りに上位三頭を順番に選ばないと的中とならない式別となっています。

これは言い換えると、三連単は馬単と三連複が同時に的中できる人が的中できる式別ということになります。ここが最終到達点です。

とても好きな馬がいる場合

単勝と複勝(いわゆる"がんばれ馬券")で狙ってみるほうがいいかも。

JRAの馬券説明では「応援馬券」という名称で解説が掲載されています。マークカードの塗る箇所が少なくて単勝と複勝が同時に1枚の馬券にまとまって発券されるので、記念馬券としても良い感じです。

抜けて好きな馬がいる場合、レース中はその馬だけに注目して応援することができるし、レース中に他馬に視線が奪われることもなくなります。
結構好きな馬を道中で見失ってゴール前で突然視界に入ってくる、なんてことを経験しているため、その経験から初心者向けと思うのは"思い入れが強い馬が出走するときは一頭だけに絞ってしまう"というのはお勧めしたい狙い方です。初心者がレースであっちこっち視点を移すのは難しい。