ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は今週の馬券対策の一環として、京都コースの内回りと外回りの差を調べてみましたので考えてみたいと思います。
数字はJRAのホームページで解説されている京都競馬場コース紹介のページを参照しています。JRAホームページの京都競馬場コース紹介のページを見ながらだと分かりやすいかもしれません。
高低差が違う
京都コースは阪神と違って直線に坂のないコースとなっています。しかし京都の急坂は向正面から上り坂が始まり三コーナーの入り口付近から一気に下り坂になります。
ここで勢いを付け過ぎるとコーナーを曲がりきれない馬も出てくるほどの急坂がレース中盤に存在することで、中山の直線の坂で脚が止まってしまうような馬はレース中盤で早々に脱落してしまうこともあります。
その高低差は、外回りだと4.3mもあり向正面の真ん中くらいから三コーナー入り口まで続く上り坂はかなりのタフさが要求されることになります。
対して、内回りだとこれが多少緩和され、高低差は3.1m、坂の開始も外回りよりワンテンポ遅れて上り坂が始まり、三コーナーに入るときには登り切っており、あとは下るだけになります。
昔から「京都内回りなら底力不要」と言われているのは外回りの淀の坂越えが過酷なことと、相対的に内回りだとそれが緩和されるためだと思われます。
直線距離が違う
これは阪神競馬場の外回りと内回りでも言えることですが、当然内回りのほうが直線距離が短くなります。
外回りは概ね400m程度の直線距離が取られているのに対して、内回りは320m台と外回りより70m~80m程度短くなることになります。
他の主要コースである東京・中山・阪神と相違して、坂のない平坦な直線なので、最後の直線勝負で坂を上るパワーが要求されないことから、ローカルの平坦小回りが得意な馬でも他の三場より結果を出すケースがあります。
外回りと内回りで共通するけど…
ちょっとした話のタネ。
京都コースはここまでで解説したように、向正面から三コーナー付近までで上り坂を駆け上がり、そこから四コーナーに向けて下り坂となります。
下り坂が終わったら、あとは最後の直線、直線は平坦でスピードが乗ったところで勢いが弱まる要素がなく最後までスピード勝負の叩き合いを観ることができます。
この最後の直線の直前で下り坂を駆け下りる特徴から、他場ではジリジリと差し切れないタイプの馬も下り坂で勢いを付けて直線に臨む京都コースの場合、意外と直線で伸びをみせて勝ち切れるケースがあります。
京都コースの内回り
前有利、しかし意外と逃げ切りや行った行ったは少なく、番手で折り合って最後に逃げ馬をかわして押し切るタイプが合っている印象があります。
特にデータは取っていないのですが、京都内回りの代表的なレースである秋華賞でも、近年五年の勝ち馬は四コーナーで三番手~五番手に付けていて、それより後ろから上がり最速で末脚勝負した馬を退けて優勝しています。
ただ、これを覆して四コーナーで12番手の後方から、逃げ切り濃厚な状況を一気にひっくり返した馬が2018年アーモンドアイ、逃げ馬のミッキーチャーム(二着)を最後一馬身半差付けて勝利した秋華賞です。アーモンドアイぐらいのレベルじゃないとこの傾向をひっくり返すのは難しいということなのかもしれません。