SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2024:アルゼンチン共和国杯、みやこS、京王杯2歳S、ファンタジーS

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今週はGIの谷間となる週、しかしアルゼンチン共和国杯とみやこSと古馬の重賞二鞍に加えて、暮れのGIに向けた二歳重賞京王杯2歳SとファンタジーSも含めて重賞四鞍という週です。

平場では、土曜5R新馬戦にPOG馬アヒロアリイが鞍上戸崎JKで出走予定、東京7R1勝クラスにビップチェイスが鞍上江田(照)JKで、翌日の日曜東京5R新馬戦にはPOG馬レイニングが鞍上戸崎JKで出走予定と楽しみな出走が重なります。
特にPOG馬二頭の出走は楽しみです。アヒロアリイは母エスポワールの初仔で元POG馬から生まれたPOG馬、新馬戦からいきなり期待したくなります。レイニングはサートゥルナーリア産駒で期待の一頭、どっちも新馬戦から人気しそうな良血馬ですが勝ち上がって欲しいです。

アルゼンチン共和国杯

2500m重賞でシュトルーヴェと接戦を演じてきたクロミナンスが秋初戦を迎えて今度こそ重賞初勝利を狙うレース、という感じがしています。シュトルーヴェは日経賞と目黒記念を二連勝して初GI出走宝塚記念は11着と大敗してしまいましたがこれは重馬場が響いての格好かもしれません。日経賞で0.1秒差二着だったクロミナンスは目黒記念で三着とは言え勝ったシュトルーヴェと同タイムで入線しており、昇級から重賞三戦はいずれも勝ち負けをしています。ここは期待したい一鞍。

クロミナンスと同じローテで出走してくるマイネルウィルトスも侮れない実力馬です。去年のステイヤーズS三着から今年に入って三戦はいずれもクロミナンスに先着されているもののAJCCと日経賞ではクロミナンスから0.1秒差で入線、目黒記念は0.3秒差になったものの五着掲示板は確保しています。長い距離は合っていそうなので今回は期待値高そうです。

とはいえ目黒記念の好走馬が今一つ期待ほど走らないというのもアルゼンチン共和国杯のポイントと思っています。二頭以外でもありそうなのがセレシオンじゃないかと思っています。

セレシオンは前走新潟記念で二着好走、しかし二走前には関越Sで三着とオープンクラスへの昇級から超す王を続けています。単純に新潟コース巧者という可能性もありますが同じ左回りということで以外と走ってきそうな気がします。

前走京都大賞典で人気薄の三着と好走したメイショウブレゲも気になっています。
準オープンクラス古都S二着のあと格上挑戦で万葉Sを勝利しオープンクラス入り、そこから3000m級のレースを二戦するもさすがに相手が強かったか着外、さらに二走前の目黒記念も10着に終わったものの、勝ち馬から0.5秒差は思ったほど負けてなかったということなのか、続く京都大賞典では上位二頭とわずか0.1秒差の三着と好走し波乱の立役者となりました。人気がないようなら積極的に狙っていきたい感じがしています。

あとはミクソロジーも気になっています。
一昨年秋から去年春にかけて格上挑戦の万葉Sレコード勝利とダイヤモンドSで重賞制覇を含む四連勝し、天皇賞(春)に向けて有力候補の一頭になったのですが、その後ケガで一年以上の休養を余儀なくされ、復帰戦は今年のオールカマーとなりました。
前走のオールカマーは距離が短かったこともあり自分の競馬ができていなかったような印象、距離延長は歓迎材料で条件戦なら左回りの2400mを勝利した実績もあるので、穴なら狙って面白いかもと考えています。

みやこS

三歳馬サンライズジパングがすんなり、というシーンもありそうな一戦です。チャンピオンズCの前哨戦という位置づけですが古馬の意地で勝利があるかどうかが予想のポイントになりそう。

しかしやっぱり一番気になっているのはサンライズジパングです。
ホープフルS三着で穴をあけ一躍名を挙げたサンライズジパングは明け三歳で若駒Sを制してクラシックへ駒を進めましたが結果は出ず、二歳時に好走を見せていたダートに活路を求めて秋初戦にはダート三冠前哨戦不来方賞に出走して快勝、本番のジャパンダートクラシックは三着に終わりましたがフォーエバーヤングとかミッキーファイト相手に健闘したと言えそうです。東京ダービー勝ち馬ラムジェットには先着していますし、今回は古馬との初対戦の別定戦なので斤量も多少(1キロ)有利、チャンピオンズCに向けてここは勝ち切りたいように思えます。

古馬だとミトノオーが気になっています。
最近出走してくると気になるロゴタイプ産駒のミトノオー、前走は直線で踏ん張れず案外な五着でしたが、その前まではJRAのオープンクラスでは連を外していなかったのですが前走で初めて連を外してしまいました。ただ、距離がいままで1800m以上のレースを使ってきたのに対して前走は初距離の1700m、ローカルの1700mはちょっと合わなかったと言う可能性もあります。1800mの京都コースで一気に序盤から引き離す逃げが打てればしぶといタイプ。

他にも古馬のオメガギネスは前走シリウスS二着からの出走、他にも交流重賞二着から大阪スポーツ杯勝利で勢い付くデリカダとか、前走芝で度外視となる実績馬ドゥラエレーデ、去年ダート重賞二連勝のプロミストウォリアとか、さすがにチャンピオンズCを睨むレースだけあって実績馬が多数出走してきます。なかなか目移りしそうなメンバーです。

京王杯2歳S

一番人気が勝てずに荒れるレースとして定着していたのですが、去年は一番人気のコラソンビートが勝利、しかしヒモにロジリオンやオーキッドロマンスと言った穴馬が入線してヒモ荒れ、結局荒れる重賞という印象は変わらず今年も穴を狙っていきたいレースとなっています。

ただ人気サイドが一頭は絡む感じもしていて、その一頭がサウジアラビアRC三着好走から出走のマイネルチケットかも、と思うところがあります。
サウジアラビアRCでは好位からレースを進めて最後の直線でも見せ場を作っての三着、ここから同じ東京コースなのは良いと思いますし、気性面から距離短縮もプラスに出そうな感じがします。気になる一頭。

毎年けっこう小倉2歳Sからの出走馬が人気して、案外な結果に終わって予想もハズレるということが多いのですが、今年も小倉2歳Sからの出走馬は飼ったエイシンワンドを始め二着クラスペディアに掲示板争いまでだったエンドレスサマーが出走してきます。ただ、小倉2歳Sからの出走馬よりインパクトのあるレース振りで気になっているのがヒシアマンです。

ヒシアマンはデビュー戦をクビ差の二着で惜敗したのですが、その負けた相手がアルテヴェローチェで三着以下は五馬身差付けて二頭で後続をちぎったレース、その好勝負したアルテヴェローチェがサウジアラビアRCを快勝しマイネルチケットとかシンフォーエバーを下して重賞勝利を収めています。
そんなアルテヴェローチェとクビ差の接戦だったヒシアマンが二戦目の未勝利戦で圧勝するのは必然だったようで、二着以下を六馬身差、タイム差1.0秒差と圧勝、改めてデビュー戦でアルテヴェローチェと好勝負したのを納得させるないようだったと思います。
アルテヴェローチェをモノサシにするとここはヒシアマン中心、という考え方もできそうで、なかなか迷いどころです。

ファンタジーS

京王杯2歳S同様こちらも気になる若駒が多数出走してきます。

一番気になるのはカワキタマナレアかなという感じがします。
新馬戦は強いレース振りでした。スローになりがちな新馬戦ですがカワキタマナレアの新馬戦はけっこう流れた印象で、上がり三ハロン33.8秒の脚で差し切って勝利、ここで見せた素質は本物だったようで続くオープン特別シンガポールTC賞も快勝し二連勝中です。前走負かしたヴーレヴーが次走りんどう賞を勝利していたり、三着だったモズナナスターが次走カンナSで二着と勝ち負けしているようにレースレベルも一定の評価はできそう、ここは手堅くという狙い方ならカワキタマナレア中心かもしれません。

ただ、他にも気になる馬は多数、そのなかで特に気になっているのはハイファイスピードです。
新馬戦はエイシンワンドの三着、そのエイシンワンドは裏の京王杯2歳Sで人気の一角を占めそうです。エイシンワンド(と二着馬)に六馬身差で負けた三着とはいえ、スタートで出遅れた分はありますし、まだ余力残しでのデビュー戦だったことを考えると一叩きして一変して前走三馬身差快勝というのは能力を感じさせるレース振りでした。ビッグアーサー産駒なので1200m専門という可能性もありますけど、1400mなら展開一つで走り切れてもいいかもと思いました。

他にもコンクシェルの妹となる良血馬ラヴェンデルとか、穴目だけでニシノクードクール、タマモティーカップくらいまであってもいいかなと。二年連続で10番人気以下の人気薄が勝利していますし、去年は上位三頭が全て人気薄で大荒れだったレースなので、積極的に穴狙いしてみたいレースかもしれません。