中山2200mの別定戦、AJCC＝アメリカジョッキーズクラブカップ。
今年はなかなかの好メンバーが揃いました。秋のGIから出走する馬とチャレンジCから出走する馬が目立ちます。
予想：
◎8番：ダノンデサイル
○2番：レーベンスティール
▲13番：コスモキュランダ
△17番：アウスヴァール
馬券は：
単勝：8番：ダノンデサイル
複勝：17番：アウスヴァール
馬連：2－8、8－13、2－13
馬単：8－2、8－13
ワイド：8－17、2－17、13－17
三連複：ボックス：2、8、13、17
三連単：8－2－13、8－2－17
考えたこと：
去年は道悪での開催となったこともあり、多少予想が難しくなったレース。二着・五着で掲示板が精一杯。
去年の予想：予想2024:中山11R－AJCC - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果：振返2024:中山11R－AJCC - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年は道悪だったのもありますが、それより前に付ける器用さや外差しへの対応力が要求されたような印象のレースになりました。土曜日のメインレースでも向正面で早目に仕掛けてきた勝ち馬が終始二番手で粘り込んだヒモ穴を連れて勝ち切っています。
週中で気になっていたのは一番人気確実なダノンデサイルを始め、同世代のコスモキュランダにビザンチンドリーム、古馬はレーベンスティールにボルドグフーシュ、ディープモンスターやボーンディスウェイのような重賞好走馬に加えて、穴で一考のアウスヴァールあたり。内枠ならと考えていたアウスヴァールは残念ながら外枠、どうしようか。
この中で、去年のように前で立ち回って最後までしっかり走りきれるタイプを考えると、やはり有馬記念のあわや逃げ切りまで思わせたダノンデサイルは人気でも鉄板級の本戦なのかなぁと言う感じはしてきます。
加えていつものように三コーナー手前から捲り気味に仕掛けてくるコスモキュランダもある程度前で立ち回れるし、レーベンスティールも内枠に入ったことでオールカマーのようなレースでの立ち回りは可能だと思います。人気するけどこの辺は動かないかなぁと言う感じがしてきました。
強いて言えば、穴を狙うなら、外枠に入ってしまったこともあり全くの人気薄となっているアウスヴァールに穴の希望を託すと言う手はあるかもしれません。ただ日経賞で大逃げを見せたマテンロウレオも思い切った逃げの手に出る可能性も捨てがたく、最悪潰し合いになりかねないのですが、どうせなら人気薄アウスヴァールの複勝とワイドで狙ってみるのは良いかもと思いました。
よって、本命から三頭は人気サイドで固めることにしました。本命はダノンデサイルです。
スペシャルウィーク以来のダービー馬がAJCC出走、スペシャルウィークもすんなり勝利していますし、なにより現状の中山の馬場で展開面で有馬記念のように前に付けて押し切るようなレース運びで挑むなら、京成杯勝利があるし前述有馬記念の好走も加えてコース相性も良さそう。力のある相手が多い今年のAJCCですがやはりダノンデサイルは一枚上手とみています。
対抗はレーベンスティールにします。
コスモキュランダと迷うけど、オールカマーの勝利に加えて三歳時にはセントライト記念の勝利があって、中山2200mの重賞二勝の実績に加え、中山四戦は三勝二着一回とほぼ完璧な成績。二着だったのも不良馬場となった1勝クラスで勝ち馬に上手く逃げ切りを許してしまったレースということもあり、コース実績は随一と言えそうです。ここは勝ち負け。
三番手評価にはコスモキュランダを。
レーベンスティールと甲乙付けがたいところがありますが、レーベンスティールと違ってセントライト記念は一番人気ながら二着と敗戦、相手が後の菊花賞馬アーバンシックだったとはいえ、やはり春に弥生賞を勝利して皐月賞ではジャスティンミラノ相手に一歩も引かない叩き合いでクビ差二着だったコスモキュランダの走りからするとセントライト記念二着なのは物足りず、レーベンスティールを上位に取ることにしました。
とはいえ、現状の中山コースの馬場はロングスパートのコスモキュランダに向く舞台という可能性は高いと思います。土曜メインレースもコスモキュランダのような向正面から捲り気味に仕掛けてロングスパートで押し切って勝利した同世代のコスモブッドレア（ダノンデサイルの京成杯で三着だった馬）が準オープンクラス勝利を見せていました。コスモブッドレアのようなレースをコスモキュランダがやるとなると、意外とハマれば上位二頭を出し抜くことができるかも。
穴のおさえにはアウスヴァールを。
完全に逃げがハマった時のおさえになってしまいますがアウスヴァールの複勝とワイドも狙ってみます。
外枠だしそれほど強気には出れないけど逃げて二着だったオールカマーを思い出して、あのときの再現があるなら。
