SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2025:秋華賞、富士S

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今週は秋のGI秋華賞の開催週です。土曜の東京ではマイルチャンピオンシップの前哨戦富士Sが開催。

平場では、土曜新潟9R1勝クラスの岩船特別にビップチェイスが江田(照)JKで、東京5R新馬戦にPOG馬スペルーチェが鞍上三浦JKで、東京7R1勝クラスにはアルレッキーノがルメールJKを背に、裏の京都9R2勝クラスにアルタビスタが鞍上角田(和)JKが出走予定。さらに2歳オープンクラスのアイビーSにPOG馬アンドゥーリルが鞍上川田JKで出走とかなり気になる馬が出走してきています。
POG馬スペルーチェのデビュー戦も気になるし、アイビーSでリステッド競走を勝ち切って暮れの大一番に向かいたいアンドゥーリルも応援したいですが、2勝クラスで足踏みしているアルタビスタも個人的な思い入れから気になっています。

秋華賞

桜花賞馬エンブロイダリーとオークス馬カムニャックが順調に秋を迎えて最後に一冠を競います。これに割って入る馬がいるかどうか、とはいえGI馬二頭優位というのは変わらない出走メンバーです。

思い入れのある血統からエンブロイダリーが気になります。
ビワハイジの一族でデビュー前からPOG候補として気になっていた一頭です。あれよあれよと勝ち上がって桜花賞馬に輝きました。
クイーンCから桜花賞直行で勝ち切ったようにレース間隔は十分に取りたいタイプなのかなぁという感じがしていて、桜花賞からオークスへのローテは桜花賞がピークだったことを考えるといくぶんか調子のピークは超えていたのかも、と好意的に考えると、オークスからぶっつけ本番の直行ローテというのは好感触です。父アドマイヤマーズがマイルを超えるとレース振りがイマイチだった点は多少気になるものの、1800mまではこなしているエンブロイダリーならという期待は感じさせてくれます。

しかしオークス馬は強そう、カムニャックは秋初戦ローズSを快勝して叩き二走目で本番を迎えます。
個人的に本番は叩き二走目でというほうが予想では評価しているためカムニャックのローテは理想のローテ、デビューから二戦だけ敗戦していますがいずれもマイル戦ということを考えると1800m以上の距離では負けなしのカムニャックに2000mの秋華賞はうってつけの舞台です。
秋初戦だったローズSも強いレース振り、本番に向けて死角なしと思わせる内容でした。ここは外せないかなという感じがしています。

もし二頭に割って入るとしたら、と考えるとジョスランかなぁという感じがしています。
紫苑S二着、ただ勝ったケリフレッドアスクはスローな流れをマイペースで逃げ切り勝利という内容なので二着だったジョスランのほうが負けて強しな内容だったかなぁという印象が残っています。唯一ケリフレッドアスクに迫ったクビ差で同タイムのゴール、三着ダノンフェアレディ以下は一馬身差置き去りにしています。春のクラシック馬に割って入るほどの勝ち負けできそうな馬という探し方をするとジョスランがその一頭のような感じがしています。

穴馬を見つけることがまだ出来ていませんが、ローズSで本命にしたセナスタイル、さらに穴狙いで惜しい四着だったビップデイジー辺りはオッズ次第でちょっと狙ってみてもいいかなという感じ。あとはテレサ、ブラウンラチェットあたりでしょうか。週末までにもうちょっと絞っていこうと思います。

富士S

七歳にして強さを見せる活躍を続けるマイル王ソウルラッシュの出走に加えて、安田記念でソウルラッシュに勝利したジャンタルマンタルがいきなり前哨戦で激突する富士Sです。

正直上位人気想定の馬な抜けている印象です。秋初戦ということで目標が先の分だけどうかというところだけがポイントになるような印象があります。

一番気になるのはやはりソウルラッシュです。
2022年に四連勝で重賞初制覇してからずっとマイル戦で一線級の活躍を続ける一頭、GIで勝ち切れなかったのが昨年マイルCSでGI初制覇、そこから香港マイルでも二着に好走、年明け初戦は1800mの中山記念を三着でしたが、これは海外挑戦の予行演習的なレースだったことを本番のドバイターフで見せつけて海外GI勝利と七歳にして勢いに乗っています。帰国初戦の安田記念も負けてなお強しの印象を付けた三着、富士Sは2022年と2024年に出生して共に二着とレース条件も合っていそうです。堅軸候補と言えそうな一頭です。

そんなソウルラッシュを脅かす候補としては安田記念でソウルラッシュを破ってマイルGI三勝目を挙げたジャンタルマンタル、国内マイルGIでは無敗です。着外に大敗したのは香港マイル13着のみで国内戦は複勝率100%を誇る堅実な一頭、安田記念で競ったソウルラッシュと共に人気しそうですが逆らえない一頭と言えそうです。

そんなソウルラッシュとジャンタルマンタルの二頭に割って入ったガイアフォースも気になる一頭、実力馬として認められている一頭ですが適鞍が定まっていない感じのローテだったのが、六歳にして東京マイル戦に絞ってきた印象です。安田記念は二年連続四着があって三度目の正直だった今年、ようやく勝ち負けしたのが九番人気の人気薄でした。同じ東京マイルのここは前哨戦でも走ってきそうです。

これに加わって三歳馬のマジックサンズがどうかという検討がなかなか悩ましいところです。NHKマイルC二着は上がり最速の脚を繰り出して勝ち馬とアタマ差の接戦、勝ち馬パンジャタワーは海外遠征で今秋は国内戦はなさそうなので三歳馬代表としてはマジックサンズが古馬に挑む格好です。

正直これだけと人気順になりそうなので、穴目も探してみると、気になっているのはウォーターリヒト、左回りのマイル戦は適鞍ですがやや展開に左右されるところがあるので、後方一気が決まるような展開なら。
あと、今年は今一つな成績が続いていて人気しなさそうですが去年の富士Sを勝利したジュンブロッサムも気になっています。上位人気中心となりそうですが、何とかウォーターリヒトやジュンブロッサム辺りを絡めて上手くオッズを狙えるようにしたいレースです。