ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は馬連について考えてみたいと思います。
個人的には予想する馬券の中で「予想の中核」に位置する馬券が馬連です。
前回の
前回3連単について
こんな記事を書きました。
要するに
単勝が的中できなければ馬連や馬単は的中できない、
複勝が的中できなければ馬連やワイドは的中できない、
馬連とワイドが的中できなければ3連複は的中できない、
そして3連複が的中できないのなら3連単は的中できない、
という予想の相関関係がある、という話です。
そういう意味で「単勝は予想の基本」という考え方はゆるぎないのですが、やっぱり一着に絞ってしまうと配当的に期待できない=トリガミになる、ということもあるもんです。そこで、
- 好走しそう、しかし人気がない
- 好走するかも、しかし近走の成績が悪い
という馬を連下でヒモ荒れを狙う、これを一番具体的に実行できるのが馬連という馬券だと思っています。
馬連とは
馬番連勝複式の略で1着と2着の馬番号を的中させるという目的の馬券です。
ちなみに出走馬が8頭以下の場合には一つの枠に一頭の馬番号となるので、馬連は発売されません。
単勝や複勝と違って2頭を選択しなければならないので、その分だけ的中は困難になりますが、選択する2頭が順不同で的中させれなければ順番通りに的中させなければならない馬単の的中も望めません。
そういう意味では「単勝・複勝以上、馬単未満、これが馬連」といえそうです。
じゃあ単勝/複勝だけで
単勝が基本だし、二着三着を的中させるのは複勝でいいだろう、という考え方もありますが、複勝はとかく配当がつきません。
例えば、この間の菊花賞、勝ったのは一番人気キセキ、二着に10番人気の人気薄クリンチャーが飛び込んできました。
キセキの単勝が450円、複勝は210円、クリンチャーの複勝が770円、総合計しても1430円にしかなりません。しかしこの二頭の馬連4-13の配当は10660円です。
しかも上記の例の単勝複勝だと3点買いになるので原資として300円必要になりますが、馬連は2頭の組み合わせを1点なので4-13の1点買いでの的中なら原資100円で済むことになります。実際は流し先を何点か用意することになるのでこんなうまいこと行くわけではありませんが。
ようするに単勝や複勝の的中が何回かに一回でも的中できるようになっているのであれば、馬連にも手を伸ばしてステップアップをはかっていいんじゃないか、ということになります。
そういう意味では「勝つだろうと思った馬を単勝で」「連下に来るだろう候補を複勝で」という組み合わせを「勝つだろうと思った馬を軸にし、連下に来るだろう候補を複数流し先とした流し馬券」、という狙い方で馬連を狙っていくのが個人的には次のステップだと思っています。