うーん。"混戦の時こそ人気馬"と思って人気のアエロリットとアドマイヤリードを採りましたが、来たのは一番人気のリスグラシュー。
予想の結果:
3着:▲6番:レッドアヴァンセ
4着:◎10番:アエロリット
…
8着:○11番:アドマイヤリード
…
12着:△17番:デンコウアンジュ
14着:×7番:カワキタエンカ(複勝一点)
16着:△15番:デアレガーロ
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:10番:アエロリット=ハズレ
複勝:7番:カワキタエンカ=ハズレ
馬連:10-11、6-10、6-11=ハズレ
ワイド:10-17、10-15、11-17、11-15=ハズレ
三連複:流し
10-11:6、15、17=ハズレ
三連単:10-11-6、10-11-17、10-11-15=ハズレ
振り返って
かなり強く降りしきる雨の東京競馬場、パドックではイレ込みながら周回していたアエロリットも落ち着いてスタートを待っていて、いい感じに見えます。
スタートからクインズミラーグロが大きく出遅れ。
先頭争いはカワキタエンカ、やっぱりハナは譲れない、二番手以降ではリエノテソーロ、レーヌミノルが続いていく中、外からは本命アエロリット、その直後にはレッドアヴァンセの姿も見えます。
中団待機はアドマイヤリード、インで我慢。
レースは早くも最後の直線へ
先頭は前を走っていた三頭が並ぶ展開、そこに加わるのがインから赤い帽子、あれはレーヌミノルか?
とインに視線を移したところで、外からアエロリット、そしてさらに外からレッドアヴァンセ、五頭が横一線に並んだのも一瞬のこと、抜け出すのはアエロリットとレッドアヴァンセ、二頭が横並び、おお、来たのか、三着にアドマイヤリードなんか来てくれたら…
と思っていたら、残り200mのハロン棒を過ぎたところから、一気にレースが動き出す。
外から やってきたのはジュールポレール、スパート開始から脚を伸ばして一気に先頭を走るアエロリットとレッドアヴァンセの二頭に迫ってきます。レッドアヴァンセと並ぶか並ばないか、というところでさらにやってきたのは、一番人気のリスグラシュー。
ああ、来ちゃった、リスグラシュー。やっぱ強いよね。そうだよね。
リスグラシューがその堅実な成績を汚すわけにはいかないと、最後のラストスパート、外から一気に先に抜け出すジュールポレールに迫っていきます。
このままリスグラシューが一気の差し切りでGI初制覇?
と、思ったところで、わずかにジュールポレールが前に出たところがゴール板。
ジュールポレールが2018年ヴィクトリアマイルを制覇した瞬間でした。
ハナ差の勝利はジュールポレール。
リスグラシューは猛追するもまたしてもGI制覇に届かずの二着。
三着はアエロリットと競り合って前に出たレッドアヴァンセが入線しました。
そして本命アエロリットはレッドアヴァンセに半馬身遅れること四着。
ジュールポレール、こんなに強かったのか、と言うのがレース後の第一印象でした。去年三着は確かに評価しておくべき内容でしたが、そのあとは降級した準オープン勝利後の成績が今一つというジュールポレール。でも阪神牝馬S五着はなんか物足りなかったのが盲点になっていました。鉄砲駆けするタイプのはずだし展開もこの馬に向いた前残りの展開でしたが、上位四頭が接戦を演じる中、そこから半馬身遅れて五着という今一つな結果。同じような位置取りだったレッドアヴァンセのほうを評価してしまい、より高く見てしまったのが運のツキというところでしょうか。いやでもレッドアヴァンセはきっちり複勝圏内には来ているわけですから、やはりこの阪神牝馬S組というものを改めて軽視するのは禁物なんだな、という事を実感した結果となりました。
と、いうのも、予想しているときは、「うーん、福島牝馬Sをステップとするのはちょっとなぁ…」というニュアンスのことを考えておきながら、穴馬は福島牝馬Sをステップとしたカワキタエンカやデンコウアンジュを穴狙いしていたり、レース間隔が開いている京都牝馬Sから直行しているデアレガーロを穴として採っていたりと何ともちぐはぐなことをやらかしています。
ヴィクトリアマイルはやっぱ、阪神牝馬S組からまずは検討しなきゃいけない、というのは、来年に向けてきっちり自分い言い聞かせておこうと思ったヴィクトリアマイルの結果でした。
そして、前哨戦で勝った馬より前哨戦で負けている(二着以下掲示板以内くらいの成績の)馬が割といい、というのも実感しましたね。
馬券になった三頭はいずれも前走阪神牝馬S組、
勝ったジュールポレールは五着、二着馬リスグラシューは三着、三着馬レッドアヴァンセは二着、といずれも阪神牝馬Sで掲示板の好走、しかもリスグラシューやレッドアヴァンセは勝ち馬とタイム差なしの僅差、五着馬のジュールポレールも僅か0.2秒差という僅差でしたね。