今週は古馬のマイル戦東京新聞杯、2歳クラシックにも繋がってくることがあるきさらぎ賞と2月の名物レースです。
1月の成績が今ひとつだったので、2月に上昇のきっかけを掴みたいところです。
平場では、土曜東京11R早春Sにサトノラディウスが鞍上田辺JKで出走予定、翌日日曜中京10RトリトンSにオールザゴーが鞍上川田JKで出走予定。
サトノラディウスは前走阪神で0.5秒差八着も二走前では今回と同条件の東京2400m戦で三着と好走、その前も好走実績があることからコース替わりがプラスとなって期待できそうです。人気も集めそうですが。
オールザゴーが出走するトリトンSは特別登録の時点で少頭数のレースになりそうで二走連続で現級四着の実績は人気をそれなりに集めそう。コチラも期待ができそうな相手関係です。
東京新聞杯
去年の富士S勝利のヴァンドギャルドが出走してきます。同じ東京マイル戦となる富士Sでラウダシオン相手に一馬身以上の差となる0.2秒差で勝利したヴァンドギャルドは続くマイルCSでも五着のサリオスと競り合っての六着、いよいよ本格化してきたような感もあり人気しそうです。
そこの対抗馬となりそうなのが、やはり東京コースということでダイワキャグニー、前走は12着と大敗してしまいましたが舞台を東京マイル戦に移して改めて見直しが必要になりそうです。
他にも牝馬ですが去年の東京新聞杯二着馬のシャドウディーヴァも気になる一頭です。去年東京新聞杯を勝利したプリモシーンは先週のシルクロードSを最後に引退、繁殖入りとなり、去年二着のシャドウディーヴァに順番が回ってきた？なんて思うところも。
牝馬と言えば他にも前走中京マイル戦の京都金杯を三着好走のエントシャイデン、同じ京都金杯で八着大敗も鞍上がルメールJKに乗り替わりで鞍上強化で一変がありそうなトリプルエース、二連勝で勢いに乗るカラテ、といったここで一発狙えそうな面々が出走してきます。
穴目だと横山（武）JKに乗り替わりとなるロードマイウェイなんかも面白いかも。同じ左回りの中京では結果が出ていないのですが、近五走で唯一好走したキャピタルSが東京マイル戦でしたし、鞍上も今が旬のヤネです。
きさらぎ賞
去年のコルテジアだけでなく一昨年のダノンチェイサーなど四年連続先行した穴馬（ってほど穴じゃないけど）が勝利する一発のあるレースと言えそうな重賞、人気した追い込み馬は去年のアルジャンナのように届かずの入着になる傾向が多いような印象があります。先行しても一昨年のヴァンドギャルドのように掲示板が精一杯ということもありますね。サトノダイヤモンドやルージュバックが上がり三ハロンメンバー中最速の脚を繰り出して勝ち切ったのはもうかなり前の話。
と、思っていましたが、今年は中京が舞台でした。いつもと同じ少頭数になりそうですが中京2000mというコース替わりで傾向がガラッと変わることも考えられそうでなかなか難しいように思えます。
力的にはランドオブリバティが最上位のように見えます。
ただ前走ホープフルSで逸走し競走中止、あの逸走はすごかった…。ただ新潟の新馬戦はそういうところもなく走っており、左回りになることは歓迎と言えそうで巻き返しありそうな実力馬です。
ただ、オープンクラスを二走連続で二着というラーゴム、そしてホープフルSで三着に好走したヨーホーレイク、重賞馬アドマイヤエイカンの半弟となる良血ダノンジェネラルあたりは人気しそうです。
特にランドオブリバティが競走中止してしまったホープフルS三着のヨーホーレイクはかなり期待できそう。
ただ好走したとは言え二連勝したレース振りとは違い、ホープフルSではスタートのタイミングが合わず、二連勝したときは前目で立ち回っていたのが後方からの競馬になってしまいました。
前に行く馬が後ろから行くことになってしまう展開となりましたが、そこは名手武豊JK、道中は脚を溜めて最後は差し脚を伸ばして三着に、GIホープフルSでも有力馬相手に互角の内容ときさらぎ賞のメンバー中では実力は上位とみていいように思えます。
鞍上も引き続き武豊JKで期待できそう。うーん、ランドオブリバティとヨーホーレイクでどっちが人気するかが気になるところです。
