大晦日、今年最後の日、2017年ももう終わり。年を取ると時間の経つのが早く感じる今日この頃。
去年(2016年)はハッピーエンドCで大逆転しましたが、今年は…渋いなぁ。
大晦日ですから、せっかくなので1年の総決算的に成績を振り返ってみましょう。
的中率
総合(レース単位)の的中率としては45.7%、だいたい11レースやって5レースくらい的中するイメージ、ギリギリ2レースに一回の的中というわけにはいかないような的中率でした。ちなみに的中率計算の指標となる全予想レース数は175レース中、的中したレース数が80レースでした。
馬単は年間通して9点しかないので的中0もやむなしですが、単勝の的中率が20%を超えているのはちょっとした収穫です。単勝は本命馬を1頭自動的に単勝としていますが、まあまあ当たっているのが分かります。「本命馬として勝つ馬を狙う」という単勝馬券の実現ができているといえるかもしれません。
そして、複勝も他の方式に比べ10%超えとなっており、なかなかの評価ができます。と、いうのも、複勝はかなり穴をねらっていくときに複勝に手を出す傾向があり、穴馬を狙っている割には的中率10%超えは個人的に評価できるところです。
単勝 的中率 20.7% (昨年20.2%)
複勝 的中率 11.8% (昨年12.1%)
馬連 的中率 4.9% (昨年5.9%)
馬単 的中率 0.0% (昨年8.6%)
ワイド的中率 4.8% (昨年3.5%)
三連複的中率 1.9% (昨年1.7%)
三連単的中率 0.8% (昨年1.0%)
総合の的中率では45.7%に終わりました、去年より10%減ほどですね。
回収率
回収率は単勝と馬連&ワイドの回収率が良化、複勝回収率は現状維持、馬単と三連複&三連単の回収率は前年を下回りました。
回収率 総合 65.2% (昨年99.7%)
単勝 回収率 96.1% (昨年66.2%)
複勝 回収率 88.5% (昨年88.7%)
馬連 回収率 77.8% (昨年69.7%)
馬単 回収率 0.0% (昨年89.7%)
ワイド回収率 87.4% (昨年83.3%)
三連複回収率 43.8% (昨年86.2%)
三連単回収率 43.1% (昨年176.0%)
去年は3連単の大当たりに救われたってことですね。今年はそれがなかった、というだけのことのようです。
単勝の回収率と的中率の良化が今年の収穫ですね。特に単勝は96.1%と回収率100%超えを狙えそうな数字です。複勝も穴馬ばっかり狙っている割に88.5%といいとこ行ってます。そしてワイドも複勝と同じような87.4%、うーんワイド中心のほうがいいのかな、なんてちょっと思ったりして。
今年2017年の競馬を振り返り
今年は、やっぱりこの馬、キタサンブラックを中心に回っていたような中央競馬でしたね。
去年の有馬記念のレース振りから年明けから阪神大賞典が終わった直後まではサトノダイヤモンドやマカヒキが世代交代を果たすのかと思っていましたが、蓋を開けてみると大阪杯を皮切りにGIを勝ちまくったキタサンブラック、改めて近年の最強馬に挙げられるドゥラメンテの世代がハイレベルだったことを見せつけてくれましたね。
もともと成績が2400m以上の中長距離に固まっていたのですが、2017年第一回のGIとなった大阪杯で阪神芝2000mの距離を平均以上のタイムで走り切ったという点がかなり評価できます。これで現代競馬に必要とされるスピードも十分備えていることが証明されました。種牡馬としての価値がより高まったといえるのではないかと思えます。そういう意味では「キタサンブラックに時代も味方した」といえるのかもしれません。
他にも今年の後半ではダービー馬ワンアンドオンリー、皐月賞馬ディーマジェスティとロゴタイプにマイルも活躍したイスラボニータ、ダートで米三冠を走ったラニ、(おまけで)息の長い活躍をしたヒストリカル、と有名な(ヒストリカルは個人的に好きなだけですが)馬たちも引退し、種牡馬入りが発表されました。
どの馬も、あの雄姿が見られないという寂しさの反面、無事引退し次なるステージへ進めたことが嬉しいという、一競馬ファンとして複雑な心境です。
どの馬も第二の馬生でゆっくり過ごしてほしいと思います。
忙しいけど
年末、時間が余っているようでしたら、ご自身の馬券成績を分析してみるのもいいかもしれませんね。
そして、2017年「最近姿を見てないな…。」と思った愛馬がどうしているか、時間が余っているようならちょっと調べてみるといいかもしれません。
それでは、よいお年を。