SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:ハンデ戦の狙いについて

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日はハンデ戦における狙い方の一つ、斤量と穴狙いについて考えてみます。

軽ハンデだから、という理由だとダメ?

割と、「この馬、軽ハンデだから狙おう」という単純に軽ハンデを理由に狙った馬は来ないなぁ、という感じがします。
「軽ハンデの逃げ馬」これはハンデ戦における穴パターンの定番方程式の一つなのですが、軽ハンデの逃げ馬だからという理由で単純に狙ってしまうと、意外と来ないものです。

ハンデ戦の構図を知っておくといいかも

ハンデ戦はハンデキャッパーが各馬の負担重量を決定します。
と、いうことは人間が決めている負担重量を実際に斤量と言う形で背負って、各馬はレースで競争能力の優劣を競うことになります。
軽ハンデだから、と言う理由で狙うという事は、「ハンデキャッパーすら勝つ確率は低いだろうと評価した馬」を狙うということになります。結局のところ一ファンよりも競走馬を見てきたハンデキャッパーが勝つ確率が低いと判断した馬を単純に狙うだけでは穴馬の高配当にありつく、というのは難しいということなんじゃないかと思っています。

ただし、これは裏を返すと、

人為的に出走馬全頭がゴール前で横一線になるよう、実力差が調整されている。

というハンデ戦の側面をあらわしている、ということです。出走馬全頭が横一線で同着になるようハンデ(斤量)が増減されているのですから、究極のハンデ戦では優劣はつかない(全頭同着)になるように調整がされているわけです。
ここに穴党が多少無茶な穴馬でも狙っていけるポイントがあります。

じゃあ、どうしたら?

軽ハンデ以外の別の買いポイントが軽ハンデの穴馬に存在しているかを調べることが多いですね。
例えば、コース適正。夏競馬であれば札幌・函館の洋芝適性なんかも重要になります。実際洋芝適性を重視したほうがよかったレースも今夏の競馬でいくつもありました。
後は右回り&左回りの巧拙ですね。左回りが得意な傾向にある馬が、右回りのレースが近走に多く、惨敗を繰り返した結果として軽ハンデに評価されることがあります。で、いざ左回りのコースに戻ってきたものの、近走のあまりの惨敗振りにハンデが軽くなる、こうなると軽ハンデの穴馬として大いに狙っても面白い存在と考えることができます。

結局のところ、

  • ハンデ戦において斤量は大事
  • 斤量だけで決めれるものではない
  • 斤量と別の要素で走りそうな穴馬が居たら狙う

そして、一番大事なのは「外れても気を取り直して次も同じ狙いかたを続けてみる」が重要なんじゃないかと思います。

分かりにくいハンデ戦だからこそ、穴馬を積極的に狙って面白いレースが期待できる、という側面があるハンデ戦。
苦手意識がある競馬ファンもいらっしゃいますが、ハンデ戦面白いです。