ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。
今日は週末にいよいよクラシック初戦桜花賞ということで、傾向を調べて考えてみようと思います。
JRAのデータ分析サイトで
JRAのサイトに掲載されているデータ分析ページ
これを見て、週初めの登録馬をベースに考えてみました。迷ったときは消去法。データにはお世話になることも多いです。
ソダシとサトノレイナスは断然人気するだろうレースですが、敢えて他の馬を考えるならという穴馬探しができるかもしれないと思ったのでやってみました。
前走チューリップ賞
前走がチューリップ賞の馬は桜花賞成績が良いというのは昔からの伝統的な傾向。やはり同じ舞台ということに加えてレース間隔も絶妙に合っていることなんだと思います。
前走チューリップ賞なのは勝ち馬メイケイエール&エリザベスタワー(同着)の二頭に加えて三着ストゥーティ。
どの馬もありそうな感じを醸し出しています。
前走別路線組=勝ち馬
前走チューリップ賞以外の別路線組はやはり勝ちが必要と言えそうです。二着三着でも成績は出していますので加えてもいいかなと。
ただ、データにはないのですが、どうも個人的にフラワーCからの出走馬はマイナスのイメージがあります。よってホウオウイクセルとエンスージアズムは外しました。
クイーンCの上位馬アカイトリノムスメとアールドヴィーヴルにククナ、フィリーズレビューのシゲルピンクルビー、ヨカヨカ、ミニーアイル、あとは紅梅S勝ちから直行のソングラインにクロッカスS勝利のストライプ、フェアリーS勝利のファインルージュあたりでしょうか。
前走人気が5番人気以内
前走で人気がなさ過ぎた馬はあまり良くないようです。上記のチューリップ賞と別路線組で挙げた馬の中で5番人気以内だったのは、アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、エリザベスタワー、ククナ、ストゥーティ、ストライプ、ソングライン、ファインルージュ、メイケイエール、ヨカヨカ、10頭とまだまだ絞れないです。
これに加えて、桜花賞は阪神JFからぶっつけとなるソダシとサトノレイナスも含まれるので12頭。
キャリア四戦以内
キャリア四戦以内の馬の方が好成績。該当馬が意外と少ないように見える条件です。
アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、エリザベスタワー、サトノレイナス、ストライプ、ソダシ、ソングライン、ファインルージュの八頭。
うーん、これでも絞れないですね。
別のデータで引っ掛かっていますが、エトワールマタン、オパールムーン、シゲルピンクルビー、ジネストラ、ブルーバード、ホウオウイクセルもキャリア四戦以内。
新馬・重賞以外で負けたことがない
数字を見ると結構な成績の差がありそうなデータです。
アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、サトノレイナス、ストライプ、ソダシ、ソングライン、ファインルージュの七頭。
エリザベスタワーはエルフィンSで大敗があるのでこのデータでは引っ掛かってきそう。
しかし、思ったほど絞れなかったですね。
コース適性=阪神1600m戦
チューリップ賞や阪神JFを含めて桜花賞での舞台となる阪神芝1600m戦の成績に実績があるタイプが桜花賞でも好成績を残しているケースが多いようです。
となると、やはり、阪神JFをのソダシとサトノレイナスの上位二頭になっちゃいます。
前まで残っていた中で、阪神マイル戦の経験がないのが、アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、ストライプ、ソングライン、ファインルージュ、となっています。
逆に別データで引っ掛かっているけど阪神マイル戦勝ちがあるのは、メイケイエール、エリザベスタワーのチューリップ賞同着一着の二頭に加えて、エイシンヒテン(1勝クラス白菊賞勝利)だけでした。距離違いだと、1400m戦の新馬戦とフィリーズレビューの二勝があるシゲルピンクルビーと1800m戦の1勝クラス勝利があるエンスージアズム。
阪神未経験なら1月2月の年明け以降でオープンクラス勝利の有無で判断するらしい。
阪神マイル戦の経験がない五頭のうち、オープンクラス勝利があるのはアカイトリノムスメとストライプ、ソングライン、ファインルージュの四頭、残念ながら一番贔屓目に思い入れを込めているアールドヴィーヴルが落ちてしまいました。
結論=結局阪神JFの上位二頭
データだけ見ると、臨戦過程やデータに綺麗に引っ掛からなかったのが、結局は阪神JFでワンツーフィニッシュを決めたソダシとサトノレイナスの二頭。
見事にどのデータにも引っ掛からなかったので、やはり本番桜花賞でもかなり人気しそうです。
今年は堅いのかなぁ…。