SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2021:阪神11R-エリザベス女王杯

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うーん、ダメでした。ソフトフルートが予想馬最先着となる四着。人気馬は軒並み着外に沈み、大荒れとなったエリザベス女王杯。

予想の結果:

4着:△11番:ソフトフルート
 …
7着:○3番:アカイトリノムスメ
 …
10着:▲15番:ウインキートス
 …
16着:◎9番:ウインマリリン

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:9番:ウインマリリン=ハズレ
複勝:11番:ソフトフルート=ハズレ
馬連:3-9、9-15、3-15=ハズレ
馬単:9-3=ハズレ
ワイド:9-11、3-11、11-15=ハズレ
三連複:ボックス
    3、9、11、15=ハズレ
三連単:9-3-15、9-3-11=ハズレ

振り返って

日差しのある阪神競馬場、馬場は良馬場、順調なゲートイン、レースがスタート。

揃ったスタート、先頭に行くのはシャムロックヒル、レイパパレは控えて二番手三番手、そんなレイパパレを尻目にロザムールが二番手に行きます。控えたレイパパレはウインマリリンを先に行かせて四番手。

ハナに立ったのはシャムロックヒル、ロザムールが半馬身二番手、三番手ウインマリリン、四番手レイパパレ、そして直後にアカイトリノムスメと番手で人気馬が固まります。
ウインキートスはその直後の三頭が並んだ真ん中に位置取っていました。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

シャムロックヒルが先頭もレイパパレが徐々に前に出てきます。四角先頭はレイパパレ、このまま押し切る?
いやいや、そうはいかない、心の中で自分に言い聞かせて四コーナーをカーブしてくる先頭のレイパパレに注視していました。

最後の直線へ

先頭はレイパパレ、しかし抜け出したレイパパレを上回る脚色で外からアカイイトが追い込んできます。一瞬目を疑いましたが、確かにアカイイトがレイパパレを差し切って直線で先頭を奪います。レイパパレが徐々に馬群に飲み込まれていく。さらに後続からはステラリアが大外一気、前に迫ってきますが、これは二着争いまで。アカイイトはそこからさらに後続を突き放す快勝、二着ステラリア、三着はクラヴェルとイズジョーノキセキの争いに見えました。ソフトフルートがその直後の掲示板くらい。

予想した中では穴狙いのソフトフルートが唯一掲示板の四着好走、道中は後方から二番手で進めて四コーナー付近から進出、長くいい脚を使っていて最後はイズジョーノキセキと競り合いをハナ差制して四着、健闘。

逃げたシャムロックヒルの引っ張ったペースは1000m59.0秒、去年が59.3秒だったので0.3秒速いのですが、去年も上位三頭は道中10番手以降からの台頭で展開は前崩れとなったことから今年はより速かったといえるのかも。
逃げたシャムロックヒルを始めとしてロザムールにウインマリリンがそれぞれ三頭で最下位争いをしていることからも、前には厳しい流れになったように思えます。

そんな流れの中で終始外々回ったアカイイトが勝利、よく見ると三コーナー付近からアカイイトはスパートを掛けていて、四コーナーでは既に先団に付けているんですね。大外ですけど。
外々を回らされたアカイイトですが、勝負所から大きく動き出して息の長い脚を使って見事に四角先頭に立った一番人気レイパパレを差し切って勝利しました。前走府中牝馬S七着から見事な巻き返し、2勝クラスを勝利したあたりから急に成績が向上してきたのですが、よく見ると去年の矢車賞ソフトフルートが勝利したレースで半馬身差二着、ソフトフルートと同じ上がり三ハロン最速の34.0秒の脚を繰り出しての二着があるんですね。うーん、でもアタマでは狙えないかなぁ。
去年のサラキアとダブって見えてしまいました。阪神コースも内が荒れていてパワーが要求される馬場コンディションだったようですし、アカイイトにとっては馬場も前崩れの展開も味方したような感じがしました。

去年の阪神2200mに変わったエリザベス女王杯も勝ったラッキーライラックが三コーナーからの捲りで11番手から一気に四角三番手に押し上げての勝利、二着のサラキアは上がり三ハロン最速の脚を繰り出して直線一気の末脚で飛んで来ました。
三着ラヴズオンリーユーもラッキーライラックほどではなかったものの捲り気味に早目動き出して、長い脚を繰り出しての三着、今年のレースもお終いを活かすタイプが上位に台頭し、完全な前崩れといえる結果に終わったことから、来年も阪神2200mで開催されるエリザベス女王杯はちょっと違った傾向にあると考えるのがいいのかも、と思わせる結果だったように感じました。