SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2023:京都11R-菊花賞

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予想で絞る時点で完全に絞ると残す馬を誤っていたようです。勝ったのは大外8枠17番という不利を覆したドゥレッツァでした。

予想の結果:

3着:○14番:ソールオリエンス
 …
6着:◎12番:ハーツコンチェルト
 …
10着:▲11番:サトノグランツ
 …
15着:△9番:ノッキングポイント

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:12番:ハーツコンチェルト=ハズレ
複勝:9番:ノッキングポイント=ハズレ
馬連:12-14、11-12、11-14=ハズレ
馬単:12-14、12-11=ハズレ
ワイド:9-12、9-14、9-11=ハズレ
三連複:ボックス
   9、11、12、14=ハズレ
三連単:12-14-11、12-14-9=ハズレ

振り返って

晴天の京都競馬場、芝もダートも良馬場での開催となり、まさに牡馬クラシック最後の一冠で世代最強を決めるレースにふさわしいコンディションとなったように見えました。

ファンファーレからゲートインが進んでいきます。特にゲートに問題がある出走馬はなさそう。順調にゲートインが進んでいき、レースがスタート。

トップナイフが出遅れ後方から、ハナに行くのはパクスオトマニカ、続くのはリビアングラスがいきます。外からドゥレッツァが早目に仕掛けて一気に先頭を奪います。これは大外からの不利を京都の下り坂を利用してポジションを取りに行く作戦?と一瞬思いました。

ドゥレッツァが引っ張る展開になった一周目、スタンド前を通過していきます。

ドゥレッツァの逃げ、二番手にはパクスオトマニカ、三番手にリビアングラスと続いて先頭集団を形成、直後にハーツコンチェルトが追走しています、内にはダノントルネード。

二周目にはいってドゥレッツァから再びハナを奪い返すパクスオトマニカ、ドゥレッツァは二番手から三番手に、二番手にはリビアングラスが浮上してきました。徐々にリビアングラスとパクスオトマニカの二頭で先頭争いが激しくなってくる、と思ってレースを観ていたのですが、後でラップを見て見ると、前半1000mが60.4秒なのに対して、ドゥレッツァが控えたあたりからの1000mは64.1秒とペースはこの時点で落ちて一息入れる格好になっていたようでした。。

各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。

先頭は二頭並ぶもリビアングラスがわずかに先頭、直後内からドゥレッツァが三番手、トップナイフや外から仕掛けてきているのがサヴォーナ、ファントムシーフあたり。タスティエーラとソールオリエンスはこの三頭の直後、ハーツコンチェルトと同じ並びで直線に向かっていきます。

最後の直線へ

先頭はリビアングラス、そこにドゥレッツァが迫ってきています。内からはタスティエーラ、ドゥレッツァが抜け出した、外からタスティエーラ、大外からソールオリエンスも脚を伸ばして一気に迫る、しかしクラシックホースを相手取ってドゥレッツァがそのまま押し切って後続を引き離す。ドゥレッツァが二番手で追いすがるタスティエーラを寄せ付けず、最後は後続を突き放して先頭でゴールイン。

勝ったのはドゥレッツァでした。五連勝で一気にGIを戴冠、ダービー馬タスティエーラも直線で脚を伸ばしていて、大外から迫ってきた皐月賞馬ソールオリエンスも寄せ付けず、大外枠8枠17番という不利も跳ね返した戴冠でした。しかも好スタートからハナに立ち、控えて折り合い、四コーナーで再び先頭を狙える位置、直線で先頭に立つとそのまま押し切るという、なんか見たことない珍しいレースの立ち回りをしていたような気がします。
二着がダービー馬タスティエーラ、三着が皐月賞馬ソールオリエンス、それぞれが力を見せているレースだっただけに、新星ドゥレッツァの菊花賞での強さも光っていました。

あと、個人的にちょっと感じたのが、菊花賞は天皇賞(春)と質が異なるレースになることが多いのですが、ソールオリエンスが最後の直線で三着が精一杯だったように、ある程度前で立ち回らないと着は狙えないという天皇賞(春)のようなレース展開だったような感じがしました。京都だから?たまたま今年の流れが?、要因は分からないところがありますが、上がりの脚で一気に飛んでくるような馬がヒモ穴としてオッズに貢献する印象のある菊花賞で、今年は一番人気のソールオリエンスがその役割だったというところにこれからの京都開催の菊花賞が垣間見えたような気がしました。
とはいえ重賞初挑戦でGI菊花賞を勝ったドゥレッツァ以外の二頭はダービー馬と皐月賞馬と、春の勢力図そのままに決まったような気もする菊花賞だったようにも見えます。