SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

振返2020:中京11R-高松宮記念

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日曜中京メインはGI高松宮記念。
この日はどのレースも残念な結果に終わってしまいました。

予想の結果:

2着:○8番:グランアレグリア
 …
12着:▲9番:タワーオブロンドン
13着:◎14番:モズアスコット
14着:△15番:ナックビーナス

馬券の結果:

的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:14番:モズアスコット=ハズレ
複勝:15番:ナックビーナス=ハズレ
馬連:8-14、9-14=ハズレ
枠連:4-5、4-7、5-7=ハズレ
馬単:14-8=ハズレ
ワイド:14-15、8-15、9-15=ハズレ
三連複:ボックス
    8、9、14、15=ハズレ
三連単:14-8-9、14-8-15=ハズレ

振り返って

晴れているものの馬場は重馬場発表の中京競馬場。高松宮記念のスタートです。
無観客の中京にファンファーレが鳴り響きます。ゲートインは順調、スタート。

揃ったスタート、ダノンスマッシュはやや前が詰まったかあまり良くないスタート。
逃げ馬モズスーパーフレアが力強くハナに行きます。セイウンコウセイが二番手、ダイアトニックやラブカンプーがそれに続きます。
ナックビーナスは先行集団、直後タワーオブロンドン、ちょっとナックビーナスは思っていたよりも位置取りが後ろでした。モズスーパーフレアの直後に付けるくらいの位置取りを考えていたのですが。
人気馬ダノンスマッシュは中団の位置、モズアスコットは最後方。

レースは最後の直線へ

モズスーパーフレアが逃げる、二番手セイウンコウセイ。
外からクリノガウディー、逃げるモズスーパーフレアに一気に迫るクリノガウディー、そしてそれに迫るのがダイアトニック。モズスーパーフレアとクリノガウディーの二頭の隙間に馬体を入れようとダイアトニックも脚を伸ばして迫ってきます。

そして、逃げるモズスーパーフレアにクリノガウディーとダイアトニックが迫っていくところをグランアレグリアが大外から一気に伸びてワンテンポ遅れて前を行く三頭との差を一気に詰めていきます。

外から一気にグランアレグリア、しかしその前にはクリノガウディーとモズスーパーフレアが競り合いをしています。
グランアレグリアが一気に二頭の競り合いに迫ってきますが、これは連下までの争いに。

クリノガウディーがわずかに抜けたようにも見えましたが、モズスーパーフレアもかなり踏ん張っていました。この二頭で全く分らない状況で迎えたゴール板。
さらにこのレースは審議の表示。
どうもクリノガウディーが内にヨレたのが原因での審議の模様。

映像を見る限りでは、クリノガウディーが追い出した後ダイアトニックがモズスーパーフレアとクリノガウディーの間を突いて抜けようとしたところで、クリノガウディーが内にヨレてダイアトニックがブレーキ、立て直したクリノガウディーはそのまま追ってモズスーパーフレアに迫る、大きく減速したダイアトニックも立て直して前二頭に迫っています。

ここのいったんブレーキを掛けたダイアトニックにロスがなければ前の二頭をかわして突き抜けていたかどうか、と言う点が審議のポイントになりそうです。

ただ、三頭とも予想馬ではないので、うーん、それにしても…、な高松宮記念でした。

人気だったダノンスマッシュもタワーオブロンドンも全く掲示板に絡めず。馬場が原因なんでしょうか。
ダノンスマッシュもタワーオブロンドンもお終い全然伸びなかったのはなんかこう重馬場で渋ったことに要因を求めざるを得ないような。

しかも、モズはモズでもモズスーパーフレアだったか。しかもモズスーパーフレアと勝ち負けの接戦だったのは藤沢(則)調教師管理のクリノガウディー。
アドマイヤマーズの二着になった朝日杯FS以来何度か狙っていたものの、まさかここでの大駆けがあるとは思っていませんでした。馬場が渋ると好成績を出しているのは確かに中京記念や富士Sで見せてくれていましたが、まさかGIで勝ち負けしてしまうなんて。
よく見たら、クリノガウディーも一勝馬です。一勝馬で朝日杯二着と中京記念二着の本賞金でオープンクラスを走っているってことなんでしょうか。ここで勝利だと一勝馬によるGI制覇?まだ確定していないけども、それはそれでスゴイことなのかも。

審議は長く、15時の競馬中継の時間内では審議が確定しませんでした。

その後、確定。
クリノガウディー四着降着、勝ったのはモズスーパーフレア。
GIに今度こその勝利を収めたのは人気のダノンスマッシュではなくモズスーパーフレアでした。
そして二着にはグランアレグリア。三着にはダイアトニックで、クリノガウディーはダイアトニックの下となる四着に降着となりました。
ただ、写真判定の結果、どうやら一着入線はクリノガウディーだった(JRAのサイトでも「1位降着」と表記があるため)模様、そこから降着で四着に。つまりモズスーパーフレアを差し切っていたんですね。そこは力としては評価して良さそうに思えます。幻の高松宮記念優勝馬と言えそう。

そして、クリノガウディーの降着が認められたということはダイアトニックは斜行がなければ突き抜けていたと認められた、ということになります。もしかしたらダイアトニックがGIを制覇していたのかもしれない、と思うと、クリノガウディーとダイアトニックの二頭は次走以降も人気しそうですが気にしておきたいところです。
しかしダイアトニックの周囲には降着がつきまとう、前走で降着の憂き目に遭ったダイアトニックは今回は自身の進路がなくなってしまうという巡り合わせ。

絶妙なペースで逃げたモズスーパーフレアはそれほど速くなく悪くないペースでの逃げで前を残す展開となりました。クリノガウディーの斜行の影響はモズスーパーフレアも受けているのですが、それを跳ね返しての勝利、お見事。

結局、予想馬は人気サイドから入ったものの、グランアレグリアが二着した以外は仲良く12着13着14着と後方に並んでいました。

そして、よく見返してみると、前走ローテがオーシャンSだった馬はどの馬も勝負に絡めていません。勝ったモズスーパーフレアはシルクロードS四着からの出走、二着グランアレグリアは休養明け初戦で、三着ダイアトニックは阪急杯、四着降着となったクリノガウディーも阪急杯からの出走です。
ここからさらに下のシヴァージやグルーヴィットもオープン特別からの出走ですし、その下セイウンコウセイもシルクロードSからの出走、ようやくオーシャンS出走馬で最先着となったのがティーハーフの八着。
やっぱオーシャンSはなにか前哨戦としては違うんでしょうか。

中京最終週、前日の雨で重馬場、この辺がいろいろ影響したように思える結果となった2020年高松宮記念でした。