SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2020:大阪杯、ダービー卿チャレンジT

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今週は中距離GI大阪杯にマイル重賞ダービー卿チャレンジTと重賞二鞍。
大阪杯は国内戦に集中の中距離有力各馬が出走で面白いレースを期待。

平場では、土曜阪神メインのオープン特別コーラルSにテーオーヘリオスが鞍上荻野JKで出走、翌日の日曜では阪神1Rローヌグレイシアが鞍上西村(淳)JKで出走予定、阪神10R難波Sにカフジバンガードが鞍上国分(恭)JKで出走予定。

大阪杯

サートゥルナーリアやヴェロックスは出走回避、さらに一昨年の勝ち馬だったスワーヴリチャードがケガで1月末に急遽引退となり、ちょっと寂しいメンバーかなと思いきや、いやいや去年の天皇賞(秋)ほどじゃないにしろ、レースは楽しめそうです。

一番人気はやっぱブラストワンピースかなぁ…。
AJCCでは故障した馬のあおりを受けたブラストワンピースでしたが、ロスをはねのけての圧勝、力的にはやはり一枚上手なのかなと思える一頭。
でも去年謎の敗戦。行き脚が付かなかったためスタート直後に後手を踏んだのが痛かった去年のレースを踏まえると、AJCCのような前目の先行策(スタート直後に好位くらいのポジション)を今回も取れるかがポイントになるんじゃないかなぁと個人的には思います。
でも去年は大外ブン回しで唯一前に迫ってきているわけで、能力的に高いのは間違いなく、位置取りさえよければアッサリ勝利というシーンもありそうです。

そういう意味ではダノンキングリーの方が期待値高いといえるのかも。
中山記念を圧勝、ここから飛躍が期待されます。GI級と言われていた実力を如何なく発揮すれば勝利は転がり込んできそう。
ただ、皐月賞でもダービーでも戸崎JKがラチ沿いで距離ロスのないように騎乗していた点は気になるところで、2000m戦は一ハロン長いのかなという印象はあって、ロスなく回ってこれるかが勝負になりそう。

ワグネリアンも割とダノンキングリーと似たようなコース取りをしているような印象がある一頭です。
去年の大阪杯でもインを突いてラチ沿い伊を伸び距離損しないように進路を取ることで、阪神2000mコースでは後ろの追い込みが届かないコースの特徴を上手く克服していました。
去年と同じ乗り方をしないと阪神2000mでは届かないというのはあって、難しいレースになりそうで鞍上福永JKの手腕が左右しそうな気がします。

牝馬二頭も気になるところです。
クロノジェネシスは京都記念で牡馬を一蹴して大阪杯出走です。前走で見せた末脚は上がり最速をマーク、去年秋くらいに成長してからというもの先行して後方待機の馬と同じような上がりの脚を繰り出してくるという実力馬、ここでも活きてきそうです。
ラッキーライラックは前走ダノンキングリーに負けたものの、12月の香港ヴァーズに続いて牡馬相手のレースで連続二着、エリザベス女王杯を勝利してからブレイクするのはリスグラシューのパターンとも言えそうで、ここでも警戒が必要に思えてきます。

金鯱賞大敗も巻き返したいロードマイウェイ、二着だったサトノソルタスの二頭もなかなか気になるところ。金鯱賞ステップの有力馬は馬券になるのが大阪杯の特徴ですし、これだけのメンバーなら鞍上武豊JKのロードマイウェイは前走大敗で人気しなさそうだし、前走で金鯱賞二着も実績に乏しいサトノソルタスも人気はそれほど被らなさそう。意外と穴馬として面白いんじゃないか、と思えてきます。

過去の傾向から言って、金鯱賞ステップからの有力馬が好成績を残しており、後方一気の決めて勝負となることは少ないレースで、前目で押しきるタイプが有利といえるレース。そのため四コーナーで好位に付けていないと勝ち切れない難しいコースを克服できる有力馬を中心に検討することになりそうです。

ダービー卿チャレンジT

ここはやはりプリモシーン、前走東京新聞杯で勝利、去年二着のダービー卿チャレンジTなら確勝級と言えそうです。
前走は流れに乗って外からきっちり差し切ったプリモシーン、二着馬とは半馬身差でしたがその着差以上に強かった印象があります。二着馬とハナ差の三着という競馬だったクリノガウディーが先週のGI高松宮記念で一着入線(四着に降着)しており、今年の東京新聞杯は例年よりレベルが高かったようにも思えます。
昨年二着だったヴィクトリアマイルを勝利するためにも、去年二着だったココはすんなり勝利といきたいところだろうな、と思います。

次点は去年三着のマイスタイルあたりかなと。
去年三着でレース実績があるマイスタイルならここでも中心視できそうなところ。去年はプリモシーンとハナ差の接戦でしたし、あれから函館記念で重賞初制覇もあれば、メンバーが揃ったスワンS三着に続きマイルCS四着、阪神Cから二桁着順が二戦続いていますが、ここは巻き返してきそうな気がします。
マイナス要素といえばやはり斤量が見込まれそうなところでしょうか。ハンデ戦だけにここはある程度斤量を背負わされそうで、去年56キロだった斤量は今年増えそうで、そこは気になるなぁと。

穴になりそうなところで気になるのはカツジでしょうか。
ニュージーランドTを勝利しているように中山マイル戦はかなりこなせるタイプと言えそう。近三走はいずれも中山マイル戦だったけど掲示板には惜しくも載れず。プリモシーンより長いいい脚を使えるタイプということで、レースの流れ次第ではプリモシーンをひっくり返すことも可能かもしれません。

あとは重賞馬レイエンダとかジャンダルムとか…、ん?待てよ。

ストーミーシーなんかどうでしょうか。

前走東風Sをテン乗り横山(武)JKで勝利、引き続き鞍上は横山(武)JKが手綱を取ります。
中山マイル戦だった東風Sをアストラエンブレムとの競り合いを制して勝利しています。他の有力馬としてカツジやジャンダルム、ボンセルヴィーソなど今回も出走してくる面々は着外に沈んでいます。
オープン特別(リステッド競走)とはいえ同じ中山1600m戦を勝ちきった実力は評価していいんじゃないかと。ここも気にしておきたいと思います。