SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:略語、GIレースの略語

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

今日はレースの略語を。
主にGIレースの呼称としてよく使われるものを(記憶の限り)記載していきます。

略し方一覧

(あんま略さない)の記載は略したレース呼称を聞いたことがないという意味も含みます。

フェブラリーステークス=フェブラリー(あんま略さない)
高松宮記念=宮記念(みやきねん)、宮杯(みやはい)
大阪杯=大阪杯(あんま略さない)
桜花賞=桜(サクラ)、桜花(おうか)
皐月賞=皐月(さつき)
天皇賞(春)=春天(はるてん)、春の盾(はるのたて)
NHKマイルカップ=マイルC(マイルカップ)、NHK杯(エヌエチケイはい)
ヴィクトリアマイル=ヴィクトリア(あんま略さない)
オークス(優駿牝馬)=樫(かし)
日本ダービー(東京優駿)=ダービー
安田記念=安田(やすだ)
宝塚記念=ヅカ、宝塚(たからづか)
スプリンターズステークス=スプリンターズ
秋華賞=秋華賞(あんま略さない)
菊花賞=菊(きく)、菊花(きっか)
天皇賞秋=秋天(あきてん)、秋の盾(あきのたて)
エリザベス女王杯=エリ女(えりじょ)
マイルチャンピオンシップ=マイルチャンピオン、マイル、マイルCS(書き専用)
ジャパンカップ=JC(ジェーシー)
阪神ジュベナイルフィリーズ=阪神JF(書き専用)、阪神2歳(はんしん2さい)、阪神ジュベナイル
朝日杯フューチュリティステークス=朝日杯(あさひはい)、朝日杯FS(書き専用)
有馬記念=有馬(ありま)
ホープフルS=ホープフルS(あまり略さない)

こんな感じです。

もうちょっと深掘り(簡単に解説)

フェブラリーSは「フェブラリー」、あんまり略さないようなイメージですが、「フェブラリーステークス」のステークスを取っ払って「フェブラリー」と呼ぶことが多いような印象です。

高松宮記念は、高松宮殿下由来のレースです。高松宮殿下を「宮様(みやさま)」とお呼びするのと同様に、「宮記念」と呼ぶのをよく聞きます。一部オールドファンは旧レース名の「高松宮杯」を略した「宮杯(みやはい)」と今でも呼称として使っているケースもたまに聞きます。

大阪杯は新しいGIということもあって、レース名が略された呼称を聞いたことがありません。そのうち略した呼び方が自然発生的に生まれてくるかもしれませんね。

桜花賞は「桜」と略すことがあります。例えば「桜の舞台」と言えば桜花賞を指しています。一部ファンは「桜花」って「賞」を取っ払って呼ぶのも聞いたことがあります。

皐月賞は「皐月」、桜花賞の桜花と同様です。「今年の皐月、何が本命?」って感じで使います。

天皇賞(春)は、「春の天皇賞」を略して「春天」と呼ぶファンが多いイメージです。ただメディアでは天皇賞の賞品である「盾」が贈られることにちなんで、「春の盾」と表現することが多い印象。

NHKマイルCは、あまり略しているのを見聞きしたことはあまりありませんけども、「マイルカップ」と呼称しているファンは競馬場でよく見掛けました。NHK杯ってのは前身の重賞の名前、さすがに居ないかと思ったけど、宮記念のようにこれもありそう。

ヴィクトリアマイルは大阪杯同様あまり聞いたことはありません。

オークス(優駿牝馬)は、そもそものレース名が一言なのでオークスと呼ばれます。優駿牝馬のレース名を使う人の方が少数派。でも桜花賞の「桜の舞台」と同じように、オークスは「樫の舞台」と表現されることがあります。桜花賞は「桜」、オークスは「樫」と表現するのが伝統です。

日本ダービー(東京優駿)は、そのまんま「ダービー」です。

安田記念は、「安田(やすだ)」と呼ばれるのをよく聞きます。レース名の由来となった安田理事長を呼び捨てにするようで、競馬ファンとしてはこの略し方はどうなのか?という疑問は多少ありますが…、でも一般の競馬ファンには関係ないかな。

宝塚記念は、「宝塚(たからづか)」です。安田記念の記念を取っ払うのと同じ略し方ですね。ただ安田記念と違って「ヅカ」と略しているのも聞いたことがあります。安田記念を「ヤス」とか「スダ」と略して呼ぶ人は皆無ですが宝塚記念は「ヅカ」、不思議ですね。

スプリンターズステークスは、「スプリンターズ」です。フェブラリーステークスと同様にステークスを取っ払った略称「スプリンターズ」をよく聞きます。逆にその他の略し方は聞いたことないですね。

秋華賞は、秋華賞そのまんま。あまり略されているのを聞いたことはありません。言いやすいからかな?
あと、桜花賞=桜、オークス=樫のような略し方も秋華賞にはありません(少なくとも知る限りでは無かったはず)。これは昔の牝馬クラシックは桜花賞とオークスだけで、秋はエリザベス女王杯しかなかったから、ということと関係あるような気がします。(あくまでも気がする、ってだけ)

菊花賞は、「菊(きく)」とか「菊花(きっか)」をよく聞きます。「菊」のほうが一般的な略し方だと思います。「菊の舞台」とも言い、サクラスターオーが勝利した菊花賞では「菊の季節にサクラが満開」と名実況が生まれました。

天皇賞(秋)は、「秋天(あきてん)」とか「秋の盾(あきのたて)」です。春天と春の盾と同じです。

エリザベス女王杯は、「エリ女(えりじょ)」と呼ぶファンが多い(はず)です。競馬を始めたばっかりのときに競馬の先輩はこう呼んでました。最初何か分からなかったからよく覚えています。

マイルチャンピオンシップは、「マイルチャンピオン」が割と多いかなと思います。まれに(通じる前提で)「マイル」って言ってる会話も耳にしたことはあります。でも、「マイル」って言い方だとマイルって付くレースが他にあって紛らわしい。(でも会話の前後でマイルCSってのは通じるのかな)

ジャパンカップは、表記されるアルファベットを読んで「JC(ジェーシー)」と略されるのが割と多いかなという印象。JCと書いてジャパンカップと読む、ってのが正解なんだと思うんですが、そのまま「ジェーシー」って呼んでる人もいます。

阪神ジュベナイルフィリーズはさすがに長いので「阪神JF(阪神ジェーエフ)」とか「阪神2歳(はんしん2さい)」とか言われるのをよく耳にします。でも書き物で「阪神JF」はよく見ますけど、「はんしんジェーエフ」って口に出して言う人は見たことないので、注意が必要ですね。口に出すときは「阪神2歳(はんしん2さい)」って言うのが多いような気がします。あとは「阪神ジュベナイル」ですね。「ジュヴェナイル」って言うのが正しいと思っていたんですが。

朝日杯フューチュリティステークスは、朝日杯(あさひはい)と呼ぶことが多いです。旧朝日杯2歳ステークス(朝日杯3歳ステークスって時代も)のレース名の時から「朝日杯」と呼ばれていました。そのまんま。

有馬記念は、「有馬(ありま)」です。レース名の「記念」の部分を取っ払うパターンです。この略し方も有馬理事長を呼び捨てするようで気になるところです。さすがにレースの旧名「中山グランプリ」を持ち出す人はいないと思います。有馬記念を「有馬」って略すのはちょっとなぁ。

ホープフルSは、歴史が浅いため「ホープフルS」そのまましか耳にしたことがありません。ステークス取っ払うパターンになるような気がしますけど、もしかすると別の名前になるかもしれませんし、これからですね。