SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

競馬雑学:武豊JKの朝日杯FS制覇とJRA全GI制覇王手に思う

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ちょっと知ってるだけで玄人っぽい会話ができるようになる雑学。

ちょっと時期がずれてしまいましたが今日は武豊JKの前人未踏の記録、JRA全GI制覇について思ったことを。

先週(2022年4月3日)の大阪杯も七番人気アリーヴォでハナ差三着と好騎乗をみせてくれました。さすがです。

武豊JK、朝日杯FS制覇

昨年2021年12月、22回目の挑戦で挑んだ朝日杯FS、ドウデュースで制覇し初勝利を挙げました。

予想2021:阪神11R-朝日杯FS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

振返2021:阪神11R-朝日杯FS - SpecialなWeekを目指す競馬日記

予想は完全にハズレだったのですが、なにかこうグッとくるものがありました。

JRA全GI制覇への足踏み22回

2歳戦は難しい。
以前の武豊JKだとなおさらに有力馬・素質馬が集中していたこともあって、以前の朝日杯のようにちょっと仕上がりが早いスピード馬達の争いといったレースには縁がなかったという印象があります。

朝日杯以外のGIは全て勝利している武豊JKが、不思議と朝日杯は勝てないという。その挑戦回数22回、競馬界七不思議の一つ、などと言われていました。

しかし、2歳戦は有力馬なら来年のクラシックを見据えたローテを逆算しているケースも多く、かならずしも2歳GIである朝日杯やホープフルSを大目標にしないことで、クラシックや古馬GIよりも巡り合わせ・運の要素も強くなることがあると思います。
実際、GIを勝ちまくっているC.ルメールJKも朝日杯には縁がなく未勝利、そういう意味では同時にJRA所属となったM.デムーロJKが四勝していることは改めてすごいなと実感しますね。

朝日杯へのスタンス

武豊JKからすればやはり記録は意識していたと思いますが、それでも何が何でもというガツガツした感じはありませんでした。
二歳GIは巡り合わせ次第という面があるところを達観していたような感じもしています。
テレビのインタビューで見掛けた記憶では

"あとは朝日杯を残すだけだったのが、新しくGI(ホープフルSがGI昇格した)できちゃって、また目標が増えちゃいましたからね。
達成するのが早いか、GIができるのが早いか、っていう"

というコメント(そのままではない)をされていたような記憶があります。

JRA全GI制覇すら到達点ではなく、通過点なんだろうなぁ、と感じたことがあります。

ドウデュースで挑むクラシック

武豊JKの朝日杯初勝利をもたらしたドウデュースは無敗の三連勝で朝日杯制覇のあと、年明け初戦となった弥生賞ディープインパクト記念をクビ差で二着、ただ前哨戦だったことと余力十分でレースを終えたことを考えると、負けてなお強しの印象を残しており、本番の皐月賞でも期待される一頭と言えそうです。

こういうのって、無敗で本番を迎えるより、どこかで一回敗戦を経験することで楽になる、という見方もできますので、中山2000mを弥生賞で経験したことをプラスに取ることもできそうです。特に有力馬の皐月賞直行が増えている昨今ではなおさら。

2022年にも期待したいベテラン

2022年のホープフルSは2021年と同様に12月28日。この日がメモリアルとなるか。夏前から始まる2歳戦にも注目していきたいですね。

こうなったら、前人未踏の記録JRA全GI制覇達成を武豊JKで見たいと思う一ファンの願い。
記録達成のためにお膳立てがあるほど現状は甘くない、という厳しい昨今の騎乗環境ではありますが、それでも名手の手綱に期待したくなるのがファン心理といえそうです。