SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2023:天皇賞(秋)、スワンS、アルテミスS

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今週は天皇賞(秋)の開催週、もう10月も最終週を迎えようとしています。その前日には2歳牝馬重賞アルテミスS、京都ではスワンSが開催。

平場では、注目している馬の出走はないのですが、二歳戦の萩Sや新潟千直ルミエールAD、京都1800mで混戦模様のカシオペアSなど、気になるオープン特別が多数ある週です。

天皇賞(秋)

イクイノックスとドウデュースの四歳馬対決に注目が集まりそうなレースです。ドバイターフをケガで出走取消し帰国したドウデュースに対して、ドバイシーマCを快勝し世界レーティング一位に上り詰めたイクイノックス、昨秋から明暗が分かれていますが、ここの直接対決でドウデュースの復権か、はたまた世界一位のイクイノックスがGI五連勝を決めるかに注目が集まりそうです。

過去には魔物が潜むと言われた天皇賞(秋)ですが、すっかりその影響もなく最近は荒れず人気馬同士の叩き合い、去年こそ七番人気のパンサラッサが逃げ粘りでヒモ穴でやや荒れだったものの、一番人気イクイノックスはしっかり勝ち切っていて昔ほど荒れない天皇賞(秋)とみるのがよさそうです。今年は11頭立ての少頭数ですし、荒れる要素も少ないかなぁ。

気になっているのはその上位人気確実なイクイノックスとドウデュースの二頭に加えて、今年の天皇賞(春)を勝利して春秋連覇を狙っているジャスティンパレス、とはいえ二頭を負かすまでには…、という印象でヒモにするならという感じはします。
長距離での実績は申し分ないジャスティンパレスですが、2000mのレースはデビューからの四戦のみ、皐月賞は着外ですがホープフルSは二着とまずまず。とはいえ2000mの距離も久々ならダービー以来久々の東京コースで三番手の印象は拭えない感じ。それを言ったらみんなそうか。

札幌記念から出走するなかではプログノーシスとダノンベルーガが気になる存在。
札幌記念を勝利したプログノーシスは左回り2000m金鯱賞勝利のあと海外遠征で二着、帰国後初戦の札幌記念を二着に四馬身差、タイム差は0.7秒差付けての圧勝でした。
同じディープインパクト産駒でもイクイノックスとドウデュースに割って入るならこっちかも。

ダノンベルーガは東京コースのGIで負けて強しを繰り返してここまで来たような印象のある一頭。去年の天皇賞(秋)も二着パンサラッサをクビ差だけ捕まえ切れなかったものの三着は確保、コースや距離には実績がある一頭です。こう考えると四歳世代ばっかりになりそうです。出走頭数が少ないので確実に絞っていかないと。

スワンS

天皇賞(秋)と違ってフルゲートになりそうな登録馬のスワンS。混戦模様でなかなか絞るのが難しくなりそうです。
意外とスプリンターズSからの出走馬はイマイチな印象で、マイル戦からの距離短縮がいいイメージ、とはいえ2020年に逃げ切って単穴一発だったカツジとか2022年のダイアトニック(この場合は阪神1400mのスペシャリストということもあるけど)のように1200mからの出走馬でも狙える要素はあるから注意深く絞っていきたいと思います。

気になっているのはルージュスティリア、中京記念三着後の秋初戦は府中牝馬S、七着と着外でしたが勝ち馬からは0.3秒差と適距離より一ハロン長かったことを考えると悪くないのではないかと思いました。レース後コメントでも手応えは良かったけど伸びを欠いたみたいなニュアンスでしたし。それほど人気しないのも良さそうな感じがします。

あとは左回りに成績が偏っていますが、アヴェラーレも気になる一頭。前走関屋記念で重賞初制覇、重賞連勝に挑みます。
1400mは二走前の京王杯SCで勝ち馬と0.2秒差四着、上がり三ハロンメンバー中最速の脚で後ろから一気に飛んできたのを考えると距離は守備範囲じゃないかとみています。ただ、右回りコースの実績が三歳時にニュージーランドTを一番人気で15着大敗(とはいえ接触とかかなり不利・ロスがあっての敗戦ですが)して以来のかなり久々、それ以外は全て左回りコースという一頭。テン乗り川田JKというのもなんか気になる。

この他はウイングレイテスト、前走京成杯AH二着好走、勝ったのはマイルCSでも人気が予想されるソウルラッシュで、そのソウルラッシュとクビ差の接戦となると気になる存在ではあります。ただ、中山巧者という側面があるウイングレイテストは前走ほどじゃないかもしれないと考えると悩ましいところです。

あとは四連勝の勢いもオープンクラスの壁に跳ね返された格好のエクセトラ、鞍上はモレイラJKに乗り替わり、前走以上の期待があっても。人気が割れるなら狙ってよさそう。

穴でミッキーブリランテ、とはいえスワンSってそんなに穴狙いをするレースというわけでもないイメージです。今年の春開催の京都1400mで五着掲示板、前走の重賞でも五着掲示板、ある程度力はみせていて京都コースの実績もある、穴の三着は意外と面白いかもと考えています。

アルテミスS

阪神JFに繋がるレースということで新馬勝ち直後の有力馬が多数出走してきました。
中でもチェルヴィニアは抜けていそうな存在です。

デビュー戦がハイレベルと言われているボンドガールが勝利した新馬戦でデビューし二着と好走、勝ったボンドガールはサウジアラビアRCで圧倒的な一番人気に推されるも勝ち馬から二馬身差で二着敗戦となってしまいました。
とはいえ、新馬戦のレベルが高かったのは間違いなく、上位馬が皆勝利を挙げていることがそれを示していますし、その新馬戦でマイペースで逃げて通常なら後続を封じる脚を使っていたのがチェルヴィニアです。前走の未勝利戦ではその実力を発揮し二着以下は六馬身差の圧勝を見せています。しかもほとんど追わずに後続を突き放してしまったポテンシャルはやっぱり抜けているんじゃないかなぁと思うところがあります。デビュー戦と同じ東京1600m戦ですし、ここは堅いんじゃないかなぁと。

もう一頭はショウナンマヌエラ、東京は初コースとなりますがデビュー戦は中京1600m、二走目に重賞新潟2歳Sを10番人気の低評価ながら二着好走で左回りのマイル戦で力を見せています。
前走がフロック視されるようならここも新馬勝ち直後の評判馬や未勝利戦を派手な勝ちっぷりで挑む良血馬の方に注目が集まるんじゃないかと。ショウナンマヌエラがノーマークになるなら穴で一考する価値はあるかなと思いました。