SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

2023年の有馬記念向け世相馬券を考える

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有馬記念は世相馬券、今年の出来事から連想する世相馬券を考えてみました。
まだ出走馬確定前の状態で書いているので、ちょっと内容薄め。

去年の復習

去年の有馬記念の結果は、

一着:5枠9番:イクイノックス「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」
二着:2枠3番:ボルドグフーシュ「幸せな英雄」
三着:3枠5番:ジェラルディーナ「女性名より(母ジェンティルドンナから)」

でした。そして去年の上位馬は今年不出走です。有馬記念を走ったことがあるのはジャスティンパレス、タイトルホルダー、ディープボンドの三頭だけという世代交代を思わせる有馬記念になりそうな今年の出走メンバーです。

WBC日本優勝

上半期の大きな出来事といえばこれ
野球で日本が再び頂点に立ったという年、三大会振りで三度目の優勝となりました。
2009年以来の優勝ということで、2009年有馬記念を思い出してみると、ドリームジャーニーとブエナビスタで叩き合いをした有馬記念だったなぁと。
このときのドリームジャーニーは5枠9番、ブエナビスタは1枠2番、四馬身離された三着エアシェイディは3枠6番、人気上位二頭のワンツーフィニッシュで、三着エアシェイディが11番人気とヒモ荒れのようなレースでした。

阪神タイガース18年ぶりのアレから38年ぶり日本一

野球ではもう一つ。
関西人気球団阪神タイガースがリーグ優勝からCS勝ち上がり、第七戦までもつれ込んだ日本シリーズも制して38年ぶりの日本一に輝きました。
その日本シリーズは在阪球団同士の対決となったのも印象的です。今年は関西馬?
でも今年の中央競馬は関東馬が躍進、GI勝利数も…おっとここは後述します。

18年ぶりの優勝、というキーワードだと2005年以来の話、2005年の有馬記念はハーツクライが無敗の三冠馬ディープインパクトを下して半馬身差勝利を収めた伝説級のレース。
このときのハーツクライは5枠10番、ディープインパクトが3枠6番で、三着のリンカーンが7枠14番でした。ん?また5枠と3枠が出てきましたね。

38年ぶりの日本一、というキーワードで遡ると、シンボリルドルフとミホシンザンが争った有馬記念が出てきました。
10頭立ての少頭数で、6枠6番にシンボリルドルフが四馬身差の圧勝、二着が2枠2番のミホシンザン、三着が4枠4番ニシノライデンで三番人気だったギャロップダイナは五着掲示板という結果に終わっています。抜けた上位人気二頭のワンツーフィニッシュというところが共通点というところでしょうか。

プロレス界の巨星

プロレスファンにとってはアントニオ猪木氏の訃報も大きなニュースです。

トレードカラーの赤と黒で2枠と3枠?
はたまた、不思議と縁のあった数字2番と8番、というのもあります。

将棋で初の八冠制覇を達成

将棋界では初の八大タイトル全冠制覇達成という快挙が報じられました。

2023年には最年少名人、史上二人目の七冠達成後にほどなく史上初の八大タイトル全冠制覇を達成と2023年で偉業を次々と達成しました。

なんだか競馬でも八冠達成は難しいところに共通点は感じますが、11月に開催された防衛戦では両者21世紀生まれの若者同士の対戦となったことも話題になりました。

そう考えると、今年の有馬記念も世相反映なら三歳馬同士の決着とか?

三歳勢の出走予定馬はソールオリエンス、タスティエーラといった牡馬のトップ二頭に加えて、ドゥラエレーデに牝馬のハーパーと四頭が登録されています。

新語・流行語大賞

年間大賞は「アレ(A.R.E.)」でした。今年もプロ野球から選ばれた大賞でしたね。

阪神タイガースの優勝だけでなく、オリックスバッファローズの優勝で日本シリーズは関西で沸いた今年のプロ野球。

「アレ」が「A」「R」「E」とアルファベットもあるのがポイントかもしれません。三文字のアルファベットが馬名に含まれているとかを考えてみてもいいかもと思いました。

ジャスティンパ「レ」ス、ドゥラエ「レ」ーデ、うーん、どれもレはあってもアが…。アレじゃなくて「RA」と「E」ならタスティ「エ」ー「ラ」という感じも。

今年の漢字

うーん、なかなか毎年考えるも見えてこない今年の漢字。恒例の一覧。

2022年が「戦」次点「安、楽」:イクイノックス、ボルドグフーシュ、ジェラルディーナ
2021年が「金」次点「輪、楽」:エフフォーリア、ディープボンド、クロノジェネシス
2020年が「密」次点「禍、病」:クロノジェネシス、サラキア、フィエールマン
2019年が「令」次点「新、和」:リスグラシュー、サートゥルナーリア、ワールドプレミア
2018年が「災」次点「平、終」:ブラストワンピース、レイデオロ、シュヴァルグラン
2017年が「北」次点「政、不」:キタサンブラック、クイーンズリング、シュヴァルグラン
2016年が「金」次点「選、変」:サトノダイヤモンド、キタサンブラック、ゴールドアクター
2015年が「安」次点「爆、戦」:ゴールドアクター、サウンズオブアース、キタサンブラック
2014年が「税」次点「熟、嘘」:ジェンティルドンナ、トゥザワールド、ゴールドシップ
2013年が「輪」次点「楽、倍」:オルフェーヴル、ウインバリアシオン、ゴールドシップ
2012年が「金」次点「輪、島」:ゴールドシップ、オーシャンブルー、ルーラーシップ
2011年が「絆」次点「災、震」:オルフェーヴル、エイシンフラッシュ、トゥザグローリー

2023年の今年は、「税」でした。2014年以来2度目だったみたい。2位「暑」3位は「戦」でした。

例えば去年2022年を考えると、イクイノックスの馬名の由来は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」、二着ボルドグフーシュはハンガリー語で「幸せな英雄」、三着ジェラルディーナは女性の名前が馬名の由来。なんか関係してそうで思ったより関係していないという。

しかも「税」って…、英語でtax=タックス、うーん、あまり思いつきません。

ヒットしたコンテンツ

今年は「【推しの子】」が主題歌「アイドル」と共に流行っていました。

語呂で推し(4)の子(5)で枠連4-5とか馬連4-5ですかねぇ。

アイドル…、なんかしっくり来るのはリバティアイランドですかねぇ。ただリバティアイランドって、母ヤンキーローズからの由来で、自由の女神=Statue of Liberty、その自由の女神像が建設されている島の名前が由来なので、アイドルかというと、なんか微妙。(※リバティアイランドは有馬記念に出走せず来年に備えて休養に入っています。)

牝馬だと冠名+女性名となるウインマリリン、「地球上の星」という意味のスターズオンアース、「七つの海を越えて」という意味のスルーセブンシーズ、ハーパーが「ハープを弾く人」という意味で、これは母セレスタの語源チェレスタが「鍵盤付きの鉄琴」ということから。ライラックは花の名前、うーん、なんだかどれもしっくりきません。

海外帰り

野球では海外での活躍が目立った年でした。競馬でも海外重賞や海外GIを勝利した馬が帰国して活躍…、とその象徴だったイクイノックスは引退し有馬記念不出走ですが、凱旋門賞挑戦のスルーセブンシーズは有馬記念に鞍上池添JKで出走予定。うーん。どうだろう。近年は牝馬がよく走るんですよね。

海外帰りで出走予定の登録馬はスルーセブンシーズの他に、米国BC帰りのウインマリリン、シャフリヤールの二頭が登録しています。

関東馬躍進で25年ぶりGI勝ち越し

ここから競馬の話。
今年の中央競馬は長かった西高東低と呼ばれていた関西馬有利の構図が一気にひっくり返りました。

朝日杯FS終了時点での平地GI勝利数は、関東馬14勝、関西馬9勝と関東馬の勝ち越し、イクイノックスやソングライン、ダートのレモンポップのように複数のGI勝利をした馬もいましたし、牡馬クラシックではソールオリエンス、タスティエーラ、ドゥレッツァと三冠全てが関東馬、加えてNHKマイルCも関東馬でしたし、リバティアイランドを避けてエリザベス女王杯で勝負、見事勝利したブレイディヴェーグも関東馬でした。

ちなみに25年前に関東馬がGIを勝ち越した1998年の有馬記念を勝利したのは関東馬グラスワンダー、強いのに不可解な取りこぼしも多かったけどグランプリホースとして有馬記念連覇や宝塚記念勝利があります。
この有馬記念のグラスワンダーが入った1枠2番とか、二着メジロブライト5枠10番、三着ステイゴールドが3枠5番、ん?また3枠と5枠が出てきました。

他にもグラスワンダーの孫世代のウインマリリンが気になってきます。

ファン投票一位のイクイノックス引退で混沌?

世界最強馬として一年間君臨したイクイノックスが引退、なかなか混沌とした有馬記念になってきました。次の年に古馬の主役となるのは?いや、引退への花道になるのか?

また、今年の有馬記念は例年より三歳馬のトップクラスが出走してくるのも世代交代っぽい感じがして楽しみが広がります。ダービー馬タスティエーラに皐月賞馬ソールオリエンス、迎え撃つ古馬には天皇賞(春)制覇から宝塚記念や天皇賞(秋)でイクイノックスに肉薄したジャスティンパレスや宝塚記念ではジャスティンパレスに先着してイクイノックスに一番近づいたスルーセブンシーズ、でも大将格なのはやっぱり引退レースとなるタイトルホルダーのようにも見えます。

穴馬まで含めて、世相を絡めた有馬記念、面白くなりそうです。