SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

今週の気になる2024:AJCC、東海S

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今週はAJCC、日経新春杯同様にこの時期の名物となる古馬の中距離GⅡで、日経新春杯と違って別定戦となる特長があります。
中京ではダート重賞東海S、フェブラリーSの前哨戦の一鞍です。

平場では、土曜日の中山10R東雲賞にベッラノーヴァがピーヒュレクJKで出走、翌日(日曜)の中山9R若竹賞にはアフィリオンが鞍上ルメールJKで、京都8R1勝クラスにはルールザウイングスが鞍上酒井JKで、小倉メインレース豊前Sにローズスターが鞍上丹内JKでそれぞれ出走予定。
やっぱりこの中ではPOG馬アフィリオンの出走がかなり気になる出走です。しかも鞍上ルメールJKが継続騎乗だし、かなり上位人気を競るこよになりそうなメンバー、勝ち切って欲しい一鞍です。

AJCC

メンバーの前に週末は雨模様の天気予報がちょっと気になった今週のAJCCです。先週までとは一転してややタフな馬場になりそうな予感がします。天気予報によれば土曜日はそれほどの雨でもないような感じですが、日曜は前日から終日雨が降りそう。となれば渋った馬場で浮上するタイプを探しておきたいところです。

休養明けも本来なら有力な人気の一頭となるラーグルフには雨は歓迎出来ないような感じがします。
一方で馬場が渋れば渋るほど歓迎出来そうなのは、去年に不良馬場の新潟大賞典を勝利したカラテとか、重馬場で六社Sを勝利した実績があるチャックネイト、馬場関係なく中長距離の重賞では一定の走りを見せるボッケリーニといったメンツが気になってきます。あ、あと、2021年に泥んこ馬場となった新潟2000mの福島民報杯で二着以下を1.8秒差の大差勝ちという大楽勝を見せたマイネルウィルトスも渋った馬場で警戒したい一頭です。

総合的に考えるとチャックネイトが気になる一頭になりそうです。
前走が昇級初戦で重賞初挑戦となったアルゼンチン共和国杯、ここでゼッフィーロに0.2秒差だったものの二着だったマイネルウィルトスとはクビ差で目黒記念を勝利した実績馬ヒートオンビートと同着となる三着と好走しました。
負かした馬の中にはハーツイストワールやアフリカンゴールド、プリュムドール、テーオーロイヤルといった中長距離の重賞では常連となっているメンツが名を連ねており、昇級初戦としては上々の結果を収めたように思えます。
ただ、実績が左回りの中長距離に集中しているのはちょっと気掛かり、中山コースは三戦して勝ち鞍はなく二着一回三着二回と勝ち切れていない成績、連下としては手堅いものの勝ち切るかどうか。

そうなると実績馬のほうに目が向きます。重賞三勝の実績があるボッケリーニは八歳ながらまだまだ元気。
去年の秋競馬でも京都大賞典クビ差惜敗の二着、続くチャレンジCもハナ差で差し切れず二着と重賞二戦連続二着、しかもいずれも同タイムで僅差の惜敗というところに次はあっさり勝利があっても良さそうな雰囲気が漂ういっとうです。人気するだろうけど。
ただチャックネイト同様にボッケリーニは元々シルバーコレクターな一面があるゆえか、中山コースにも日経賞二年連続二着(しかも二年ともタイトルホルダー勝利)の実績はあるし、一昨年のAJCC三着好走もありますが勝ち切っていない、今年の有力馬のメンツはどの馬も似たようなタイプなので選ぶのが難しそうです。

マイネルウィルトスも気になる一頭、前述のチャックネイトのアルゼンチン共和国杯では二着と先着していますし、渋った馬場への対応も2021年福島民報杯の圧勝で馬場が悪化すればするほど期待値が上がってくるという。
ボッケリーニ同様八歳馬ということで上積みは難しくてもメンバー的には好勝負必至と言えそうです。

そうなると、人気馬だけで手堅くとなるのか?ということで、気になる穴馬も。
やっぱ人馬共に気になるのはカラテでしょうか。

不良馬場の新潟大賞典を勝利し、新潟2000m重賞は前年の新潟記念に続いて二勝目、新潟巧者という一面もあるものの、2022年には稍重の中山マイル戦ニューイヤーSを勝利していたり、その二走後の中山記念でパンサラッサに二馬身半差は付いたものの上がり最速で二着に滑り込んでいます。重馬場になった場合には、穴としては一番面白いんじゃないかと。

あ、あとショウナンバシットも重馬場は得意ですね。三歳時の1勝クラス勝利は中京2200mの重馬場、続くすみれSは良馬場だったけど2200mで0.1秒差二着と距離の適性を見せていますし、続く若葉Sでは稍重馬場のなかを二着馬とハナ差競り合って勝利しています。このとき一馬身以上離したのがダービー三着馬ハーツコンチェルト、なかなか悪くない成績です。皐月賞も重馬場の中をソールオリエンスに0.7秒差五着掲示板と12番人気の低評価からは健闘といえそうな成績、成長があれば。

ただ、稍重くらいで馬場が持つようならモリアーナやクロミナンスあたりの方が良さそうな感じもしてきます。やっぱり当日の天気は重要な気がする今年のAJCCです。

東海S

今年もフルゲート16頭がひしめき合う難しいレース。中京ダート1800mというやや癖のあるコースなので中京ダート1800mの実績がある馬を優先したいレースだけど、それだけで的中出来ないという難しさがあります。

今年一番気になっているのはヴィクティファルス、芝からダートへの転戦初戦でいきなり結果を残した芝の重賞馬、ダートへの適性も初戦から見せてくれましたし、内寄りの3枠3番から勝ち切ったというのもかなりインパクトがありました。あと一年振りの池添JKとのコンビ復活でいきなり勝利というのもなんか感じるものがありましたね。
実際には未知数なところが多いのでまだなんとも言えないのですが、裏を返せばオッズはそれだけ期待できそうということにもなります。ここを勝利して新たな活路を見出して、もう一度活躍が観たいです。

あとはチャンピオンズCかみやこSからの出走となる馬、今年はチャンピオンズCからの出走馬はいないのでみやこSからの出走となるウィリアムバローズにゲンパチルシファー、タイセイドレフォンが気になるところ。
前走三着と好走したウィリアムバローズは中京ダート戦は初コース、一方で中京ダート1800mは三戦して一勝二着一回とコース実績自体はあるタイセイドレフォン、ただしタイセイドレフォンは前走四番人気と人気しながら12着と大敗、この辺りは取捨を考える際にやや難しくなりそうです。
あと去年の東海S五着のスマッシングハーツが鞍上武豊JKで出走と気になるし、古馬との初対戦を三馬身半差で圧勝したオメガギネスは明け四歳で次を見据えての出走、この辺も気になるメンツです。人気サイドですけど。