同じ逃げ馬ということでベリーヴィーナスとアリスヴェリテで迷って切ったほうのアリスヴェリテが鮮やかな逃げ切り勝ち、完全に取捨を間違った感じのレースでした。
予想の結果:
7着:△14番:エリカヴィータ
…
9着:◎3番:ピンハイ
…
14着:▲1番:ベリーヴィーナス
15着:○12番:タガノパッション
馬券の結果:
的中した買い目には「=アタリ!」
外れた買い目には「=ハズレ」
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単勝:3番:ピンハイ=ハズレ
複勝:14番:エリカヴィータ=ハズレ
馬連:3-12、1-3、1-12=ハズレ
馬単:3-12、3-1=ハズレ
ワイド:3-14、12-14、1-14=ハズレ
三連複:ボックス:1、3、12、14=ハズレ
三連単:3-12-1、3-12-14=ハズレ
振り返って
晴天の京都競馬場、芝もダートも良馬場発表でハンデ重賞マーメイドSのスタートが迫ってきます。
ファンファーレからゲートインが進んでいきます。ミッキーゴージャスがゲートを嫌った以外には特に問題のある馬もなく、各馬すんなりとゲートに収まって行きました。レースがスタート。
好スタートからベリーヴィーナス、外からアリスヴェリテが併せて二頭で一コーナーへ、アリスヴェリテが譲らずベリーヴィーナスを制して先頭を奪いました。大逃げの構え。
二番手ベリーヴィーナスが続いていますがアリスヴェリテとの差が広がって行きます。三番手にはミッキーゴージャス、さらにインザオベーション、タガノパッションが外で先行集団を形成。アリスヴェリテが大逃げでレースを引っ張って行きます。
各馬三コーナーから四コーナーに差し掛かります。
先頭はアリスヴェリテ、二番手ベリーヴィーナス以下を引き離した大逃げ、ベリーヴィーナスも三番手以下を何馬身かは離しています。
四コーナーでもまだ差は詰まらない。
最後の直線へ
先頭はアリスヴェリテ、まだリードがある、二番手にはエーデルブルーメ、しかしアリスヴェリテの取ったリードはまったく後続を寄せ付けない状況、これはマズい。
ゴール前でようやく差が詰まってきたもののアリスヴェリテのリードは盤石でした。エーデルブルーメやホールネスとファユエンが最後に差を詰めてきたものの、アリスヴェリテの影を踏むこともできず、アリスヴェリテの逃げ切りが成功した瞬間がゴール板で迎えることになりました。
アリスヴェリテの勝利、このアリスヴェリテの重賞初制覇は鞍上の永島JKの重賞初制覇でもありました。見事な逃げ切り勝利で斤量50キロの恵量も十分効いた格好に思えました。迷って切ったのが失敗です。
最後の直線ではピンハイもこの馬なりには伸びを見せていましたが、内から伸びるピンハイは外差し勢の勢いほどの末脚はなく最後は馬群に沈んでしまいました。アリスヴェリテの逃げに視線を奪われていたこともありピンハイ以外の他馬は直線では完全に見失っていましたし、最後に押し寄せてきた外差し勢もエーデルブルーメやホールネス、ファユエンといった予想馬以外の馬だったこともあり、なんかこう、直線に入ってから盛り上がりもなく終わってしまった感があります。残念。