SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

2024年上半期の成績を振り返る

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夏競馬開幕、とはいえスタートダッシュは失敗しているのですが、6月30日の開催終了時点で上半期の成績を振り返ってみます。

成績:的中率

まずは的中率から。そんなに的中率自体は目を見張る数字でなく、例年より低い水準に留まっています。

予想したレース数は165レース、そのうち63レースを的中できています。予想するレース数が増えている分だけ数字は低下している感じです。

的中率は38.2%でした。前回の40.2%から低下しています。

式別に的中率を見てみましょう。

単 勝   20.6%(前回23.2%)
複 勝   10.9%(前回11.0%)
馬 連   18.8%(前回23.2%)
枠 連    0.0%(前回 0.0%)
馬 単    9.7%(前回13.4%)
ワイド   13.3%(前回 8.5%)
三連複    8.5%(前回11.0%)
三連単    1.8%(前回 3.7%)

前回と比べると全体の数字はやや低下傾向、ただワイドは1Rにつき2点的中できているレースがいくつかあるため数字が良化しています。
単勝と複勝の的中率がやや低下していますが、概ね例年の水準に近い数字となっています。
馬連は数字こそ低下しているものの、10%切ることも多い年があることを考えると、18.8%で踏みとどまっているというのは今年は好調の部類に入るのかもと考えてしまいます。

また、例年的中が難しい三連複や三連単も数字は低下しているものの的中ができているという点では、去年よりは良好と言えそうです。
三連複や三連単の的中については、これ以降の回収率に大きく関係してきてますので後述です。

成績:回収率

的中率に続いて回収率を確認してみます。

総合回収率は100.7%でした。いい感じ。2023年42.6%だったことを考えると上々の数字と言えそうです。
昨年は的中できても堅い決着が多かったので今年は第一四半期で好調だったのを何とか維持できた感じがします。とはいえ数字自体は3月時点から低下していますが。

式別では、

単 勝    92.2%(前回107.3%)
複 勝    61.2%(前回 79.0%)
馬 連    67.9%(前回 91.2%)
枠 連     0.0%(前回  0.0%)
馬 単    67.8%(前回108.1%)
ワイド    92.9%(前回118.1%)
三連複   126.4%(前回121.4%)
三連単   170.9%(前回344.9%)

全体的に前回から減少傾向にはあります。とはいえ2023年と比べると意外な数字の差が見えました。
単勝は100%超えだったのが割り込んで9割台に突入、単勝は昨年の93.4%より数字が落ちている感じです。
複勝は数字が悪化していますが、去年の上半期と比較すると良化傾向にあるといえます。穴狙いの複勝が良好なのがワイドや三連複の数字にも繋がってきますので回収率を押し上げている要因だと見ています。
ただ馬単と馬連の数字は手以下の幅が大きく、昨年の水準(馬連78.9%・馬単72.0%)よりも数字は芳しくないことが分かりました。
これは恐らく単勝の数字の低下と連動しているような感じがします。馬単は単勝が的中できていないと的中にならない予想のやり方をしています。単勝の数字の悪化の影響を受けやすいと言えそうです。
ただ、ワイド以下三連複や三連単に至っては好調子が継続できていると言えそうです。前回から数字は落としているもののワイド92.9%は昨年の35.4%と比較しても良好、三連単に至っては昨年は的中がなかったことから今年の数字なら万々歳です。

三連複だけ前回から数字を伸ばしているのが嬉しい材料です。第二四半期がやや不振だったなかで、三連複で回収率を伸ばせているのは全体的に低下している数字の中でも光って見えます。

月別の成績を出してみる

1月~6月までの月毎で成績を出してみました。(小数点以下四捨五入)ただし数字はざっくりです。

1月:的中率37%、回収率82%
2月:的中率42%、回収率242%
3月:的中率45%、回収率87%
4月:的中率38%、回収率33%
5月:的中率37%、回収率49%
6月:的中率37%、回収率122%

毎年恒例となりつつある、二月の好調は今年も健在でした。回収率が突出した数字になっています。ただ、これ、京都記念の大当たりだけじゃないかということで、後述の重賞だけに限る数字を見るとそれが顕著に表れてきます。

ただ、これに加えて6月の回収率が高いのは気になるところ。これは準オープンクラスで三連複の大きいのが的中できたことと、穴目のワイドが何回か的中できたことで回収率の向上に繋がったようです。

総じて穴馬券を上手く仕留めることができた月の回収率向上が成績に繋がってきているということが分かりました。

ただ、地味なことで見落としがちですが、1月と3月の回収率80%台というのも見逃せないポイントです。
ここでは大きく的中こそ2月や6月に比べて少ないものの、堅実に的中が出せたことで数字の底上げに繋がっています。そう考えるとGIシーズンとなる4月5月が毎年数字が振るわないのは例年同様の課題と言えそうです。

これを重賞だけに限ると、

1月:的中率18%、回収率20%
2月:的中率45%、回収率410%
3月:的中率31%、回収率51%
4月:的中率31%、回収率29%
5月:的中率36%、回収率67%
6月:的中率33%、回収率32%

前述の通り、重賞だけに限ると二月の回収率の数字だけが目立つ、という傾向が全体よりも顕著に表れてきます。
重賞においてはやっぱ京都記念の大当たりだけかなぁと思っていたのですが、全体の回収率より重賞の回収率が高い5月も気になったのでちょっと調べてみたら、目黒記念の的中が数字の向上に貢献したようです。

1月と3月の80%台あった回収率は重賞に限るとかなり数字が悪いことが分かります。
しかし、全体で回収率が悪かった5月の回収率は重賞に限ると6月だけでなく1月や3月よりも良好なことに気づきました。目黒記念の的中だけでこんなにかわるものかと思いましたが、調べてみると目黒記念のしかトリガミしていない的中レースがないので、やっぱり穴目で的中できるって重要だなと実感しました。

夏競馬で数字の改善を

夏競馬は例年数字を上向きにしてくれる傾向があるので、何とか数字の良化に取り組んでいきたいところです。

ただ、夏競馬のスタートとなった6月最終週、開幕週の初日と思って土曜に開幕週を意識した予想をしたら裏目に出てハズし、日曜は土曜日の傾向を踏まえてちょっと捻った予想にしたら、開幕週のお手本のようなレース内容が続いて、裏目裏目とでてしまったところが残念。夏競馬の開幕スタートは微妙なスタートになってしまいました。

今年は成績自体は悪くないので、このまま堅実に的中率と回収率の数字を維持していきたいです。