SpecialなWeekを目指す競馬日記

自分の買い目を考えて記録し後で検証するという目的のブログです。※馬券の購入は自己責任です。予想はそれほど悪くないが馬券に落とし込むところが課題です。

予想2018:阪神11R-阪神JF

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今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、正直言って魅力的な穴馬がたくさん、でも本命サイドも強そうに見える、今年はどうにも取捨に悩むレースになりました。

予想:

◎13番:ダノンファンタジー
○4番:シェーングランツ
▲16番:グレイシア
△5番:メイショウショウブ
×1番:ベルスール(複勝一点)

馬券は:

単勝:13番:ダノンファンタジー
複勝:1番:ベルスール
馬連:4-13、13-16、4-16
馬単:13-4
ワイド:5-16、13-16、4-16、5-13、4-5
三連複:ボックス
    4、5、13、16
三連単:13-4-16、13-4-5、13-16-5

考えたこと:

去年は本命予想的中も連下で読み違い、
去年の予想:予想2017:阪神11R-阪神JF - SpecialなWeekを目指す競馬日記
去年の結果:振り返り2017:阪神11R-阪神JF - SpecialなWeekを目指す競馬日記

去年は連下の二着三着には同じ新馬⇒500万下二連勝の臨戦過程だった二頭が入線してきましたが、今年はどうでしょう。

今年は考えれば考えるほど、あれもこれもとおさえたい穴馬が多数いて切るのが難しい出走メンバーになりました。迷うなぁ。

人気馬から考えてみましょう。
前日オッズではクロノジェネシスとダノンファンタジーが並んで一番人気、続く三番人気がシェーングランツとなっています。
無敗のクロノジェネシスは半姉にノームコアを持つ良血馬、ノームコアの活躍を考えると血統的には大物感が漂います。二戦二勝と無敗で牡馬相手のアイビーSを圧勝したのもポイント高いですよね。
一方のダノンファンタジー、シェーングランツもそうですが新馬戦で負けたもののその後未勝利戦から重賞を二連勝中の二頭、前哨戦というべきファンタジーSやアルテミスSを勝利した馬が好勝負するってのはよくあるパターンですし、二年前のソウルスターリングはアイビーSを快勝後の阪神JF勝利、どの馬も勝負気配で切りきれない予想。
さらに、その三頭に続く人気のビーチサンバ、二戦ともにスタートが悪いなかで直線で巻き返すなかなかの内容、兄弟のフサイチリシャールも朝日杯の勝ち馬ですし、仕上がり早そうなタイプに見えます。好走しそう。
で、そのビーチサンバに続く人気なのが名牝ウォッカの娘タニノミッションです。一戦一勝でのここ挑戦ですが、良血の一戦一勝は侮れないというのはブエナビスタファンなら誰でも知っています。いや正確にはその妹のジョワドヴィーヴルのファンなら、ですね。うーん、この馬も何とも気になります。

で、5番人気までの馬、どの馬も気になるところですが、さらにそれ以下の人気薄となる馬たちにも気になる馬が何頭か。

穴馬気になるその1:メイショウショウブ
やっぱこの馬、連下でなら一番気になる存在。メンバーを見渡しても勝ち切れないのは間違いないのですが、前走のデイリー杯でアドマイヤマーズに0.1秒差という差のない競馬をした二着が何とも不気味に見えます。そして人気がない(単勝7番人気の低評価)という点、一勝馬なのでこれくらいの人気なのは妥当(過剰?)でしょうけど、前走デイリー杯だけを見ると連下の穴としてとても魅力。

穴馬気になるその2:ベルスール
ファンタジーSでダノンファンタジーの二着、タイム差は0.3秒差と一馬身以上離されての二着入線ですが、二着以下ジュランビル、ラブミーファイン、レッドベレーザまではクビ差の大接戦でした。最内枠という点がベルスールによく働いたような感じがします。で、今回も1枠1番の最内枠に入ったベルスール、この馬も勝ち切らないだろうけど連下で穴狙いが面白そうな単勝9番人気の低評価。

穴馬気になるその3:グレイシア
前走のアルテミスSでは番手で競馬するも直線では手応えが怪しく、アスター賞で見せた豪脚を使うことなく着外に敗退となりました。
田辺JKがベルスールじゃなくてグレイシアの騎乗を選んでいることを見ても、こっちの方に期待を寄せていることが分かります。個人的にはアスター賞で見せた溜める競馬のほうがイイようなイメージがありますけど、アルテミスSの大敗を踏まえてどういう乗り方になるか興味深いところです。前日オッズで単勝8番人気とこちらも低評価、これも乗り方一つで連下ならあってもよさそうなものです。それほどアスター賞は強い勝ち方でした。

穴馬気になるその4:ローゼンクリーガー
この馬は…、なんとなく、です。なんとなく、気になるのです。
データから考えると好走する要素はなさそうに見えますが、この四戦の走りと雰囲気がなんとなく気になる。

…とこのように、気になる馬が多数おりまして、非常に迷う今年の阪神JF。

本命はダノンファンタジーにしました。
やっぱ、前走が圧巻の競馬でしたし、完成度も一番高いように思います。新馬戦を負けはしましたが、その新馬戦で負けたのはグランアレグリアです。そのグランアレグリアは牝馬の身ながら次週の朝日杯FSに挑戦することになっており、今週は出走しません。で、グランアレグリアが出走しないココだと、やっぱり今のところは一番馬はこのダノンファンタジーということになるかな、と考えました。

例年一頭は絡んでくるアルテミスSをステップとした臨戦過程の馬たち、やっぱ勝ち馬のシェーングランツは中心視しておかないとなぁ、ということで、対抗はシェーングランツ。
二年連続でアルテミスSの勝ち馬が連対している現状では、今年もアルテミスSの勝ち馬が連対してくるのは間違いないんじゃないかなあと。

思い切ってクロノジェネシスを予想に入れないことに一抹の不安を感じつつ、連下には穴馬を選抜しました。

単穴にはグレイシア
一発あってもよさそうなグレイシア、前走はいささか負けすぎの感がありますが、個人的には田辺JKの乗り方一つでガラッと馬が変わりそうな気がします。前走の一番人気がウソのような人気薄ですが連下なら十分ありそう。

おさえにはメイショウショウブ
個人的に思っていることなのですが、デイリー杯2歳Sって2歳戦では数少ないGⅡであるが故にレベルの高いメンバーが集まる傾向にあるとみています。例年なかなかの出走馬が上位に入線しています。サングレーザーとかケイアイノーテックとか現在古馬で大活躍しています。
今年はメイショウショウブが唯一デイリー杯2歳Sからのステップで阪神JFに出走してきています。一勝馬とはいえ前走で牡馬(しかも朝日杯の有力馬アドマイヤマーズ)と互角に争ったレース内容から考えれば、このメンバーでも三着ならありそうな気がします。

あとはベルスールを複勝で一点だけおさえておこう。
二戦一勝二着一回、ベルスールですが、ヴィゼットジョリーの半妹という血統を考えると仕上がりは早そうな早熟傾向を感じています。父がローエングリンからスウェプトオーヴァーボードに代わって特徴は変わってくるのは当然ありますが、新馬戦の完勝を見る限りでは早熟傾向は感じます。
ファンタジーSの好走をそのまま受け取ると、この馬ダノンファンタジーに次ぐ一頭と考えても不思議じゃない、で、複勝一点おさえてみようと思いました。

と、選んでみましたが、正直あまり自信はありません。

まずダノンファンタジーと一番人気を競っているクロノジェネシスを切ってしまいましたが、最近は平穏決着が目立つ阪神JFで一番人気の一頭を切るのはどうなの?って言われると、なんか間違っているような気がします。
近年良績のアルテミスSで二着と好走したビーチサンバ、新馬戦で阪神芝1600mの圧勝という実績を無視して切っていいの?ってのは確かに思います。アルテミスSからの一頭ってのは間違いないんですがアルテミスS組が二頭絡むのって三年前と四年前の二世代だけなんですよね…。そこで迷うところ。

ただ、阪神ジュベナイルフィリーズは割と差し・追い込みの決着も多くあるので、人気馬三頭で中心視するならダノンファンタジーとシェーングランツなのかなぁと考えました。これが吉と出るか凶と出るか。